【年間ベスト】ONE BULLET LEFT開催記念企画 : RYOICHI (Sailing Before The Wind)’s Best Albums & Songs of 2023


 
日本のメタルコアを牽引する存在として、2023年も精力的な活動でファンを楽しませてくれたSailing Before The WindとSable Hills。彼らがキュレーションするメタルコア・イベント「ONE BULLET LEFT」の開催を記念し、RIFF CULTでは、両バンドのメンバーに2023年の年間ベスト・アルバム、そして楽曲をピックアップしていただきました。
 
シーンの最先端にいるミュージシャンは、どのようなメタルを聴いていたのでしょうか。リストをチェックすれば、彼らの驚くべき音楽への探究心に驚くだけではなく、新しいお気に入りが見つかるかもしれません。
 
2024年1月28日 (日曜日) 東京・渋谷 club asiaで行われる「ONE BULLET LEFT」は、日本のメタルコアの現在地を体感できるイベントになるはずだ。これらのリストをチェックして、より深くイベントを楽しみましょう。
 

 
▶︎Sable Hills x Sailing Before The Wind presents “ONE BULLET LEFT”
 
開催日時 : 2024年1月28日 (日曜日)
場所 : 東京・渋谷 club asia
OPEN/START : 14:00/14:30
TICKET : 3,800yen (+1D) / DOOR : 4,800yen (+1D) / 20歳以下 : 2,000yen (+1D – *枚数限定)
 
チケットはこちらから : https://eplus.jp/sf/detail/4003190001


▶︎RYOICHI : BEST ALBUMS OF 2023

August Burns Red 『Death Below』
A Mourning Star 『A Reminder of the Wound Unhealed』
Dying Wish 『Symptoms of Survival』
Currents 『The Death We Seek』
Graphic Nature 『A Mind Waiting to Die』

▶︎August Burns Red 『Death Below』


 
Stream & Download : https://found.ee/DeathBelow
Official Site : https://augustburnsred.com/
 
August Burns Redの『Death Below』は、多くのメタル・メディアでも絶賛されています。長年に渡り世界のメタルコアを牽引する存在として、大きくスタイルを変えることなく活動を続けているところは、Sailing Before The Windの活動スタイルにも重なる部分があります。このアルバムで特に「August Burns Redらしい」と感じた楽曲、またはフレーズはありましたか?
 
文句無しの傑作だと感じました。楽曲というよりアルバム全体を通して彼らの矜持を感じます。August Burns Redはメロディックメタルコア+αでいう「+α」の塩梅を楽しむのがミソだと思うんですが(そこもうちのスタイルと重なりますし)、今回はその塩梅がアルバム全体で聞くとバランスがいい感じになってるのが面白いです。
 
序盤からプログレばりの長さの曲があったり、曲単位で存在する”ABRらしさ”は変わってないのに、もちろんクリーンボーカルの導入も大きいとは思いますが、どこかスルスル聞けてしまうキャッチーさも兼ね備えてるというか。結果August Burns Redらしさを損なう事なく、ちゃんと進歩進化してる感触があるのが単純に凄い。

 

▶︎A Mourning Star 『A Reminder of the Wound Unhealed』


 
Stream & Download : https://dazestyle.bandcamp.com/album/a-reminder-of-the-wound-unhealed
Official Site : https://www.instagram.com/amourningstar.vhs/
 
A Mourning Starの『A Reminder of the Wound Unhealed』からはSailing Before The Windが活動をスタートさせた2010年代初頭のころによく聴いた、懐かしいスタイルのメタルコアです。ボーカルのスタイルはRyoichiさんのスタイルにも重なるところがあるように感じます。ボーカリストとして、A Mourning Starの特筆すべきポイントなどはありますか?また、おすすめの楽曲などあれば併せて教えてください。
 
単細胞メタル小僧だった10代の時期に、地元・沖縄の諸先輩方に00年代初頭のニュースクール/メタルコアや90年代ミリタント系の音源を「メタラーならきっと気に入るよ」と沢山ピックアップしてもらって、そこでメタルとハードコアの補助線が引けて本格的に音楽を聞くのが楽しくなったので、今でもピンポイントで好物ですし、国内含めて昨今のリバイバルの雰囲気も嬉しいです。
 
