[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=g6kVPLAflUE” autoplay=”false” /]
最新EP『And Dying Forever』をリリースしたばかりのデスコア・バンド、Left To Suffer が、2022年7月8日にカリフォルニア州アナハイムの老舗ライブハウス「Chain Reaction」で行ったフルセット・ライブ映像を公開しました。
https://linktr.ee/lefttosuffer
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=g6kVPLAflUE” autoplay=”false” /]
最新EP『And Dying Forever』をリリースしたばかりのデスコア・バンド、Left To Suffer が、2022年7月8日にカリフォルニア州アナハイムの老舗ライブハウス「Chain Reaction」で行ったフルセット・ライブ映像を公開しました。
https://linktr.ee/lefttosuffer
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=fcB9LeQ2nJg” play_icon_style=”youtube-red-diamond” autoplay=”false” /]
ブラッケンド・デスコア・バンド、Ov Sulfur が2022年7月8日にカリフォルニア州アナハイムにある老舗ライブハウス「Chain Reaction」でのフルセット・ライブ映像を公開しました。
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すっかりブルータル・デスメタルの主流スタイルとなったスラミング・ブルータル・デスメタル。もはやブラストビートで突進し続けテクニカルなリフを詰め込んだサウンドは希少種となっている。ただ、スラミング・スタイルが主流となったことで、デスコアやビートダウン・ハードコアとの結びつきが深まったことは、ブルータル・デスメタル全体の活性化にとって良いことだと思う。クラシックなブルータル・デスメタルが好きな方には少し寂しい状況かと思うが、この流れに乗って世界各地でブルータルなサウンドが盛り上がるのが一番大切だ。
自著『ブルータルデスメタルガイドブック』の中でスラミングとはどのようなものなのかについて書いているが、ありがたいことになかなか手に入りづらい状況で購入できない方も多いと聞く。またの機会にスラミングについて解説するが、今回紹介する5枚を聴けば、自ずとそれがなんなのか、そしてその魅力や特徴はなんなのかが掴めるはずだ。
そして、このサイトの読者の皆さんで「こんなのも良かったよ」というオススメがあれば、ぜひコメントで紹介してみて下さい。
Gutrectomy 『Manifestation Of Human Suffering』
出身地 : ドイツ
▶︎https://gutrectomy.bandcamp.com/album/manifestation-of-human-suffering
衝撃的だったデビュー・アルバム『Slampocalypse』から5年。その間、EP『Slaughter the Innocent』のリリースや、SLAM WORLDWIDEを通じシングルを発表し続けており、シーンにおいての存在感はずっとあった。新たにベーシストLouis Weber、ドラマーSimon Wernertが加入してからのGutrectomyは、Simonの高いドラミング・スキルによってスラムパートへの導入部分のリズム・パターンがバラエティ豊かになったように感じる。ビートダウンしてからも重量感のあるリフの上を転がるようにハイピッチ・スネアを差し込んだり、アクセントとなるシンバルワークによって、各楽曲に新たな個性を与えてくれる。天性のリフ・センスでモッシーに展開し続ける本作、一押しは「Scorched Earth (ft. Dustin Mitchell of Filth)」、「Cranial Excavation」、「Apocalyptic Squirt Tsunami」の3曲。
Analepsy 『Quiescence』
出身地 : ポルトガル
▶︎https://analepsy.bandcamp.com/album/quiescence
Gutrectomyと並んで、ワールドワイドな人気を誇るAnalepsyのセカンド・アルバム。前作『Atrocities from Beyond』発表後、私が運営するRNR TOURSで来日ツアーも果たし、数少ない現代スラム・リスナーが各地公演に訪れていたのは嬉しかった。当時のメンバー全員がナイスガイで、ツアーも素晴らしい思い出になっている。残念ながらAnalepsyのリーダーでありMiasma RecordsのオーナーMarco Martins以外のメンバーが本作前に脱退。新体制で制作された本作は、デスメタリックな魅力を改めて追求し、自身が鳴らしてきたスラミング・ブルータル・デスメタルに注入したような仕上がりで、個人的にはAnalepsy史上最高傑作。引き締まったサウンド・プロダクションによって殺傷能力を増したスラムリフは、しっかりデスメタリック。ビートダウン・ハードコア・リスナーには受けないかもしれないが、メタル・リスナーのスラム入門アルバムとして今後その重要度が高まってくる可能性がある。
Kraanium & Existential Dissipation – Polymorphic Chamber of Human Consumption
出身地 : ノルウェー/カナダ
▶︎https://www.youtube.com/watch?v=iL_k6V5Vndc
北欧スラム・キング Kraaniumとカナディアン・スラム・カルト、Existential Dissipationのスプリットは、Existential DissipationのボーカルだったBob Shawの遺作。BobはCuffなどマニアックなスラムバンドで活躍し、シーンの人気者だった。両者共に血生臭いブルータル・デスメタルをベースにダイナミックなスラムリフを刻み続けていくスタイルで、現代スラムの礎とも言えるクラシック感がある。GutrectomyやAnalepsyといった正統派とは違うデスメタルの荒々しさを味わうには最適な作品と言えるだろう。それにしてもこの作品で聴けるBobのボーカル、すでに人間味がなく良い意味で不気味だ。
