The Browning、新曲「Obsolete.Delete.Repeat.」公開! エレクトロニックにデスコアとメタルコアを交差させる最新シングル

アメリカのエレクトロニック/メタル・バンド The Browningが、ニューシングル「Obsolete.Delete.Repeat.」を公開した。バンドが長年展開してきたインダストリアル、EDM、メタルコア、デスコアの要素を組み合わせた最新曲で、9月から始まる北米ツアーを前にリリースされた。

「Obsolete.Delete.Repeat.」では、機械的なビートとシンセサイザー、重低音のギターリフ、激しいハーシュボーカルを組み合わせ、The Browningらしいサイバー/インダストリアル色の強いサウンドを展開している。タイトルが示すように、反復や消去、時代遅れになっていく感覚を想起させる無機質な世界観も楽曲の印象を強めている。

The BrowningはJonny McBeeを中心に活動し、エクストリーム・メタルとクラブミュージックを融合するスタイルを継続してきた。近年もシンセサイザーや電子的なビートを前面に押し出しながら、ブレイクダウンや低くチューニングされたギターを組み合わせたサウンドを展開している。

新曲公開後、The Browningは北米ツアーへ参加する。ツアーにはFallujah、Vulvodynia、Humanity’s Last Breathらが出演し、9月から10月にかけてアメリカとカナダ各地を巡る予定となっている。

The Browningはこれまで『Burn This World』『Hypernova』『Isolation』『Geist』『End Of Existence』などのアルバムを発表。メタルとエレクトロニック・ミュージックの融合を一貫して追求し、独自のサウンドを築いてきた。

Official Website

https://www.thebrowningofficial.com/

スウェーデンのメタルコア・バンド Imminence、新曲「If Not Now, When?」MV公開 90年代グランジ/シューゲイズの空気感を取り入れた10月発売の新作『Axis Mundi』収録曲

Photography by @szulcworks

スウェーデンのメタルコア・バンド Imminenceが、ニューシングル「If Not Now, When?」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は10月2日にSumerian Recordsからリリースされるニューアルバム『Axis Mundi』の6曲目に収録される。

「If Not Now, When?」は、Imminenceが新作で取り入れた新たな音楽的要素を象徴する楽曲のひとつ。Sumerian Recordsは、耳に残るギターリフにシューゲイズを思わせる質感があり、90年代グランジから影響を受けた雰囲気も備えていると紹介している。バンド自身も、過去の「Infectious」のように制作段階から特別な手応えを感じた楽曲であり、すぐにお気に入りのImminence楽曲のひとつになったという。

ミュージックビデオは、これまで「The Sword That Never Bends」「False Light」の映像を手掛けてきたPavel Trebukhinが再び監督を担当。新作に合わせて展開されている中世を舞台とした物語を継続する内容となっており、単独のミュージックビデオではなく、『Axis Mundi』全体の物語世界を構成する一章として制作されている。

『Axis Mundi』はImminenceにとってSumerian Records移籍後初のフルアルバム。バンドは6月に同レーベルとの契約を発表し、「The Sword That Never Bends」を公開。その後「False Light」を発表すると同時に、全11曲入りのニューアルバム『Axis Mundi』を正式にアナウンスした。

新作では、Imminenceがこれまで築いてきたストリングスを取り入れたシネマティックなメタルコアを軸にしながら、楽曲ごとに異なる新たなアプローチを導入。「Crestfallen」ではEddie Bergのクリーンボーカルとストリングスを中心にした幻想的なサウンド、「False Light」ではアルバムでも特に激しいアレンジを展開し、「If Not Now, When?」ではさらに異なる方向へ踏み込んでいる。

アルバム発売後の11月からは、Dying WishとGaereaを迎えた北米ヘッドラインツアーを開催。ウースター、ニューヨーク、フィラデルフィア、アトランタ、ロサンゼルス、トロント、モントリオールなどを巡る。続いて2027年1月から2月にはAugust Burns Red、House Of Protectionとともにヨーロッパ/UKヘッドラインツアーを行う予定となっている。

『Axis Mundi』収録曲

1. Twisting In The Wind
2. The Sword That Never Bends
3. Devil May Try
4. Crestfallen
5. False Light
6. If Not Now, When?
7. Didn’t Think About You (Lately)
8. Leviathan
9. Shed Your Skin
10. Power Divine
11. Exodus

『Axis Mundi』
2026年10月2日リリース
Sumerian Records

Pre-order/Pre-save

https://sumerian.lnk.to/axismundi

Official

https://sumerianrecords.com/collections/imminence

チェコのスケート/ポップパンク・バンド”Rabies”、11月に2度目の来日ツアー開催!国内盤『High on Sugar』を携え全5公演

チェコ共和国のスケートパンク/ポップパンク・バンド、Rabies (レイビーズ) の来日が決定。2026年11月10日から15日にかけて全5公演のジャパンツアーを開催する。

Rabiesにとって今回が2度目の来日。11月10日の新宿ANTIKNOCKを皮切りに、Yogibo META VALLEY、名古屋・新栄Barney’s、甲府BODEGA EASTを巡り、11月15日の下北沢BAYDでツアーファイナルを迎える。

ツアースケジュール

11月10日 (火曜日) : 新宿ANTIKNOCK
11月12日 (木曜日) : Yogibo META VALLEY
11月13日 (金曜日) : 名古屋・新栄Barney’s
11月14日 (土曜日) : 甲府BODEGA EAST
11月15日 (日曜日) : 下北沢BAYD

2009年に結成されたRabiesは、90年代のスケートパンク/ポップパンク・シーンから強い影響を受けてきたバンド。No Use for a Name、Rancid、NOFX、Useless ID、Descendents、Millencolin、Pennywise、Good Riddance、Strung Out、The Bouncing Soulsなどをルーツに持ち、キャッチーなメロディと疾走感のあるパンクロックを鳴らしている。