ボーカルスタイルは特に意識した事はなかったんですが、言われてみたら自分の中のアングラ的原点なので、無意識の中で出てるのかもしれないですね。今作は前作のEPより更にメタルコア感と叙情派ニュースクール味が増してて、まさに”ジャンルのマップ作り途中”みたいな人にうってつけのアルバムだと思いました。と、それっぽく御託を並べましたが正直ほんとにただ好きなだけですね。トラック2の「Corruption」がお気に入りです。

 

▶︎Dying Wish 『Symptoms of Survival』


 
Stream & Download : https://bfan.link/symptoms-of-survival
Official Site : https://www.instagram.com/dyingwishhc/
 
Dying Wishの『Symptoms of Survival』はここ日本でも大きな話題となり、メロディック・メタルコア/ハードコアのムーヴメントのキーとも言える作品であると思います。実際に日本のメタルコアの中心で活動を続けている中で、Dying Wishの影響を感じる日本のバンドがいたりしますか?また、特に好きな曲などあれば教えてください。
 
いい意味でいいとこ取りのようなバンドで、ヘヴィーパートオンリーの曲、メロデスライク、もしくはフューリーエッジスタイルの単音リフで攻め攻め系の曲もあれば、不協和音リフワークにキャッチー過ぎないクリーンボーカルで初期Solid State Records系の雰囲気も醸したり、と思ったらブレイクダウンがモダンでソリッドになったりと、ごった煮系ってともすればダサかったり、あざとくなりやすいと思うんですけど、奇跡的にかっこよくまとまってるなと感じました。
 
こっからいい意味でも悪い意味でも垢抜けていくバンド多いと思うんですけど、このまま突き抜けて昇華してほしい感じです。見当違いだったら申し訳ないんですが、Graupelとか曲によっては近い事してる時たまにありませんでしたかね?もっとファストでメロディックだし、時期的に影響とかではないとは思いますが。モダンな部分と往年のスタイルをセンスよく行き来するバンドが日本でも更に増えてくれたら楽しいですね。「Watch My Promise Die」が特に好きな曲です。

 

▶︎Currents 『The Death We Seek』


 
Stream & Download : https://bfan.link/remember-me-2
Official Site : https://www.instagram.com/currents/
 
Currentsの『The Death We Seek』はSable Hillsのメンバー達もフェイヴァリットに挙げており、このアルバムは世界のメタルコア・リスナーを虜にしました。一概に「メタルコア」という言葉では形容できないほど、多様なアレンジや工夫が感じられる作品ですが、ミュージシャンとして彼らのサウンド・プロダクションなどで驚いたこと、学びがあったと思うところはありますか?
 
こういうヘヴィーシットメリハリ系モダンメタルコアは珍しくはなくなりましたけど、おっしゃるとおりその他大勢のワナビーバンドから頭抜けた感じがありまね。全体に薄っすらと鳴り続けてるエレクトロ、シンセエフェクトも何だか独特で、個人的にはむしろメリハリを希釈する方向に持っていってるように感じました。
 
この手のバンド特有のブルータリティーと綺麗なクリーンボーカルの極端さをあまり強調しないというか、そのお陰で独自の荘厳感も出ててかっこいいですね。ボーカルのスクリームも非常に乾いたテイストで好みです。流行ってて沢山似たタイプのバンドがいるのもあって飽きるのも早いバンドが多かったですが、このアルバムは長く聞けそうです。

 

▶︎Graphic Nature 『A Mind Waiting to Die』

Official Site, Stream & Download : https://music.ruderecords.com/amindwaitingtodie
 
Graphic Natureは発展し続けるニュー・メタルコア・シーンの中でも、正統派として高く評価されています。Ryoichiさんはヒップホップなどもお好きだと思いますが、メタルコアにないグルーヴを取り入れているバンドも近年は多く、Graphic Natureの『A Mind Waiting to Die』にもそういったパートが組み込まれています。この作品に惹かれた理由は何かありますか?
 