Peeling Flesh 『Human Pudding』
出身地 : アメリカ・オクラホマ州
▶︎https://viletapesrecords.bandcamp.com/album/human-pudding
2021年結成、スラム・シーンの超新星Peeling Fleshのデビュー・アルバム。昨年発表したEP『Slamaholics Mixtape』でシーンの話題をかっさらった彼ら、ドラマーはVile Impregnationでも活躍する23歳のJoe Pelleter、そしてAberrant Constructのメンバーもいるというから聴く前からどんなに凶悪なスラムか想像出来る。ヴィジュアルを見る限り、ノリはビートダウン・ハードコアやデスコアっぽく、ボーカルのDamonteal Harrisに関してはヒップホップ的なヴァイブスもある。しかしアートワークやリフから滲み出てくる強烈なブルータルさは本物で、かなりディープなブルータルデスメタルの世界観を理解していないと表現できないツボを押さえている。RIFF CULT的には上半期スラムはPeeling Fleshがダントツでナンバーワン。
Vile Impregnation 『SLAVE』
出身地 : アメリカ・テキサス州/オクラホマ州/アリゾナ州
▶︎https://realityfade.bandcamp.com/album/slave
2009年からスタートしたVile Impregnationであるが、すでにオリジナルメンバーは脱退済み。現体制で動き出したのは2016年ごろからになる。それぞれにいくつものサイドプロジェクトを持つ若きミュージシャンらが集結、Devour the Unbornなどで知られるJosh、InfantectomyのTriston、そしてPeeling FleshをはじめStranguledにも在籍したJosephのトリオ体制で、かなりマニアックなことをやっている。いわゆる溺死系と言われるガテラルで、ゴアグラインド/ゴアノイズ的な面白さもありつつ、基本はスラムリフを刻み続けていく無慈悲なスタイル。個人的なツボとしてライブメインでなく、音源制作に重きを置いたバンドが好きで、このバンドはロゴから楽曲スタイルからツボにハマる要素がたっぷり。若干のシンフォニックなアレンジも全然良くないが良い。
いかがでしたでしょうか?すでに聴いたものもあったと思いますが、最後の2枚はまだチェックしていないという人もいるかと思います。マニアックなバンドをたくさん知っているとか、いち早く新譜をチェックしていることは関係なく、自分のお気に入りのスラミング・スタイルのバンドがどんな影響があるのか、どんなシーンに属しているのか、どんなメンバーがいるのか、そういうところをもっと知っていくことを極めていけば、さらにディグが楽しくなると思います。この記事はコメントが出来るので、みなさんのおすすめがあればぜひ書き込んでみてください。
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=pwpGfpBICms” /]
ニューシングル「Strangers」のリリース迫るBring Me The Horizon (ブリング・ミー・ザ・ホライズン) が、2022年6月にフランスで行われた野外フェスティバル「Hellfest 2022」に出演、当日の模様がARTE Concertの公式YouTubeチャンネルから公開されています。
この映像は2023年6月25日までの限定公開となる。
<セットリスト>
Can You Feel My Heart
Happy Song
Teardrops
MANTRA
Dear Diary
Parasite Eve
Shadow Moses
Kingslayer
DiE4u
Drown
Obey
Throne
2022年にリリースされたメタルコアのアルバム、EPの中から、RIFF CULTがピックアップするオススメの名盤を10枚選び、アルバムレビューしてみました (プログレッシヴ・メタルコアは別枠で投稿予定) 。もし皆さんのおすすめがあれば、是非コメント欄に書き込んでみて下さい!
Secrets 『The Collapse』
ポイント : Secrets史上最重量級のリフとRichardのクリーンとのコンビネーション
▶︎https://velocity.lnk.to/collapse
何度も来日公演を行っていることから、ここ日本でも抜群の人気を誇るSecrets。Velocity Recordsへと移籍し、前作『Secrets』から4年振りのリリースとなった通算5枚目のフル・アルバムは、Secrets史上最もヘヴィなリフとRichardのクリーン・ヴォイスのコンビネーションが心地良い一枚となっている。
Secrets最大の魅力とも言える「WadeのスクリームとRichardのクリーン・ヴォイスのコンビネーション」は、2010年代初頭のメタルコア/ポストハードコア黄金期を象徴するものであり、Rise Recordsからリリースされたデビュー・アルバムからサード・アルバムまでの人気の高さがそれを象徴している。2018年に正式加入したギタリストConnor Braniganの存在は、Secretsを現代的なメタルコアのヘヴィネスへアップデートさせ、本作で華開いたと言えるだろう。
先行シングルとして発表された「Parasite」は、デスコアへも接近するかのような重厚なリフが組み込まれており衝撃を受けたファンも多いだろう。ミュージックビデオにもなっている「The Collapse」や「Get Outta My Head」は過去と今を繋ぐ楽曲としてアルバムのキーになっている。再びシーンのトップに躍り出た彼ら、新作を引っ提げたジャパンツアーの開催が待たれる。
Motionless In White – Scoring the End of the World
ポイント : 多彩なゲストによって浮かび上がる新たなMotionless In Whiteの魅力
▶︎https://motionlessinwhite.lnk.to/STEOTW