これまでBilly Talent、Lagwagon、The Bouncing Souls、Ignite、Dog Eat Dog、Evergreen Terrace、Muteらとステージを共にしたほか、中央ヨーロッパを代表するパンク/スカ系フェスMIGHTY SOUNDSに5度出演。スロベニアのPunk Rock Holidayにも出演するなど、ヨーロッパのパンクシーンを中心に活動を続けてきた。

日本では2019年3月に初のジャパンツアーを開催。今回のツアーは、それ以来となる2度目の来日となる。

国内盤の購入はこちら : https://skateburner.cart.fc2.com/ca10/261/p-r-s/

さらに今回の来日を前に、Rabiesの2025年作『High on Sugar』はSkate Burner Musicから国内盤がリリースされている。

Skate Burner Musicの国内盤リリース第2弾、カタログナンバーSBCD02として発売された本作は、Rabiesが2025年にアメリカ・ニューヨークのレーベルPunk Rock RadarからVinylのみでリリースした12曲入りアルバムを、全世界で初めてCD化したもの。

過去2作品ではUseless ID meets MxPxとも言えるポップパンク・サウンドを展開してきた彼らだが、『High on Sugar』でもUseless IDをルーツにしながら、blink-182やMxPxなどからの影響を感じさせる、メロディックかつハイクオリティなポップパンク/スケートパンクを聴かせている。

『High on Sugar』は2025年5月16日に12インチVinylでリリースされ、Punk Rock Radarでは10点満点の評価を獲得。同媒体の「Album of the Year 2025」にも選出された。

国内盤として日本でも手に取ることができるようになった最新アルバムを携え、7年ぶりに日本へ戻ってくるRabies。90年代から続くスケートパンク/ポップパンクの系譜を受け継ぐ彼らのサウンドを、各地のライブハウスで体感できる貴重なツアーとなりそうだ。

【Rabies Japan Tour 2026】

11月10日(火)新宿ANTIKNOCK

11月12日(木)Yogibo META VALLEY

11月13日(金)名古屋・新栄Barney’s

11月14日(土)甲府BODEGA EAST

11月15日(日)下北沢BAYD

*各地チケット情報は随時公開予定。

Amon Amarth、ニューシングル「Eight Legs Of Thunder」公開 北欧神話とモダン・ウェスタンを融合したシネマティックMVも

Photo. :Sylwia Makris & Christian Martin Weiss

スウェーデンのメロディック・デスメタル・バンド Amon Amarthが、ニューシングル「Eight Legs Of Thunder」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は10月2日にMetal Blade Recordsからリリースされるニューアルバム『The Allfather Awakens』からの第3弾先行シングルとなる。

「Eight Legs Of Thunder」はアルバムの2曲目に収録される楽曲で、オーディンが乗る八本脚の馬を題材にしている。『The Allfather Awakens』では、Amon Amarthが長年取り上げてきた北欧神話を再び大きな軸に据え、オーディンを中心に、歴史から着想を得た戦いや犠牲の物語を描く。コンセプトアルバムではないものの、全10曲を通して共通する神話的な世界観が展開される。

ミュージックビデオはDariusz Szermanowiczが監督を担当。Szermanowiczによると、今回の映像では従来型のメタル・ミュージックビデオから再び距離を置き、現代的な西部劇の荒々しく埃っぽい空気感と、オーディンの八本脚の馬をめぐる暗く壮大な神話を融合させたという。

映像では、カウボーイ映画を思わせる緊張感やアクションに北欧神話の要素を重ね、ダークユーモアも加えられている。Szermanowiczは、単に一本のミュージックビデオを作るのではなく、映画的なスケールを持つ作品として仕上げることを目指したと説明している。

『The Allfather Awakens』からはこれまでに、オープニング曲「Gjallarhorn」が公開されているほか、アルバム発表前にはAmon Amarth初の本格的なアコースティック曲「Upphaf」もリリースされた。「Upphaf」では現代的なメロディック・デスメタルの激しさを取り払い、長屋の炉端で語り継がれる北欧叙事詩を思わせるミニマルなアレンジを取り入れている。

『The Allfather Awakens』には全10曲を収録。「Gjallarhorn」「Eight Legs Of Thunder」「Kvasir’s Blood」「We Rule the Waves」「Upphaf」「Die With a War Cry」「Raven God」「The Allfather Awakes」「Oden’s Hunt」「Ascending Like an Eagle」が収められる。

アルバム発売後には、同じスウェーデン出身のOrbit Culture、SoilworkとともにUK/ヨーロッパツアーを開催する。10月9日のマンチェスター公演からスタートし、ロンドン、パリ、フランクフルト、ヨーテボリ、ストックホルム、ヘルシンキ、ベルリン、ミラノ、バルセロナ、マドリードなどを巡り、11月15日のリスボン公演まで日程が組まれている。

『The Allfather Awakens』収録曲

1. Gjallarhorn
2. Eight Legs Of Thunder
3. Kvasir’s Blood
4. We Rule the Waves
5. Upphaf
6. Die With a War Cry
7. Raven God
8. The Allfather Awakes
9. Oden’s Hunt
10. Ascending Like an Eagle

『The Allfather Awakens』
2026年10月2日リリース
Metal Blade Records

Pre-order/Pre-save

THE ALLFATHER AWAKENS

Official Website

THE ALLFATHER AWAKENS

Beartooth、6thアルバム『Pure Ecstasy』リリース Jordan Fishらと作り上げた“最もコラボレーティブな作品”

Photo: Ashley Osborn

アメリカ・オハイオ州コロンバスのBeartoothが、6thスタジオアルバム『Pure Ecstasy』を8月28日にFearless Recordsからリリースした。全11曲を収録し、同レーベル移籍後初のフルアルバムとなる。あわせて、収録曲「Beautiful Again」のオフィシャル・ミュージックビデオも公開された。