ニューメタルコアって超絶ざっくりLinkin Park系かSlipknot系に分けられると思うんですけど、彼らはもちろんSlipknot系で”初期Slipknotのブチギレ感をそのままに、UKっ子らしくインダストリアルデジタルバイブス濃いめにしてモダンメタルコアで割りました!”みたいな完全に開き直ったスタイルがとても好ましくて好きですね。申し訳程度に入ってるワーミーリフとかDJスクラッチ、ドラムンベースも素直というか、衝動とやってみたい事がまんま音に出てるので、小賢しいことは抜き!熱けりゃオッケー!という気持ちに。
 
もしかしたらこの中で1番自然と手が伸びる回数が多かったアルバムかもしれないです。とりあえず聞きながら家を出る、みたいな。

 

▶︎RYOICHI : BEST SONGS OF 2023

▶︎Texas In July 「False Divinity」

 

▶︎Balmora 「Under the Weight of a Blackened Sky」

 

▶︎Beartooth 「Riptide」

 

▶︎Morning Again 「Resignation」

 

▶︎Unearth 「The Wretched;The Ruinous」

Texas In July、UnearthといったSailing Before The Windにも通ずるメロディアスなメタルコアからBalmora、Morning Againといったクラシックなスタイルを鳴らすバンドの中にBeartoothといったバンドの楽曲がリストインしているのは非常に面白いと思いました。これらの楽曲について (またはリスト全体について) 、それぞれ感想を教えてください。
 
Texas In Julyはもはや聞く前から良かったですね。良かったというか嬉しかったというか。新曲出たのがとにかく嬉しいです。
 
Balmoraは前述のA Mourning Starがニュースクールリバイバルの優等生系なら、こっちはいい意味でドタドタしてて特にこの曲はリフがかなり臭メロデスで好きです。
 
ご指摘の通り毛色の違う選出ですが、Beartoothはずっと好きなバンドなので入れました。
ハードロックのバイブスを醸すポストハードコアバンドにAsking Alexandriaがいますけど、こっちはよりアメリカンなテイストで、チューニングは低いのに陽性味の強いスケールワークでテキサスいノリ
(テキサス出身じゃないしこんな言葉存在しないですが)思い切りのいいシンプルなブレイクダウンはそのままに、キャッチーでフックのある歌メロが更に進化しててやばいです。
 
Morning Againは復活して以降割とヘヴィーハードコアに傾倒してる感じある中、この曲が特別フューリー感強めで即やられました。ニヤニヤ系です。
 
Unearthに関して僕が今更何か言う事なんてホントはないんですが、デスラッシュ成分とメタルコア成分の塩梅がアルバムによって変わるのはAILDと似てますけど、彼らは一貫してハードコア成分強めの展開で必ず割り算してくるので毎度安心して聞けます。
 

▶︎RYOICHI : Social

https://linktr.ee/ryoichisuemori

Sable Hills、独レーベル”Arising Empire”との契約を発表! 2024年1月に先行シングル『Odyssey』、4月にはアルバムも


 
メタルコア・バンド、Sable Hills が、ドイツのレーベル”Arising Empire”との契約を発表しました。バンドは2024年1月12日にシングル「Odyssey」をリリースし、4月には通算3枚目となるニュー・アルバムをリリースする予定とのこと。また、3/16(土)には、主催ライブとしてはバンド史上最大キャパとなる、恵比寿LIQUIDROOMでのリリース記念ライブの開催も発表している。
 
Sable Hillsは、世界最大のメタル・フェス「Wacken Open Air 2022」にて、日本人初となる「METAL BATTLE 2022」グランプリを獲得して以降、BLARE FEST、KNOTFEST JAPAN、MERRY ROCK PARADE、Wacken Open Air 2023といった大型フェスにも次々出演。Bullet for My Valentine、UNEARTH、DARKEST HOURといった海外バンドとも多数共演するなど、今や日本のメタル・シーンを牽引するバンドへと成長してきた。
 
2024年は彼らにとって、更なる飛躍の年になることは間違いない。彼らから目を離さないようにしよう!
 
SABLE HILLS『Odyssey』2024年1月12(金)配信
Pre-add / Pre-saveリンク : https://lnk.to/SH_Odyssey
 

 
▶︎SABLE HILLS “Odyssey Pre-Debut Show”
2024年3月16(土)東京 恵比寿 LIQUIDROOM
OPEN 17:00 / START 18:00
前売券:4,500円 (ドリンク代別途)
VIP前売券:7,000円 (ドリンク代別途)
【VIP内容】メンバーサイン入りA2ポスター付 / MEET & GREET / 優先入場
【TICKET NOW ON SALE】https://eplus.jp/sablehills
1次先行:12/29(金)20:00~1/4(木)23:59
2次先行:1/12(金)20:00~1/21(日)23:59
一般発売:1/27(土)正午12:00~
 
▶︎SABLE HILLS : オフィシャル・ウェブサイト& SNS
https://www.sablehills.jp/
https://twitter.com/sablehillsjp/
https://www.instagram.com/sablehillsjp/
https://www.facebook.com/sablehillsweb/
 