独特の存在感を放つペンシルバニアのMotionless In White (モーションレス・イン・ホワイト) の通算6枚目となるフル・アルバムは、2019年にリリースした前作『Disguise』よりもコンセプチュアルであり、まるで映画のような世界観で聴くものを引き込む超大作だ。Bullet For My ValentineやIce Nine Kills、A Day To Rememberを手掛けたDrew Fulkによるプロデュースで、新たにバンドへ加入したVinny MauroとJustin Morrowにとってはデビュー作となる。
この作品には多くのゲストが参加しており、Knocked LooseのBryan Garris、Cradle of FilthのLindsay Schoolcraft、BeartoothのCaleb Shomo、そしてMick GordonがMotionless In Whiteのフィルターを通じ個性を発揮している。バンドの元々の持ち味といえば、そのヴィジュアルからもわかるようにゴシック・メタルやインダストリアル・メタルを通過したメタルコア・サウンド。多彩なゲストによってそれらは異なる輝きを放っている。
RIFF CULTとしてピックアップしたいのはもちろんBryan参加の「Slaughterhouse」。デスコア、ビートダウン・ハードコアをルーツとした強烈なブレイクダウンが搭載された楽曲によって、クリスのクリーン・パートが鮮明に浮かび上がり耳に残る。そのほかにも「Meltdown」といったヘヴィでインダストリアルな楽曲も面白い。シーンのトップに君臨するバンドとして、確実に爪痕を残した傑作と言えるだろう。
Memphis May Fire 『Remade In Misery』
ポイント : メタルコア・キングに相応しいエレガントなサウンド・デザイン
▶︎https://riserecords.lnk.to/MMF
約1年をかけ、丁寧にプロモーションされたきたテキサスのメタルコア・レジェンド、Memphis May Fire (メンフィス・メイ・ファイヤー) 4年振り通算7枚目のニューアルバムは、2012年にリリースされた彼らの代表作『Challenger』に肩を並べる堂々たる快作となった。
「Blood & Water」からは変わらぬRise Records系メタルコア/ポスト・ハードコアの香りが漂い、どこか懐かしい気持ちにもなる。バンドのギタリストKellen McGregorによってプロデュースされていることから、あらゆる楽曲にアルバムのキーとなるリフが組み込まれており存在感を見せる。彼らのサウンドから漂うアメリカン・ロックのルーツはやはり、このKellen McGregorにあると言えるだろう。Memphis May Fireが他のメタルコア/ポスト・ハードコアにない、言葉では言い表せない個性はここにあると感じる。Kellenのリフにフォーカスしてアルバムを聴いてみるのも新しい発見があるはずだ。
「Make Believe」のようなメタルコア・バラードは、後期Memphis May Fireが得意としてきたスタイルで、『Remade In Misery』においてもアルバムにハリを持たせてくれる。王者の貫禄、といえば簡単ではあるが、その貫禄が出る理由をたっぷりと詰め込んだ最新作、聴くたびに味わい深くなっていく。
Hollow Front 『The Price Of Dreaming』
ポイント : スタイリッシュに鳴る新世代メタルコア・サウンド
▶︎https://unfd.lnk.to/ThePriceOfDreaming
ミシガン州グランドラピッズを拠点とするメタルコア・バンド、Hollow Front (ホロー・フロント) が、UNFDと契約してリリースしたセカンド・アルバム『The Price Of Dreaming』は、Memphis May FireやSecretsが好きなら絶対にチェックしておきたい2022年上半期のメタルコア傑作だ。
2020年にアルバム『Loose Threads』をリリース、ポテンシャルの高さは耳の早いリスナーの間で話題になっていたが、ここまで化けるとは想像もしていなかった。一聴すると、Memphis May FireやSecretsといった2010年代メタルコア/ポスト・ハードコア・サウンドをベースにしたバンドとだけ感じる人もいるかもしれないが、至る所に現代的なエレメンツが散りばめられている。プログレッシヴ・メタルコアの浮遊感はバンド・グルーヴを豊かに、そしてバウンシーに仕上げHollow FrontにあってMemphis May Fireにない魅力と言える。そして全体的に漂うメロディック・ハードコア/ポスト・ハードコアの刹那はHollow Frontをスタイリッシュに魅せている。全ての楽曲が必聴級であるが、「Running Away」は非常にHollow Frontの魅力の根源とも言えるサウンドが分かりやすく伝わってくると思う。
Northlane 『Obsidian』
ポイント : プログレッシヴ・メタルコアを大きく発展させた挑戦作
▶︎https://northlane.bfan.link/obsidian
すでにキャリア13年を誇るNorthlaneの3年振り通算6枚目のスタジオ・アルバムは、UNFDを離れ独立してリリースされた。自身のレーベルBelieveを持ち、プロデュースに至るまで自分たちだけで作り上げたこの作品は、「プログレッシヴ・メタルコアのNorthlane」という既存認識を捨て去り、「Northlaneサウンド」を作り上げた重要作と言えるだろう。
近年、バンドのギタリストであるJon Deileyの存在感は強まっており、彼が作り出すエレクトロニックなアレンジが高く評価されてきた。アルバムのタイトルトラック「Obsidian」を聴いてみれば、エレクトロニックなアレンジが楽曲の肝となっていることが分かるだろう。それは時にMeshuggahやAnimals As Leaders、Vildhjartaにも接近するプログレッシヴ感に溢れており、アートワークのインダストリアルな雰囲気にもマッチしている。「Dark Solitaire」や「Nova」といった楽曲も新しいNorthlaneの魅力がたっぷりと感じられる良曲。これからどんなバンドになっていくのか、楽しみになってくる本作、2022年にリリースされたことは後々重要になってきそう。