『Pure Ecstasy』は、Caleb Shomoが中心となって作詞、レコーディング、プロデュースを手掛けながら、これまでのBeartooth作品以上にコラボレーションを取り入れて制作された。Bring Me The Horizon、Halsey、Good Charlotteなどとの仕事でも知られるJordan Fishが複数の楽曲制作に参加し、バンドのヘヴィネスと大きなフックをさらに広げている。

タイトル曲「Pure Ecstasy」は、PeripheryのMisha Mansoorとスタジオに入ったことから生まれた楽曲。Shomoは、大音量のスピーカーを鳴らしながら極端にヘヴィなチャグを作ったことが出発点だったと振り返っており、その後Jordan Fishとともに楽曲を発展させたことで、アルバムのオープニング曲に決まったという。

アルバム発売と同時にミュージックビデオが公開された「Beautiful Again」は、Jordan Fishとのセッションで「Free」に続いて制作された楽曲。Shomoは、Fishから自分が実際に経験していることや感じていることをそのまま歌詞にするよう強く促されたと説明している。

その結果、「Beautiful Again」ではアルバム制作当時の自身の精神状態にあった二面性を表現。Shomoはそれを「純粋な喜びと純粋な絶望、その間には何もない」と表現しており、『Pure Ecstasy』全体を貫く感情的な振れ幅を象徴する一曲となった。

「Eyes Closed」もJordan Fishとゼロから共同制作された楽曲で、Shomoは演奏していて楽しいリフが多数盛り込まれているとコメント。デモの段階から特別な楽曲になる手応えがあったという。

一方、「Free」はShomoにとって新たな人生と音楽の章を始める楽曲として位置付けられている。恐怖と喜びという正反対の感情を同じ一日の中で経験する人間の複雑さを描き、自身の内面をこれまでで最も正直に表現した楽曲だと語っている。

『Pure Ecstasy』では、これまでのBeartooth作品が生き延びることや苦痛を乗り越えることを大きなテーマとしてきたのに対し、その先に何があるのかへ焦点を移した。自己受容、自覚、自分自身の壊れた部分と正面から向き合うこと、そして他者を受け入れることが作品全体の重要なテーマとなっている。

制作体制にも大きな変化があった。これまでスタジオでほぼすべての楽器をShomo自身が演奏してきたBeartoothだが、今回はライブメンバーもこれまで以上に制作へ参加。ドラマー Connor Denisは全曲でドラムを演奏し、多くの楽曲をNRG Recording Studiosでフルテイクに近い形で録音した。

ベーシスト Oshie Bichar、ギタリスト Zach HustonとWill Deelyも制作に深く関与。さらにIssues、Twenty One Pilots、Bilmuriなどとの仕事で知られるSkyler Accordも初期のソングライティングに参加し、「For Me By Me」などの楽曲形成に貢献した。

Shomoは、Jordan Fishとともに自分の内面を深く掘り下げながら制作した経験について「人生でやったことの中で最も怖かった」と振り返っている。一方で、楽曲を後から聴き返すたびに、自分を隠さず最後まで表現して良かったと感じたという。

Beartoothは2013年にShomoがオハイオ州の自宅地下室で始めたプロジェクトとしてスタート。これまで『Sick』『Disgusting』『Aggressive』『Disease』『Below』『The Surface』と作品を重ねてきた。新作タイトル『Pure Ecstasy』は、苦痛や自己破壊を扱ってきた過去の作品を経て、より開かれた場所へ向かう現在のバンドを象徴するものとなっている。

アルバム発売後は大規模な「Pure Ecstasy World Tour」を開催。9月17日のフランクフルト公演からヨーロッパ/UKツアーをスタートし、SilversteinとKingdom Of Giantsが参加する。11月11日のボストン公演から始まる北米ツアーにはDon Broco、Magnolia Park、Windwakerが全日程で同行し、12月18日のロサンゼルス公演まで各地を巡る。

『Pure Ecstasy』収録曲

1. Pure Ecstasy
2. Eyes Closed
3. Bullshit
4. Beautiful Again
5. Stadiums
6. Free
7. Sorry
8. Lose You To Find Me
9. You
10. For Me By Me
11. Made It

『Pure Ecstasy』
2026年8月28日リリース
Fearless Records
全11曲

Official Website

https://beartoothband.com/

We Came As Romans、HEAVENSGATE参加の「red smoke」新バージョン公開 未発表4曲+再構築6曲の特別作品を発表へ

アメリカ・ミシガン州のメタルコア・バンド We Came As Romansが、オーストラリアのメタルコア・バンド HEAVENSGATEを迎えた「red smoke」の新バージョンを公開した。同曲は、SharpTone Recordsから発表される特別作品『ALL IS BEAUTIFUL… BECAUSE WE’RE DOOMED: CIRCULARITY』から最初に公開された楽曲となる。

『ALL IS BEAUTIFUL… BECAUSE WE’RE DOOMED: CIRCULARITY』は、2025年にリリースされた7thアルバム『ALL IS BEAUTIFUL… BECAUSE WE’RE DOOMED』を拡張する作品。4曲の完全な新曲と、既発曲をゲストアーティストとともに再構築した6曲の計10曲で構成される予定となっている。

再構築曲にはHEAVENSGATEのほか、Headwreck、After The Burial、Currents、Bury Tomorrow、Dayseeker、Ladronesのメンバーが参加する。現時点では「red smoke」以外の各楽曲とゲストの組み合わせ、作品全体の発売日など詳細は発表されていない。

オリジナルの「red smoke」は『ALL IS BEAUTIFUL… BECAUSE WE’RE DOOMED』の3曲目に収録。今回のバージョンでは単純にゲストボーカルを追加するだけでなく、HEAVENSGATEの参加に合わせて楽曲そのものにも新たなアレンジが施されている。