【年間ベスト】ONE BULLET LEFT開催記念企画 : TAKUYA (Sable Hills)’s Best Albums & Songs of 2023


 
日本のメタルコアを牽引する存在として、2023年も精力的な活動でファンを楽しませてくれたSailing Before The WindとSable Hills。彼らがキュレーションするメタルコア・イベント「ONE BULLET LEFT」の開催を記念し、RIFF CULTでは、両バンドのメンバーに2023年の年間ベスト・アルバム、そして楽曲をピックアップしていただきました。
 
シーンの最先端にいるミュージシャンは、どのようなメタルを聴いていたのでしょうか。リストをチェックすれば、彼らの驚くべき音楽への探究心に驚くだけではなく、新しいお気に入りが見つかるかもしれません。
 
2024年1月28日 (日曜日) 東京・渋谷 club asiaで行われる「ONE BULLET LEFT」は、日本のメタルコアの現在地を体感できるイベントになるはずだ。これらのリストをチェックして、より深くイベントを楽しみましょう。
 

 
▶︎Sable Hills x Sailing Before The Wind presents “ONE BULLET LEFT”
 
開催日時 : 2024年1月28日 (日曜日)
場所 : 東京・渋谷 club asia
OPEN/START : 14:00/14:30
TICKET : 3,800yen (+1D) / DOOR : 4,800yen (+1D) / 20歳以下 : 2,000yen (+1D – *枚数限定)
 
チケットはこちらから : https://eplus.jp/sf/detail/4003190001


▶︎TAKUYA : BEST ALBUMS OF 2023

In Flames 『Foregone』
Spiritbox 『The Fear of Fear』
Hollow Front 『The Fear Of Letting Go』
Sylosis 『A Sign of Things to Come』
Currents 『The Death We Seek』
 
▶︎In Flames 『Foregone』
 

 
Stream & Download : https://inflames.bfan.link/foregone-newalbum.yde
Official Site : https://www.inflames.com/
 
近年のIn Flamesの創作意欲の爆発っぷりには驚かされますし、衰えないシーンのトップ・バンドたちの活動にはSable Hillsも多くの刺激を受けていると思います。In Flamesの過去の作品などの思い出、出会いなどを挟みながら、このアルバムのキラートラックや聴きどころ、個人的なツボなリフなどあれば教えて下さい。
 
初めて聴いた作品は『Colony』(1999)で、当時はメタルコアという言葉も知らない時期だったし、彼らはメロディック・デス・メタルというイメージでした。そこから他のアルバムも掘ったりしていく内に『Reroute To Remain』(2002)と出会い、その概念も覆されました。彼らをジャンル分けするのは不可能だとは思いつつも、この作品が後続のメタルコア・バンドに与えた影響は計り知れないものだし、メロデスをルーツに持ったメタルコア」という一つのスタイルを確立した金字塔となったと言えます。
 
そんな音楽性の定義不可能な彼らが、自身の肉体がそう長くないと知りながらも、紆余曲折の末にリリースした『Foregone』が原点回帰を感じる一枚だったことは、複雑化しすぎたメタルシーンに一石を投じる様な、確かにそこにある漢気に感動させられました。Tr.3 Meet Your MakerやTr.2 State of Slow Decayを聴けば、私の言っている事が理解してもらえると思います。

 

▶︎Spiritbox 『The Fear of Fear』
 

 
Stream & Download : https://spiritbox.lnk.to/TFOF
Official Site : https://spiritbox.com/
 
Spiritboxの存在は、オルタナティヴへと系統していくメタルコア・シーンの象徴のようなもので、世界を舞台に活動するSable Hillsにとっても、彼らの佇まい、存在感といったところからの影響はもちろんあるだろうと感じています。サウンド・プロダクションの素晴らしさはさることながら、やはりボーカリスト、コートニーのフロント・ウーマンとしてのカリスマ性が大きな魅力です。Sable Hillsのフロントマンとしてコートニーの魅力に何か影響を受けたりしていますか?また、この作品はどれもキラーチューンですが、特にお気に入りの楽曲はありますか?
 