Wolves At The Gate 『Eulogies』
ポイント : クリスチャン・メタルコアの典例とも言える美しいリード・パート
▶︎https://watg.ffm.to/eulogies
オハイオのクリスチャン・メタルコア・バンド、Wolves At The Gate の通算5枚目となるフル・アルバムは、変わらずSolid State Recordsからリリースされた。日本ではあまりクリスチャンであることで他のバンドと区別することはほとんどないが、クリスチャン・チャートなどが存在するアメリカではクリスチャンでああること、そうでないことは重要な要素だ。クリスチャンだから聴かないとか、クリスチャンだから聴くという文化がある中で、「彼らはまるでクリスチャンでなかったけど、彼らが好きだからクリスチャンになる」というきっかけにすらなりそうなほど、素晴らしいメタルコアを本作で鳴らしている。
今年1月にリリースされた先行シングル&ミュージックビデオ「Lights & Fire」は、シンガロングを促すコーラス・ワークを携えたキラーチューン、この時点で今年のアルバムは素晴らしいものになると確信した人も多いはず。オルタナティヴ・ロックの香り感じた「Lights & Fire」とは違い、ストレートなメタルコア鳴らす「Shadows」もアルバムにおいてリードトラック級の仕上がりと言える。
InVisions 『Deadlock』
ポイント : イングランドらしさ溢れるBenのボーカル
▶︎https://bfan.link/iV-Deadlock
2016年の結成からサード・アルバムとなる本作まで、彼らの存在は「ダークホース」的ポジションで、アンダーグラウンド・メタルコア・シーンで注目を集めてきた。イングランドで静かに育まれたInVisionsサウンドは、本作でグッと本格的なものになったように思う。「Annihilist」や「Half Life」あたりは、同郷のトップバンドWhile She SleepsやArchitectsを彷彿とさせる。サウンドもそうだが、かなりの影響を受けていると感じるのはボーカリストBenの歌い方がArchitectsのSam Carterを彷彿とさせるからだろう。
Sable Hills 『DUALITY』
ポイント : Sable Hillsの美的感覚を巧みに表現した快作
▶︎https://linktr.ee/sablehills
『Embers』から約3年。精力的なライブ活動で着実にステップアップを遂げた彼らのセカンド・アルバムは、活動当初から誇示してきたSable Hillsサウンドに磨きをかけストレートに表現した快作だ。
モダンなメロディック・デスメタル、メタルコアのエレメンツというのは、日本のメタルコアにおいてはSailing Before The Windを筆頭に、日本メタルコアの美学のひとつのようにして育まれてきた。特にSable Hillsはドメスティックなメタルシーンと幅広くクロスオーバーしながら、自身のスタイルに磨きを掛け、コロナ禍であってもその成長を止めなかった。
The Black Dahlia MurderやDevilDriver、Unearthなどを手掛けたMark Lewisがプロデュースを手掛けた本作は、稲妻のようなリードが楽曲を牽引するようにして展開、ライブ・パフォーマンスではお馴染みとなったヘッドバンギングを誘うようにグルーヴを司るKeitaとUedaの存在も大きい。この夏、この作品を引っ提げた「DUALITY」TOURをはじめとする国内外のライブで、ボーカルTakuyaが躍動する姿も目に浮かぶ、壮大なスケールを持つ一枚、必聴です。
Monument of A Memory 『Harmony In Absolution』
ポイント : 惜しいところはあるがポテンシャルは十分
▶︎https://www.monumentofamemory.com/
Lorna Shore加入前のWill Ramosが在籍したことで知られるニュージャージーのメタルコア・バンド、Monument of A Memoryのデビューアルバム。これまでのシングル、EPでこのバンドが持つポテンシャルというところは非常に評価されてきたと思う。新体制となってもそれは変わっていないし、オープニング・トラックの「Atrophy」を聴けば彼らに才能があることは確信に変わるだろう。
オリエンタルなアレンジも絶妙でMonument of A Memoryのスタイルに合っていると思う。ただ、欠点をあげるとすればサウンド・プロダクション。キックとベースが潰れてしまっているのが残念で、もちろんここはメタルコア・リスナーひとりひとりに好きなサウンドがあることは分かるが、リマスタリングすれば格段に良くなり、グッとバンドを取り巻く環境もよくなっていくはず。
A Sense of Purpose 『All the Grief Was Gone』
一言 : プログレッシヴ・メタルコア、ブレイク候補一番手
▶︎https://open.spotify.com/album/3gRhSHB8N8BOFykunKSZUr?si=Oe9fvzDdQ4CD0bsc11vHpw&nd=1
オハイオ州クリーヴランドのプログレッシヴ・メタルコア・バンド、A Sence of Purposeの7曲入りアルバム (EP?) 、これが非常に素晴らしかった。ポストハードコアとしても優秀だし、プログレッシヴ・メタルコアとしても非常に高いポテンシャルがあると感じられることが、実は広い目でみると「どっちつかず」のようになってしまい、いまいち存在感がアピールできないことってあると思うのですが (プラス、A Sence of Purposeというバンド名はIn Flamesのアルバムタイトルと同じでメロディック・デスメタルっぽさを感じる人もいると思う)、彼らはいい線いってると思います。
この作品のリードトラックは「WSTE AWAY」で、プログレッシヴ・メタルコアの中にBring Me The Horizonを思わせるオルタナティヴ・メタルコアの要素も交えているのが印象的。アルバム、良いレーベルから出せばブレイク間違いなし。
最新のメタルコアをチェックするなら、RIFF CULTのSpotifyプレイリスト、YouTubeプレイリストがおすすめ!