『ALL IS BEAUTIFUL… BECAUSE WE’RE DOOMED』は2025年8月22日にSharpTone Recordsからリリースされた全12曲入りアルバム。「bad luck」「lake of fire」「culture wound」「where did you go?」「circling a dying sun」「because we’re doomed」などを収録し、バンドが自身の内面にある異なる側面や、人間が持つ善性と自己中心性の間での葛藤をテーマのひとつとして制作された。

We Came As Romansは『CIRCULARITY』発表後もライブ活動を継続し、10月から11月にかけてWage WarのアメリカツアーにVarials、Cane Hillとともに参加する。サンアントニオ、ヒューストン、ラスベガス、トロント、フィラデルフィア、ナッシュビル、オーランドなどを巡る日程が発表されている。

『ALL IS BEAUTIFUL… BECAUSE WE’RE DOOMED: CIRCULARITY』

4曲の新曲
6曲の再構築曲

参加アーティスト

HEAVENSGATE
Headwreck
After The Burial
Currents
Bury Tomorrow
Dayseeker
Ladrones

「red smoke feat. HEAVENSGATE」
2026年8月27日リリース

Official Website

https://www.wecameasromans.com/

Comeback Kid、新曲「Chosen Hell」リリース!11月発売、6年ぶりのニューアルバム『Chosen Hell』はSharpTone Recordsから

カナダ・ウィニペグ出身のハードコア・バンド Comeback Kidが、8thスタジオアルバム『Chosen Hell』を11月6日にSharpTone Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、アルバムのタイトル曲「Chosen Hell」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開している。

『Chosen Hell』は全11曲を収録し、Will Putneyがプロデュース、ミックス、マスタリングを担当。SpiritboxのCourtney LaPlanteが「Shedding Season」、IncendiaryのBrendan Garroneが「Yesterday’s Gone」にゲスト参加している。

表題曲「Chosen Hell」について、フロントマンのAndrew Neufeldは、道徳や倫理、善と悪、健康的か不健康かといった単純に見える選択をテーマにした楽曲だと説明している。人間は正しいと分かっていることを必ずしも選べるわけではなく、自分を後退させる状況に自ら留まり、結果的に自身の幸福へ影響を与えてしまうことがあるという。

Neufeldは、最終的な結果は自分たちがどのような選択をするかによって決まるという考えも示している。『Chosen Hell』というタイトル自体も、避けられるはずの苦しみを自ら選んでしまう人間の矛盾を示すものとなっている。

SharpTone Recordsは本作について、Comeback Kidがこれまでと同様に前へ進み続ける11曲のカナディアン・ハードコア作品と紹介している。2000年代初頭からメロディック・ハードコア/パンクの境界を押し広げてきたバンドが、現在のサウンドを新たな形で提示するアルバムとなる。

アルバム発売直後の11月7日からは、約3週間にわたる北米ツアーも開催される。Defeater、The Warriors、Dead Heat、Fear Of Loss、Slow Pulse、Barrio Slam、Time Heistらが日程ごとに参加し、オクラホマシティ、ダラス、ヒューストン、ロサンゼルス、ポートランド、デンバーなどを巡る予定となっている。

『Chosen Hell』収録曲

1. Target on My Back
2. Vindication
3. Shedding Season feat. Courtney LaPlante
4. Lost and Found
5. Underneath the Pressure
6. Chosen Hell
7. Yesterday’s Gone feat. Brendan Garrone
8. Tunnel Vision
9. Becoming
10. Heartland Elegy
11. Too Late

『Chosen Hell』
2026年11月6日リリース
SharpTone Records

Pre-order

https://sharptonerecords.co/

Official Website

https://www.comeback-kid.com/

Hatebreed、新作『Fatal Paradox』タイトル曲のビジュアライザー公開 6年ぶり9thアルバムを11月6日にBLKIIBLKからリリース

アメリカ・コネチカット州出身のハードコア/メタル・バンド Hatebreedが、ニューシングル「Fatal Paradox」のビジュアライザーを公開した。同曲は11月6日にBLKIIBLK Recordsからリリースされる9thスタジオアルバム『Fatal Paradox』のタイトル曲となる。

「Fatal Paradox」は3分に満たない楽曲で、グルーヴを前面に押し出したリフとブレイクダウンを軸に構成されている。新作ではHatebreedが長年培ってきたメタリック・ハードコアを中心に、スラッシュ、Dビートなどの要素も取り込み、作品全体を通して攻撃的なサウンドを展開する。

『Fatal Paradox』は2020年の『Weight Of The False Self』以来、約6年ぶりとなるフルアルバムで、HatebreedにとってBLKIIBLK Records移籍後初の作品。長年のコラボレーターであるChris “Zeuss” Harrisがプロデュースを担当しており、バンドとZeussが再びタッグを組んで制作された。

アルバムからは先行して「Kill Count Increase」も公開されている。同曲では加速するスピード感、強烈なギターリフ、Jamey Jastaのボーカルを組み合わせており、新作の中でもスラッシュ色の強い楽曲として位置づけられている。一方、「The Carrion Choir」「Truth Is A Lion」ではHatebreedのハードコア色をより前面に押し出している。

『Fatal Paradox』には全11曲を収録。「Sacrifice Season」にはObituaryのJohn Tardyがゲスト参加するほか、最終曲にはCorrosion Of Conformityの「Poison Planet」のカバーが収められる。

Hatebreedは『Under The Knife』『Satisfaction Is The Death Of Desire』『Perseverance』『The Rise Of Brutality』『Supremacy』などを通じ、ハードコアとメタルを融合させたスタイルを長年展開してきた。近年では2016年の『The Concrete Confessional』、2020年の『Weight Of The False Self』を発表しており、『Fatal Paradox』で新たな活動期へと進む。