メタルコアに限らず、女性ボーカルにはあまり惹かれない傾向があるのですが、Spiritboxは久々に魂が揺さぶられました。
 
コートニーのスクリームは心からカッコいいと感じるし、更に特にクリーンパートの楽曲リリックの繊細な想いが相まって熱い気持ちになれます。また、歌の合いの手で綺麗に入ってくる強烈なギターリフやクリーントーンのエモーショナルさも決め手の大きな要素だと思います。落としパートはただのモッシュパートには留まらないDjentな心地良さも感じられます。Tr.2 JadedとTr.1 Cellar Doorが何だかんだ好きです。

 

▶︎Hollow Front 『The Fear Of Letting Go』
 

 
Stream & Download : https://hollowfront.lnk.to/TFOLG
Official Site : https://unfdcentral.com/artists/hollow-front/
 
Hollow Frontは、例えばConvictionsのようにシャウトからポスト・ハードコアばりのクリーン、そしてメロディック・ハードコアにあるような感傷的なスクリームが大きな魅力であると思います。ボーカリストとして参考になる部分も多いかと思いますが、ボーカリストとしてこの作品の中で特筆すべき楽曲はありますか?また、彼らの魅力や彼らが好きならもっとこんなバンドがオススメだよ、というようなレコメンドがあれば教えて下さい。
 
比較的ヤングなバンドで自分好みのスタイルのメタルコアに久々に出会えて滾りました。ボーカルがスクリームとクリーン両刀使いなのですが、どちらも最高レベルで上手いしめちゃめちゃ歌が前に出てきます。『Will I Run?』のサビはリードギターと相まってエモーショナル極めてるので、メタルコアクリーンパート好きな全人類必聴です。レコメンドはLANDMARKS と Our Hollow, Our Home です。

 

▶︎Sylosis 『A Sign of Things to Come』
 

 
Stream & Download : https://sylosis.bfan.link/a-sign-of-things-to-come.yde
Official Site : http://sylosis-band.com
 
Sylosisにとって、そしてArchitectsにとっても2023年は大きな分岐点であり、特にSylosisはこのアルバムで熱心なメタルコア/メロディック・デスメタル・ファンからの注目を一身に集めました。Sable Hillsにも通ずる部分が多くあるスタイルだと思いますが、Sylosisのサウンドで特に素晴らしいと思うポイントは何だと思いますか?また、このアルバムをどんな時に聴いていましたか?
 
この楽曲をギター弾きながら歌ってるのが一番素晴らしいと思う点です。笑
 
Architectsを脱退してまでメタル貫こうとした漢が作る楽曲なんてもう良いに決まってますから、あとは自分の耳に合うかどうかだと思います。実際耳の肥えた玄人向けの楽曲ではありますので。「Crystal Lake Ankh Japan Winter Tour 2023」に参加していた時に、移動中このアルバムを聴いてましたが、「俺もずっとメタル貫こう」と思わされざるを得ませんでしたね。

 

▶︎Currents 『The Death We Seek』
 

 
Stream & Download : https://bfan.link/the-death-we-seek
Official Site : https://currentsofficial.com/
 
CurrentsはRictさんもピックアップされており、Sable Hillsのソングライティング面においても影響を与えていそうですね。お二人でこのアルバムについて何か話されたりしましたか?また、Currentsの本作の魅力はどのようなものだと思いますか?
 
次世代メタルコアの中でも10倍リスナーの多い「メタル」ワールドに進出している数少ないバンドなので、いつか一緒にやりたいし俺らはやるべきだとずっと話してます。
 
楽曲がちゃんとヘヴィで良いクリーンボーカルも有り、サウンドがクリア且つアートワークもメタル愛感じつつどこかモダンでスタイリッシュと、逆にマイナスな理由が見当たりません。

 

▶︎TAKUYA : BEST SONGS OF 2023

▶︎Make Them Suffer 「Ghost of Me」

 

▶︎Texas In July 「Put To Death」

 

▶︎Bleeding Through 「On Wings of Lead (2023 Re-Recording)」

 

▶︎It Dies Today 「Buried By Black Clouds」

 

▶︎Unearth 「Into The Abyss」

 
熱いメタルコア・スピリットが伝わってくるリストで、非常にTAKUYAさんらしいものだと思います。Bleeding Throughは再録のものをピックアップされていますが、オリジナルと比べてよかったポイントなどはありますか?そのほか、Unearthとは今年日本で公演されましたが、その時の思い出などはありますでしょうか?全体の感想も合わせて教えてください。
 