RIFF CULT : Spotifyプレイリスト「All New Metalcore」
RIFF CULT : YouTubeプレイリスト「All New Metalcore」
BAND-MAID (バンドメイド) の人気は国内だけのものではないことは、ファンの人たちなら知っているだろう。実際に海外の人たちは、彼女らの音楽を聴いてどう思うのだろう?そして、どんなリアクションをするのだろうか。YouTubeには、BAND-MAIDを初めて聴いた人たちのリアクションビデオがたくさんアップされていて、たくさんの人がそれを視聴し、新しいお気に入りのバンドを見つけている。今回は、BAND-MAIDのリアクション動画の中から面白かったリアクション・ビデオをまとめて紹介していく。果たしてBAND-MAIDの音楽は、海外の音楽好きの方達にどのように反応されるのでしょうか?
チャンネル登録者数4.7万人、「Sing with Emma today」というチャンネルを運営するEmmaさんは、普段はボーカル・コーチを務めるボーカルの専門家。このビデオで初めてBAND-MAIDを聴くというEmmaさんの反応とはとても新鮮です。終始彼女たちのコスチュームの可愛さについて語りますが、演奏技術の高さ、そしてボーカルのバラエティの豊かさについて熱弁しています。
ワシントン州シアトルで音楽の先生をするTonyさんが運営するYouTubeチャンネル「DrumRollTony Reacts」では、様々なジャンルのドラマーに視点を合わせ、そのテクニックについて語ることが多い。今回BAND-MAIDの楽曲を音楽的に分析しながら語りますが、少しずつBAND-MAIDに魅了されていくのが分かりますね。
メタルバンド「Suite Clarity」のメンバーらが運営する「More SC」というYouTubeチャンネル、ここではメンバーの3人が「Domination」のライブ映像を見て、大興奮してしまっています。普段から日本の音楽だ大好きなメンバー達はライブ映像を真剣に見つめ、次第にノリノリになっていきます。
チャンネル登録者数10万人を超えるYouTuber「G.O.T Games」では、BAND-MAIDの「FREEDOM」のライブ映像を視聴、これが初めてBAND-MAIDを聴く機会だと話し、少しずつBAND-MAIDがどんなバンドなのかを理解しながら、楽しくライブを観ています。最後には笑ってしまうほど、彼女達の魅力に引き込まれていくのは、見ていて面白いですね。
いかがでしたでしょうか?この他にもたくさんのリアクションビデオがアップされています。
[NEWS]
"BAND-MAID TOKYO GARDEN THEATER OKYUJI"
公演詳細発表!
お盟主様抽選先行チケット販売がスタート!https://t.co/ODAgQRNMuz
・"DOWNLOAD JAPAN 2022"に日本から唯一となる出演決定!
・二万人超動員のUSツアー、10公演完売!
and morehttps://t.co/abgs3GS2yT#bandmaid pic.twitter.com/rp4RBDVYM3— BAND-MAID #bandmaid (@bandmaid) June 22, 2022
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=CBbwgZvZ1Wc” /]
米人気オーディション番組「アメリカズ・ゴッド・タレント」に、カナダの合唱グループ Growlers Choir。彼らは自身を”13人の吠える悪魔”、”世界で唯一のメタル合唱団”と自称するデスメタル合唱団で、この日、テレビの前でBritney Spearsの「Toxic」をカバーし、反響を呼びました。
彼らのパフォーマンスは、中世のナンバー「O Fortuna」で始まり、デスメタルの「Toxic」へと展開していく。審査員のSimon Cowellも気に入ったようで「まるで悪魔が聖歌隊の中で『OMEN』の曲を歌っているようだ。とても幻想的で不気味だ」と話している。
NOCTURNAL BLOODLUST (ノクターナル・ブラッドラスト / 通称ノクブラ) の人気は国内だけのものではないことは、ファンの人たちなら知っているだろう。実際に海外の人たちは、彼らの音楽を聴いてどう思うのだろう?そして、どんなリアクションをするのだろうか。YouTubeには、NOCTURNAL BLOODLUSTを初めて聴いた人たちのリアクションビデオがたくさんアップされていて、たくさんの人がそれを視聴し、新しいお気に入りのバンドを見つけている。今回は、ノクブラのリアクション動画の中から面白かったリアクション・ビデオをまとめて紹介していく。果たしてノクブラの音楽は、海外の音楽好きの方達にどのように反応されるのでしょうか?