現在のラインナップはJamey Jasta、Wayne Lozinak、Frank Novinec、Matt Byrne、Carl Schwartzの5人。バンドは夏から秋にかけて北米でライブ活動を続け、9月4日にはSlayerのサポート、9月19日にはTurnstileとの公演、10月10日にはFurnace Festへの出演も予定されている。

『Fatal Paradox』収録曲

1. Kill Count Increase
2. The Carrion Choir
3. Decisions Become Destinies
4. Total Invincible
5. Fatal Paradox
6. Still A Threat
7. Sacrifice Season feat. John Tardy
8. Truth Is A Lion
9. Make The Demons Obey
10. None Left To Save
11. Poison Planet (Corrosion Of Conformity cover)

『Fatal Paradox』
2026年11月6日リリース
BLKIIBLK Records

Official Website

https://www.hatebreed.com/

Polyphia、4年ぶり5thアルバム『BE NOT AFRAID』を10月23日リリース決定! リオの教会で撮影した新曲「POWER IN THE BLOOD」MV公開

PHOTO: CALEB YOUNG

アメリカ・テキサス出身のインストゥルメンタル・ロック・バンド Polyphiaが、5thスタジオアルバム『BE NOT AFRAID』を10月23日にRise Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、ニューシングル「POWER IN THE BLOOD」のミュージックビデオを公開している。

「POWER IN THE BLOOD」のミュージックビデオはCaleb Youngが監督を担当し、ブラジル・リオデジャネイロにあるSão Francisco da Penitência Churchで撮影された。豪華な金箔装飾が施されたバロック様式の教会を背景にメンバーが演奏する映像となっており、『BE NOT AFRAID』で展開される新たな世界観を視覚面から提示している。

『BE NOT AFRAID』は2022年の『Remember That You Will Die』以来、約4年ぶりとなるフルアルバム。Polyphiaは2024年から2025年にかけ、マイアミ、ロサンゼルス、ダラスなど複数の場所で制作を進め、共同プロデューサーのRJ Pasin、ギタリストのSpiro Dussiasとともに新作を完成させた。

今回の制作では、Tim Hensonがこれまでとは異なる作曲方法を採用。最初にメロディを声で歌い、それをギターへ置き換えていくことで楽曲の骨格を作り、そこからメンバー全員が同じ空間でアイデアを発展させていったという。これまでの作品では各自がアイデアを持ち寄ることが多かったが、新作では最初の段階から全員で制作する、より共同作業を重視した方法が取られた。

Hensonは『BE NOT AFRAID』について、幅広い方向へ手を伸ばすのではなく、一つひとつの要素を可能な限り深く掘り下げた作品だと説明。何度聴いても新しい要素を発見できるほど多くのレイヤーがあり、テーマ面でも「これまでで最も意味のある作品」になったと語っている。

Scott LePageも、Polyphiaには同じアルバムを二度作ることができないほど進化を求める感覚があるとコメント。今作では全員で集まった状態から曲を書き始めたことで、これまで以上に制作そのものを楽しむことができ、その楽しさが作品の中に記録されたと振り返っている。

サウンド面では、異世界的なメタル、未来的なプログレッシブ・ミュージック、脈打つハウス・ミュージックを組み合わせ、サンプリングやビートメイキング、Tim HensonとScott LePageのギターワークを融合。作品全体では“善と悪”という両極端な概念を大きな軸にしている。

Hensonはアルバムについて、非常に高揚感のある勝利的な世界と、背筋が凍るほど恐ろしい世界という2つの極端なムードを行き来すると説明。「自分で聴いていて本当に怖くなる瞬間もある」と明かしている。

また、制作期間中には社会の暗い側面について深く調べていたといい、現実に公開された資料の中に、それまで話していたほど極端な内容が実際に現れる経験もあったという。Hensonは『BE NOT AFRAID』を、そうした世界の醜さによって無力になるのではなく、それに対して美しいものを作ることで応答した作品だと説明している。

アルバムからは今年、約4年ぶりのニューシングルとして「CAN YOU FEEL IT」も先行公開されている。同曲ではメタルとダンス・ミュージックを融合し、Polyphiaの新たな方向性を提示していた。「POWER IN THE BLOOD」はそれに続く新曲となる。

『BE NOT AFRAID』には全12曲を収録。公式ストアでは「Let There Be Light」「With Eyes To See」「Screwtape」「They Know Not What They Do」「Mark Of The Beast」「Near Death」「Deny The Flesh」「Fear God」などのタイトルが公開されている。

Polyphiaはアルバムを納得できる形で完成させることを優先した結果、2026年に予定していた北米ツアーを2027年へ延期。一方、11月から12月にかけて行われるUK/ヨーロッパツアーは予定通り開催され、PerturbatorとRJ Pasinが同行する。

『BE NOT AFRAID』収録曲

1. Let There Be Light
2. With Eyes To See
3. Screwtape
4. Power In The Blood
5. They Know Not What They Do
6. Mark Of The Beast
7. Can You Feel It
8. Near Death
9. J-Bomb
10. Deny The Flesh
11. Devil Get Behind Me
12. Fear God

『BE NOT AFRAID』
2026年10月23日リリース
Rise Records

Pre-order

https://polyphia.lnk.to/BENOTAFRAID

Official Website

https://polyphia.com/

moreru、「詩人に口無し」ミュージックビデオ公開! 7inchアナログ盤を10月31日にリリース

moreruの新曲「詩人に口無し」のミュージックビデオが、YouTubeで公開された。

「詩人に口無し」は、8月28日に配信リリースされたシングルの表題曲。ロックンロールパンクを軸に、モッシュパートやシンガロングパートを取り入れた楽曲として発表されている。ミュージックビデオの監督は、夢咲みちる(Vo)が務めた。

また、「詩人に口無し」は10月31日にカラーヴァイナル仕様の7inchアナログ盤としてリリースされることも決定。アナログ盤には、SIDE Aに「詩人に口無し」、SIDE Bに「思弁的射聖障害残尿論」「死の逆(生ではない)」が収録される。

【リリース情報】

moreru
Single「詩人に口無し」
2026年8月28日配信リリース

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales

【7inchアナログ盤】

moreru
『詩人に口無し』
2026年10月31日リリース
カラーヴァイナル仕様

収録曲:

SIDE A

詩人に口無し

SIDE B

思弁的射聖障害残尿論
死の逆(生ではない)

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales_7inch

大阪デスコア・バンド Dreadmeld、Remaster EP『CISTUS』配信リリース!