チャンネル登録者数15万人を超えるカナダ出身のリアクションYoTuber、GALACTICRIMINALは毎日アップされるメタルコア、デスコア、さらに広域のメタルのミュージックビデオを観てリアクションする動画をアップし続ける人気者だ。ノリノリで聴きながら、終始言葉を失うようにしてカメラ目線になります笑
Dicodecというバンドでプレイするミュージシャン二人によるこのチャンネルは、これまでにマキシマム ザ ホルモンやBAND-MAIDなど日本のバンドのリアクションを続けてきた。今回初めてNOCTURNAL BLOODLUSTを聴いた二人は椅子から崩れ落ちるようにしてモッシュしはじめます笑
チャンネル登録者数1.7万人を誇る「PTB Empire」というチャンネルでは、NOCTURNAL BLOODLUSTのダイナミックなサウンドに理性を失い、座っていたゲーミング・チェアを殴りまくるという奇行に出てしまいます…笑
Twitchなどでもリアクションを配信している MORE OHRION REACTS は、動画のタイトルに「BREAKDOWN OF THE YEAR?!?!」とサブタイトルをつけて動画を投稿。PROMPTSのPKがフィーチャーしていることにも興奮していることから、かなりコアなデスコア/メタルコア・ファンであることも分かりますね。曲の展開に逐一驚きながら、時折言葉を失ってしまう。このリアクション、多くの人が同じ反応をしたのではないでしょうか。
Jedd Paugeはチャンネル登録者数7000人を持つ、今人気急上昇中のYouTuber。「Not 1 BUT 2 MASSIVE BREAKDWNS?!」とタイトルをつけて投稿されたリアクション動画は、ブレイクダウンが2段階あることに着目して楽曲を冷静に分析しています。徐々にその冷静さを失い、目を見開いて興奮した様子が面白いですね笑
今回紹介するリアクション動画の中で紅一点、Shake the World with Kpop というチャンネルを運営する彼女は、チャンネル登録者数1万人を超える人気YouTuber。普段はK-Popを中心にリアクションしていますが、PROMPTSのPKが韓国出身ということで、興味を持って視聴した模様。ポップ・リスナーがデスコアのヘヴィなブレイクダウンを聴いて衝撃を受ける様子が新鮮です。
いかがでしたでしょうか?他にも多くのリアクション動画が投稿されている NOCTURNAL BLOODLUST。最新アルバム『ARGOS』をチェックして、ライブに遊びにいきましょう。
NOCTURNAL BLOODLUST 『ARGOS』
01. The Devastated World
02. Red Soil
03. Straight to the sky (feat. Luiza)
04. Life is Once
05. Dagger
06. THE ARGOS
07. Cremation (feat. PK of Prompts)
08. Bow Down
09. ONLY HUMAN
10. Eris
11. THE ONE
12. Reviver
『ARGOS』特設サイト : https://www.nocturnalbloodlust.com/argos/
Official Web site http://www.nocturnalbloodlust.com/
Official Twitter https://twitter.com/nokubura
Official Instagram https://instagram.com/ncbl_official_jp/
6月18日、19日の2日間に渡り、京都福知山出身の5人組ロックバンド、UNMASK aLIVE による初の主催フェス“ONE & ONLY FESTIVAL”が行われた。
会場は、クラシックカーの展示場でもある大阪赤レンガ倉庫。『ライブハウスの全てをライブハウス以外の場所で』をテーマに、彼らが日頃から共に切磋琢磨する仲間たち、シーンの最前線で活躍する総勢23バンドが未開拓の土地で狼煙を上げた。当日の運営から、設営撤収まで全ての作業を自分たちで敢行し、荒削り且つ泥臭くも自分らしく、リスペクトの精神を重んじる彼ららしい2日間になったのではないだろうか。
18日のトップバッターを飾ったのはONIONRING。ライブのキラーチューン「GOLD」から口火を切り、“新しい挑戦、新しい試みを実行に移したUNMASK aLIVEに力を貸したいと思った”と語り、メロディックバンドとしての貫禄を見せつけた25分間から1日の幕を開けた。そこから11組の熱いライブを経て、大トリであるUNMASK aLIVEが登場。
オープニングで奏でたのは「Klesha」からの「108」。大盛り上がりのフロアの中で Made in Me,の、彦&ゆかりとフィーチャリングした楽曲「NAGOMILIA」を披露し、本人の登場に会場は湧き上がった。
“UNMASK aLIVEらしいDIYなフェスを様々な人たちと一緒に作った。ワクワクするようなカルチャーを今後も作っていきたい”と、周囲への感謝とリスペクトを述べた後に彼らが披露した楽曲は、2022年5月に公開した「酔夢」。妖艶かつダンサンブルな雰囲気へと包み込み、オーディエンスを心地よい空間へと誘った。
「Focus」からの「Nagisa」つなぎでフロアの盛り上がりは最高潮へ。“ONE & ONLY FESTIVALを世界一のフェスにしたいし、来年はもっと大きい所でやりたい。大切な友達と約束をしている。『2年後、なんばhatchでやろう』”と。大きな野望を語り、そしてこの空間にいる全員に対して手を差し伸べる彼らが紡ぐ次の楽曲は、
彼らが最も大切にしていると言っても過言ではない”地元”を歌った楽曲「9号線の果てに」。“まだ見たい景色がたくさんある。夢は全員で見るものだ”というVo.KDの言葉に涙ぐむオーディエンスも少なくはなかった。
しっとりとした雰囲気を破るように、最後に披露した楽曲は、UNMASK aLIVEのライブ代表曲とも言えるであろう「mirage」。鳴り止まないアンコール、大盛り上がりの中で1日目は閉幕となった。
昨日の盛り上がりも余韻を残しつつも、2日目、19日は昨年スプリットE.Pをリリースし共にツアーを回った盟友、Good Griefからスタートした。1曲目はUNMASK aLIVEとGood Griefの共作「Satellite」から口火を切り、Vo.KDとGt.アケチの登場にフロアは大盛り上がりとなった。
数々の盟友、シーンを引っ張る11バンドの出演で最後にバトンを繋がれたUNMASK aLIVE。Vo.KDが放った”自分が一番幸せになれる方法を考えていこう”の言葉で幕を切った2日目のステージ。「Focus」、「mirage」と、ライブ定番曲を披露すると共に、ヒートアップするオーディエンスの拳が目に焼きつく光景となった。
“最高の2日間をありがとう”と、このイベントを振り返った彼らが紡ぐ言葉は、やはり驕り高ぶる訳でもなく、周囲の人間やいつも支えてくれるオーディエンスへの感謝の意だった。こう言った姿勢が、彼らが支持される一つの理由では無いだろうか。
MC明けに披露した楽曲は、2022年5月に公開した新譜から「Not Enough !」湧き上がる会場の中で「Klesha」からの「108」では、TEMPLEのVo.MARCYが登場し、オーディエンスは大いなる盛り上がりを見せた。このような大型フェスを実現させ、順風満帆に見えるUNMASK aLIVEだがVo.KDが放った言葉は意外なものだった。
“叶えられていない夢がたくさんある。自分たちだけでは叶えられないからこそ、みんなで夢を叶えていこう”と今後もオーディエンスと手を取り合っていくことを誓った彼らが本編の最後で披露したのは「Nagisa」。
本編が終了するやいなや、アンコールの嵐が巻き起こる。“大事な時にしかやらない、大切な曲がある”と、彼らが披露した楽曲は「生きたくないと思った日」。切なく儚い歌詞ながらも、どこか暖かく優しさに包まれた空間だった。“時代を作ろう!ありがとうございました!”と高らかに、清々しくステージを去った彼らを目の当たりにし、今後のUNMASK aLIVEの可能性を感じずにはいられなかった。
彼らが在る限り、日本のポップパンクシーンは終わらない。
根拠は無いが、そんな一抹の希望を抱いてしまうような、夢のような2日間だった。彼らは現在目標にしているなんばhatchも、きっとそれ以上のことも今後成し遂げてくれるであろう。今後のUNMASK aLIVEの活躍から目を離さないでほしい。
Photo by piikann
ONE & ONLY FESTIVAL
[6/18出演者]
出演:UNMASK aLIVE / Made in Me. / 39degrees / Some Life / Castaway / See You Smile / AIRFLIP / ONIONRING / VII DAYS REASON / Track’s / bacho / Sable Hills / JasonAndrew
[6/19出演者]
出演:UNMASK aLIVE / Good Grief / waterweed / Graupel / TEMPLE / CRACK NUTS / LABRET / HOLLOW SUNS / C-GATE / Azami / KUZIRA / ENTH
UNMASK aLIVEセットリスト
[6/18]
1. Klesha
2. 108 feat. MARCY
3. NAGOMILIA feat. 彦&ゆかり(Made in Me.)
4. 酔夢
5. Focus
6. Nagisa
7. 9号線の果てに
8. 謳花
9. mirage
en. Not Enough !
[6/19]
1. Focus
2. mirage
3. 酔夢
4. Not Enough !
5. PSYCHO feat. TiGA(SAHAA)
6. Klesha
7. 108 feat. MARCY
8. 9号線の果てに
9 .Nagisa
en1. 生きたくないと思った日
en2. Akane
【UNMASK aLIVE SNS/SOCIAL】
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Instagram: https://www.instagram.com/unmaskalive/
YouTube Channel: https://www.youtube.com/c/DAYRIGHTRECORDS
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=Ej3atHN7RGc” /]
グルーヴメタル・キング、Sepultura が、2022年6月19日に出演したメタル・フェスティバル「Hell Fest 2022」でのフルセット・ライブ映像を公開しました。
会場の度肝を抜く、驚愕のグルーヴ・メタル炸裂!
<セットリスト>
Intro
Arise
Territory
Means To An End
Capital Enslavement
Kairos
Guardians of Earth
Machine Messiah
Propaganda
Agony of Defeat
Refuse / Resist
Ratamahatta
Roots Bloody Roots
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=EstnLu7eKCE” /]
ヴァイキング・メタル・バンド、Alestorm が、2022年6月にフランスで開催された野外メタル・フェスティバル「Hell Fest 2022」に出演、そのライブのフルセット映像が公開されました。
ステージに鎮座する、巨大なアヒル人形…
<セットリスト>
Keelhauled
Treasure Chest Party Quest
Mexico
Magellan’s Expedition
The Sunk’n Norwegian
Alestorm
Hangover
P.A.R.T.Y.
Drink
Pirate Metal Drinking Crew
Fucked With an Anchor
Shit Boat (No Fans)
[arve url=”https://youtu.be/DQ8f3PiUzdQ” /]
ウクライナのメタル・バンド、Jinjer (ジンジャー) が、2022年6月19日に出演したフランスの野外メタル・フェスティバル「Hell Fest 2022」に出演、その模様がARTE Concert のYouTubeアカウントから公開されています。
ウクライナの国旗が旗めく、熱狂のステージ。必見です。
<セットリスト>
Call me a symbol
On the top
Disclosure
Perennial
Teacher, teacher!