大阪のデスコアバンド Dreadmeldが、Remaster EP『CISTUS』を配信リリースした。

本作は、各種ストリーミングサービスで配信中。Spotify、Apple Musicのほか、配信リンクから各サービスで聴くことができる。

クレジットには、Composer / ArrangerとしてこまちだとDreadmeld、またSupport Vocalとしてイツキ/PartyPeakが参加。Mixing / Masteringはたいへーが担当した。

YouTubeでは、『CISTUS』のOfficial Audio Streamも公開されている。

 

【リリース情報】

Dreadmeld
Remaster EP『CISTUS』
配信中

Spotify
https://open.spotify.com/intl-ja/album/61tSxjavn7LUYf0G9hWsWG

Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/cistus-2026-remaster-single/6802917714?at=10l7qr

Streaming
https://linkco.re/2G8fNdFG

Signs Of The Swarm、Rob Zombieの名曲「Dragula」をカバー Will Ramos、Bam Margeraら参加のカオスなMV公開

Photo Credit: Alberto Villalobos

アメリカ・ピッツバーグのデスコア・バンド Signs Of The Swarmが、Rob Zombieの代表曲「Dragula」のカバーをCentury Media Recordsからリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。最新アルバム『To Rid Myself Of Truth』のリリース1周年を記念して発表された単独シングルとなる。

今回のカバーには、Signs Of The Swarmらしい重量感とデスコアのアプローチを大胆に投入。ドラマーのBobby Crowによると、バンドは以前からカバーに適した楽曲を探しており、The Prodigy、Slayer、Static-Xなどさまざまな候補を検討していたという。長距離ツアー中にはRob Zombieの『Hellbilly Deluxe』を繰り返し聴いて眠気を飛ばしており、「Living Dead Girl」「Superbeast」「Spookshow Baby」などもお気に入りだった。

その中で、ある日メンバーが「Dragula」をSigns Of The Swarm流に演奏したらどうなるかを口ずさみながら試したことがきっかけになった。全員がすぐに手応えを感じ、プロデューサー/エンジニアのJosh Schroederへアイデアを持ち込んだところ、ビートループや大幅に低くしたギターチューニングを取り入れながら、わずか1日ほどで形になったという。

ミュージックビデオもRob Zombieのオリジナル映像を意識しながら制作された。当初は原作をできるだけ忠実に再現する構想だったものの、適切な車を用意できず、代わりにPolaris Slingshotを使用するアイデアが浮上。David Simonichは、楽曲を現代的にアップデートするなら映像も同じように刷新しようと考え、普段のシリアスな映像とは異なる自由な方向へ進んだと説明している。

映像には多数のゲストがカメオ出演。Lorna ShoreのWill Ramos、156/SilenceのJack Murray、The Last Ten Seconds Of LifeのTyler Beam、Dying FetusのTrey Williams、August Burns RedのMatt Greinerらが登場している。Galactic EmpireのKevin Corkranもドラム隊に加わった。

さらに、プロスケーターのBam Margeraも出演した。Signs Of The Swarm側の映像スタッフを通じて声をかけたところ、Margeraがちょうどウェストチェスター周辺へ戻るタイミングと重なり参加が実現。友人のプロスケーターDalton Dernも同行し、撮影現場では倉庫内の屋根からオーリーするアイデアまで持ち込まれたという。Simonichは、撮影当日が「とりあえずやってみよう」という言葉で象徴されるような一日だったと振り返っている。

Signs Of The Swarmは2025年8月22日に6thアルバム『To Rid Myself Of Truth』をリリース。同作もJosh Schroederがプロデュースを担当し、Lorna ShoreのWill Ramos、WhitechapelのPhil Bozeman、156/SilenceのJack Murray、PrisonのJohnny Crowderらがゲスト参加している。公式ストアでは全11曲の収録内容も確認できる。

バンドは今後、Nekrogoblikon、Aborted、Party Cannon、The Last Ten Seconds Of Lifeらとともに北米ツアーを開催。10月13日のシカゴ公演からスタートし、トロント、デトロイト、デンバー、シアトル、ロサンゼルスなどを巡った後、11月21日に地元ピッツバーグでツアーを締めくくる予定となっている。

『To Rid Myself Of Truth』ストリーミング/購入

https://SignsOfTheSwarm.lnk.to/ToRidMyselfOfTruth-AlbumPR

Official Website

https://signsoftheswarm.com/

テクニカル・デスメタル・バンド Allegaeon、「Dark Matter Dynamics」MV公開 アコースティック名手Adrian Bellue参加で“ダークマター”を描く

Photo by Stephanie Cabral

アメリカ・コロラド州を拠点とするテクニカル・デスメタル・バンド Allegaeonが、「Dark Matter Dynamics」のオフィシャル・パフォーマンスビデオを公開した。同曲にはギタリスト/マルチインストゥルメンタリストのAdrian Bellueがゲスト参加しており、2025年4月4日にMetal Blade Recordsからリリースされた7thアルバム『The Ossuary Lens』に収録されている。

「Dark Matter Dynamics」では、Allegaeonが得意とするテクニカルで重量感のあるデスメタルと、スティール弦アコースティック・ギターによる繊細なサウンドを融合。Greg Burgessは、自身が愛するスティール弦アコースティックの音楽をAllegaeonへ持ち込み、さらにそのスタイルをAdrian Bellueとともに掘り下げられたことを「永遠に誇りに思う」と振り返っている。