Home back
Pisces
Vortex
Colossus
2021年にLorna Shoreへと加入し、一躍メタル・ボーカリストとして世界中から注目を集めるWill Ramos (ウィル・ラモス)。彼はこれまでどんな経歴を歩んできたのでしょうか?在籍したバンドと、ゲスト参加してきた楽曲をまとめてみました。
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=a0fTZpO62yo” /]
Secrets Don’t Sleep (2015年から2016年まで在籍)
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=ahJih2Lf0qY” /]
A Wake In Providence (2016年から2018年まで在籍)
A Wake In Providenceは現在、新たなボーカリストを加え、Unique Leader Recordsと契約しています。
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=4W9l9rmQZzQ” /]
False Images (2018年ごろまで在籍 *False ImagesのFacebook参照 / アーティスト写真無し)
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=EAct8qz6ieQ” /]
Monument of a Memory (2018年から2021年まで在籍)
Monument of a Memoryは現在、新たなボーカルを加え活動中。
ここからはフィーチャリング・ゲストとして参加した楽曲を紹介していきます。
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=zn5KOx1xnTw” /]
The Fallen Prodigy – “Repeat (feat. Will Ramos of Lorna Shore)”
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=6BKyJrIZlOE” /]
BRAND OF SACRIFICE – Lifeblood ft. Will Ramos
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=CDbIx9NCR6U” /]
Left To Suffer : D.N.R. (Feat. Will Ramos & Ricky Hoover)
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=ISHgLxCljpk” /]
Ocean Of Illusions – Lost Within The Tapestry ft. Will Ramos
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=UYnN73fr3ik” /]
One Time Without – Last Ones Left feat. Will Ramos
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=CxHhgowFstc” /]
Bodysnatcher – Wired For Destruction
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=zn5KOx1xnTw” /]
Swallowed Alive – Aether [ft. Will Ramos of A Wake In Providence]
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=3cDXnf4QHuQ” /]
Deathsinger – THE VOID (feat. Will Ramos of A Wake in Providence)
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=Vr3drRzrC4U” /]
Cranely Gardens – History of a Drowning Boy [Ft. Will Ramos of A Wake in Providence]
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=IknPpLhS9Do” /]
Black Lotus – No Face (feat. Will Ramos)
Abominable Putridity (アボミナブル・ピュートリディティー)
結成 : 2003年
中心メンバー : Andrey Kuklin / Koubiachvili Alexander / Sergey Balayan
関連バンド : Vermicular Decay, Ease of Disgust Back Door to Asylum, Disgorge
For Fans of : Devourment, Pathology, Cephalotripsy, Katalepsy, Kraanium
聴きどころ : キャッチースラムリフ
トリビア : バンド結成時、Balayanは15歳だった。
▶︎バイオグラフィ
2003年ロシア・モスクワにて結成。結成当初は Devoured Entrails を名乗っていたが、直後に改名した。
Vermicular Decayで活動していた当時17歳のAndrey Kuklin、Inherited Suffering Recordsを運営し、Guttural Graphicsでバンドロゴ、カバーアートを手掛けるKoubiachvili Alexander、当時若干15歳だったギタリストSergey Balayanの3人体制で活動をスタート。翌年には、待望のボーカリストVladimir Korolenkoが加入。Alexと共にInherited Suffering Recordsの運営も行う。
Koubiachvili Alexander
2006年にプロモ音源を発表。翌年Lacerated Enemy Recordsとリリース契約を結び、『In the End of Human Existence』をリリースした。この作品のレコーディングからギタリストSergが加入、レコーディングは2006年に行われたが、プレオーダーの発送が遅れ、事実上2008年頭のリリースとなった。
ファースト・アルバム前後のAbominable Putridity
アルバムリリース後は、ロシアを中心にライブ活動を展開。その凄まじいスラミング・サウンドは、ロシアのデスメタル/ハードコアリスナーから幅広く支持され、着実にその知名度を拡大させていった。2009年ボーカルを務めてきたVladimirが脱退。後任には、Disfiguring the Goddess、Big Chocolate、Malodorous、Misericordiam、Burning the Massesで活躍し、Suicide Silenceのライブでボーカリストを務めた経験のあるカリスマCameron Argonが加入。アメリカ出身の彼とロシアを活動拠点にするバンドとのやりとり、制作活動はすべてオンライン上で行われた。
Cameron Argon
2009年にCameronがロシアへ渡り、Abominable Putridityの公演に参加。会場には数千人近いファンが押し寄せ、彼らの熱演を大いに盛り上げた。Cameronは2011年に脱退。正式にリリースされた音源にCameronが参加することはなかった。(*いくつかのデモテープでCameronが歌ったAbominable Putridityの楽曲がYouTubeにアップされている。)
2011年にはMatti Wayが加入し、セカンドアルバム『The Anomalies of Artificial Origin』を発表。オンライン上でのみの参加ではあったが、バンドの知名度をブルータル・デスメタル・シーン全体に拡大することに成功した。
2015年
Matti Way加入後のAbominable Putridityはアメリカなどでもライブ活動を展開。スラム・シーンにおいてその名を確固たるものとした。順風満帆のように見えたが、2020年に、Alexander以外のメンバーが脱退。以降、Alexanderが全ての楽器を担当し、CephalotripsyのAngel Ochoaがボーカルに起用された。
2021年にアルバム『Parasitic Metamorphosis Manifestation』をリリース。再び動き出したAbominable Putridityの動向にスラム・シーンから注目が集まる。
https://www.facebook.com/abominableputridityrus
Gutalax (グタラックス) は、チェコ/クジェムジェを拠点に活動するグルーヴィー・ゴアグラウンドバンド。2009年に結成され、現在までに2枚のフルアルバムをリリースしている。彼らのサウンドは時折メタルコアやデスコアの影響が見え隠れるグルーヴィーでモッシーなゴアグラインド。それだけでもフロアを熱くさせる力があるが、Gutalaxの最大の魅力は何と言っても「トイレをテーマにした楽曲とヴィジュアル」だろう。
ゴアグラインドの祭典「OBSCENE EXTREME」では会場がトイレットペーパーまみれになる熱狂を巻き起こし、様々なメタル・バンドが出演する人気野外フェスティバル「Brutal Assault」では、ステージに設置された簡易トイレ (もちろん未使用) が、客席に向かってクラウドサーフする。
ふざけているようだが、世界中のフェスティバルで爆裂的な熱狂を巻き起こし、グローバルなファンを持つ彼ら。いつか日本でも来日ツアーを行って欲しいものだ。