ボーカルのEzra Haynesも、Bellueとは近年親交を深めてきたと説明。楽曲については、Allegaeonらしい科学を題材としたテーマを持ちながら、激しいギターリフの間にソウルフルでアトモスフェリックなインストゥルメンタル・パートを配置することで、アルバムの幅広さを示す一曲になったと語っている。さらにコーラス部分を、これまでのAllegaeonで「最もジャンプしたくなるリフ」と表現した。

タイトルが示す通り、歌詞ではダークマターや宇宙物理学を題材にしている。原始ブラックホール、重力レンズ、赤方偏移、暗黒エネルギー、時空の歪みなどの科学用語を盛り込みながら、直接観測することのできないダークマターを“光の亡霊”“重力の幽霊”のような存在として描いている。

今回の映像はKyle Lamarが撮影したパフォーマンスビデオ。公開時には、デンバーで開催されたFlatline FestでBellue本人を迎えて「Dark Matter Dynamics」を演奏することも発表され、同フェスにはCattle Decapitation、The Zenith Passageらも出演した。

『The Ossuary Lens』はAllegaeon通算7作目のフルアルバムで、2015年に脱退したオリジナル・ボーカリストEzra Haynesが復帰後初めて参加したフルアルバムでもある。HaynesがAllegaeonのアルバムでボーカルを務めるのは、2014年の『Elements Of The Infinite』以来となった。

アルバムはデンバーのFlatline AudioでDave Oteroとレコーディングされ、AllegaeonにとってOteroと制作した6作目のアルバムとなった。作品全体では“死”を大きなテーマに設定し、それぞれの楽曲で異なる角度から死という概念を見つめている。

「Dark Matter Dynamics」ミュージックビデオ

『The Ossuary Lens』
2025年4月4日リリース
Metal Blade Records

ストリーミング/購入

https://allegaeon.bandcamp.com/album/the-ossuary-lens

Official

https://www.metalblade.com/allegaeon/

プログレッシブ・メタルコア・バンド FERVENCE、Metal Blade Records移籍後初アルバム『Constructs』10月16日リリース決定! 新曲「Zenith」MV公開

Photo by Benjamin Zietlow

アメリカ・テキサス州オースティンを拠点とするプログレッシブ・メタルコア・バンド FERVENCEが、ニューアルバム『Constructs』を10月16日にMetal Blade Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、先行シングル「Zenith」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開している。『Constructs』は、2025年にMetal Blade Recordsと契約したFERVENCEにとって同レーベルから初のフルアルバムとなる。

『Constructs』には全11曲を収録し、人生、死、感情、人間関係をめぐる個人的な経験を、音楽と歌詞の両面から掘り下げている。ギタリストのTrent OdnealとAustin Bentleyがプロデュースを担当し、ミックスとマスタリングはZack Ohrenが手掛けた。

Odnealは2020年のデビューアルバム『Ghost』以降の作曲について、ボーカルがメロディをより自由に展開できるスペースを意識的に増やし、構成、ムード、曲の流れ、大きなコーラスへどう到達するかに重点を置くようになったと説明している。『Constructs』には『Ghost』への直接的、間接的なつながりも組み込まれているという。

Odnealは新作について、メンバーが個人としてもバンドとしても成長する中で、存在や人生に対する考え方も変化してきたと説明。『Constructs』では、これまで扱ってきたテーマをより多くの人が共有できる形で表現しながら、そこから派生する新たな題材にも踏み込んでいる。

今回公開された「Zenith」は、長期にわたる健康上の問題と、それに伴う絶望や抑うつを題材にした楽曲だ。ボーカルのStevie B.は、自分自身が健康問題と向き合うことや、愛する人が苦しんでいる姿を見る中で、「自分の身体の囚人になったように感じる」状態や、状況が決して良くならないように思える感覚から歌詞が生まれたと説明している。

FERVENCEはDeftones、Architects、Silent Planetなどから影響を受け、攻撃的なヘヴィネスと浮遊感のあるメロディを行き来するサウンドを展開している。『Constructs』では、Stevie B.のボーカルを軸に、Trent OdnealとAustin Bentleyのギター/プログラミング、Jon Danielsのベース、Chris Tufinoのドラムによる現在の5人編成で制作された。

バンドは2019年にネバダ州リノでOdnealのソロプロジェクトとして始動し、2020年に『Ghost』を発表。その後ラインナップ変更を経て、2023年にStevie B.をボーカルに迎えて再始動した。2024年にはEP『Realm//One』を発表し、同年夏にはリノからテキサス州オースティンへ拠点を移している。

アルバムのアートワークはBillelisが制作した3D作品。Bentleyによると、人間のアイデンティティ、関係性、野心、経験といったものは美しい一方で、最終的には崩壊し得る“constructs=構築物”であるという考えをビジュアルにも反映しているという。

FERVENCEは9月からアメリカ各地を巡るツアーを開催し、アルバム発売日の10月16日からはEnthronementとのツアーもスタート。ダラス、ラファイエット、シャーロット、リッチモンド、ブルックリン、ボストンなどを巡る予定となっている。

『Constructs』収録曲

1. Pathways
2. Oculum
3. Interwoven
4. Miasma
5. Maelstrom
6. The Things We Can’t See
7. Zenith
8. Ghost II
9. Ascension
10. Providence
11. Constructs

『Constructs』
2026年10月16日リリース
Metal Blade Records

Pre-order

https://www.metalblade.com/fervence/

Official Website

https://www.fervence.net/

ロサンゼルスのメタリック・ハードコア・バンド Lockslip、ディストピア小説『The Giver』に着想を得た新曲「Gray World」公開 Bleakhouseからデビューアルバム発売へ

アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするメタリック・ハードコア・バンド Lockslipが、デビューアルバム『The Conversation』を11月6日にBleakhouseからリリースすることを発表した。あわせて、King Yosefをゲストボーカルに迎えた先行シングル「Gray World」のミュージックビデオを公開している。BleakhouseはKing Yosefが設立したレーベルとなる。

Lockslipは自身のサウンドについて、mathcore、metalcore、hardcoreを混ぜ合わせたものだと説明しつつ、それらのジャンル名だけに限定されたくはないとコメント。Convergeの感情的な激しさやCar Bombの複雑なリズムから影響を受けながら、独自のヘヴィ・サウンドを構築している。

『The Conversation』では、Noah Baxterによる高速かつ激しいドラムを軸に、TJ JaegerとNick Pinderのギター、Enrique Isla-Eisenacherのベースが重なり、大規模なブレイクダウンへと展開。一方でメロディックなパートも随所に取り入れ、Sara Gのスクリームを前面に押し出している。

Sara Gはアルバムについて、現在の世界が複雑で暗く予測不可能な状態にあるからこそ、自分たちもそうした不安を反映した音楽を書きたいと説明している。新曲「Gray World」はLois Lowryによるディストピア小説『The Giver』からインスピレーションを受けて制作された。

『The Giver』では、苦しみや痛みが排除された一見完璧な社会が描かれるが、その代わりに人間が多くの感情や自由も失っている。Sara Gは、現代では痛みから完全に逃れることができず、楽しい時間を過ごしていても世界で起きている出来事を思うと罪悪感を覚えることがあると説明。その感覚から、良いものと悪いものの両方を捨てて、どちらでもない状態を選びたいと思う瞬間があるという考えを「Gray World」に重ねている。

アルバムにはKing Yosef以外にもゲストが参加。NailsのTodd Jonesが「Iconoclast」、ThirdfaceのKathryn Edwardsが「Paradise Is Not for Us」でボーカルを担当している。

Lockslipは2022年に結成され、これまでに自主制作のセルフタイトルEPを発表してきた。『The Conversation』はバンド初のフルアルバムで、ドラマーのNoah Baxterがイースト・ロサンゼルスに構えるDichotic Studiosでレコーディングとミックスを担当。マスタリングはNailsやAngel Du$tなどを手掛けてきたNick Townsendが担当した。

今後は10月24日にフロリダ州ゲインズビルで開催されるThe Festへの出演も予定されている。

『The Conversation』収録曲

1. Gray World feat. King Yosef
2. Vengeance (You’ll Be Seen By Your God)
3. Rattle of Death
4. I’m the Same
5. Speak Without Words
6. Inglorious
7. Paradise Is Not for Us feat. Kathryn Edwards
8. Cut Out the Odds
9. Young
10. Iconoclast feat. Todd Jones
11. End the Conversation

『The Conversation』
2026年11月6日リリース
Bleakhouse

「Gray World」ストリーミング

https://bleakhouse.vyd.co/GrayWorldFtKingYosef

『The Conversation』予約

https://bleakhouse.co/pages/lockslip

Official Website

https://lockslip.band

Cenobia、Fearless Records加入を発表 数百万再生を記録し“AIではないか”との憶測も呼んだ謎多きアーティストが新EPへ

オーストラリア・シドニーを拠点とするCenobiaが、Fearless Recordsとの契約を発表した。あわせてニューシングル「Swallowed By The World」のミュージックビデオを公開し、6曲入りEP『Lethal Devotion』を9月18日にリリースすることも明らかにしている。

Cenobiaは2025年にデビューシングル「Devour Me」を自主リリース。その数か月後には「Throne Of Want」「Make Us Whole Again」を続けて発表し、暗号を散りばめた演出や物語性を持つミュージックビデオを通して独自の世界を構築してきた。短期間で楽曲と映像は数百万回規模の再生を集め、その謎めいた存在感から、実在するアーティストなのか、それともAIによって作られた存在なのかという憶測まで広がったという。

自身が好むビデオゲームから強い影響を受けているCenobiaは、楽曲だけでなく、暗号やストーリーを組み込んだ映像を連続する“チャプター”として展開している。その世界観を追うファン・コミュニティは「Her Collective」と呼ばれており、今回の新曲もこれまでの物語に続く作品となった。

「Swallowed By The World」はCenobiaにとって“第4章”に位置づけられる楽曲。徐々に緊張感を高めていくリフ、陰りを帯びたメロディ、大規模なブレイクダウンを組み合わせたモダン・メタルで、内面的な葛藤、執着、そしてそれを乗り越えることをテーマにしている。繊細な感情表現とヘヴィなサウンドを対比させながら、これまで続いてきた物語を次の段階へ進めている。

Cenobiaは新曲について、これが自身から届ける「第4章」であり、「終わり」であると同時に「始まり」でもあると説明。トラウマによって壊れた存在が再び形作られ、自分自身を完全なものにするために続けてきた旅が終わりへ近づく一方、新たな覚醒が始まろうとしているという物語を提示している。

9月18日発売の『Lethal Devotion』には、これまでに発表された「Devour Me」「Throne Of Want」「Make Us Whole」「Swallowed By The World」に加え、「Hypoxia」「Constellation」を収録。全6曲を通して、Cenobiaがデビュー以降展開してきた一連の世界観をまとめる作品となる。

さらにCenobiaは9月から、PRESIDENTの北米ヘッドラインツアーにサポートとして参加する予定。一部公演にはShowing Teethも出演し、Cenobiaは9月20日のシャーロット公演などに登場することが発表されている。PRESIDENTにとって初のアメリカ・ヘッドラインツアーとなるこの公演は、すでに全日程ソールドアウトとなっている。

『Lethal Devotion』収録曲

1. Devour Me
2. Throne Of Want
3. Make Us Whole
4. Swallowed By The World
5. Hypoxia
6. Constellation

『Lethal Devotion』
2026年9月18日リリース
Fearless Records

Official

https://fearlessrecords.com/