最近、映画やゲーム業界ではリバイバルの波がきていますが、音楽シーンにも徐々にそれが近付いてると感じていて。その中でもBleeding Throughというバンドが20年経った今この楽曲を再録したという事実だけでご飯何杯でもいけます。音質がめちゃくちゃ聴きやすく、こもった感じが無くなりました。Texas In JulyやIt Dies Todayが復活して新曲をリリースしたりしてるのも、その流れがきてるなと感じざるを得ません。
 
そんな昔のリバイバルが大好きな私ですが、Make Them Sufferの新曲はモダンでもヘッドバンギング不可避でした。ヘヴィすぎます。
 
Unearthは初めて自分達が日本に招聘したバンドで、でも一番記憶に残ってるのは彼らが激ロックを気に入りすぎて三日連続で渋谷のあそこのバーに行ったことですかね。最終日は会場が代官山だったのにも関わらずわざわざ渋谷行きましたから。それと、これがコロナ明けを最も感じた公演だったのも確実です。自分よりも歳上の大人が本気でモッシュしてる光景を数年振りに観れた記念すべきツアーでした。
 
2024年は、ワンバレが日本のメタルコア・リバイバルの幕を切って落としたいと思っています。もう、流れはすぐそこまで来ていますよ。
 

▶︎TAKUYA : Social

https://x.com/saunaking_
https://www.instagram.com/saunaking_/

SABLE HILLS、Sailing Before The Windが キュレーションするメタルコア・イベント「One Bullet Left -supported by RIFF CULT-」が始動!

日本のメタルコアを象徴するバンド、Sailing Before The WindとSable Hillsが、遂にタッグを組んだ。2024年1月28日、東京・渋谷club asiaにて、この2組がキュレーションするイベント「One Bullet Left」が開催される。国内外から選抜されたアーティスト達によって繰り広げられる熱演を想像するだけでも、このイベントが日本のメタルコア・シーンにとって、重要なものであることが分かるだろう。

多くの国内アーティスト達がメタルコアを通過しながら、日本が産んだ「ラウドロック」というジャンル、あるいはカテゴリーの独自性をヒントに世界のメタル・シーンへと舵を進める中、Sailing Before The WindとSable Hillsは、実直に「メタルコア」という音楽の根底に流れるピュア・ブラッドを見つめ続け、時代の流れやトレンドに惑わされることなく、リフを刻み続け、眩しいほど輝きを放つメロディを磨き続け、生き物のようにうねるグルーヴを追い求め、汗と涙を流してきた。Sailing Before The Windは荒れ狂うインターネットの大海原を巧みに乗りこなし、国内外にファンベースを拡大しながらその名を浸透させ、Sable Hillsは日本を飛び出し、いくつものチャンスを確実に掴み、年齢、人種問わず多くのメタルコア・ファンのハートを撃ち抜いてきた。

その両バンドの”確かな目”によってキュレーションされる「One Bullet Left」には、Nocturnal Bloodlust、Earthists. A Ghost Of Flare、Changeless、そしてアメリカからAcross The White Water Towerが出演する。これらのアーティスト達に宿る”独自性”は、まごう事なきピュア・メタルコア・ブラッドを軸に発展させてきたものだ。このイベントを通して彼らのステージを楽しめば、言葉に出来ないメタルコア・スピリットのアトモスフィアを体感できるはずだ。

RIFF CULTでは、この度始まった「One Bullet Left」の記念すべき第1回目の開催まで、Sailing Before The Wind、Sable Hillsの2組の核心に迫るコンテンツを発信していく。個々の音楽志向やこれまでの活動を振り返りながら、日本のメタルコアを牽引していくパワーの源を解き明かしていく。

【公演概要】

One Bullet Left
開催日:2024年1月28日(日)
会場:東京 渋谷 clubasia / 開場 14:00 開演 14:30
前売券:3,800円 (ドリンク別) / U-20割(20歳以下)前売券:2,000円 (ドリンク別)
https://eplus.jp/onebulletleft

【出演】
SABLE HILLS
Sailing Before The Wind
Nocturnal Bloodlust
Earthists.
Across The White Water Tower (USA)
A Ghost Of Flare
Changeless

■One Bullet Left 出演バンドオフィシャルサイト■
https://www.sablehills.jp
https://linktr.ee/sailingbeforethewind
https://www.nocturnalbloodlust.com
https://www.earthiststokyo.com/
https://atwwt.com/
https://twitter.com/AGHOSTOFFLARE
https://lit.link/Changeless

An Iced Graveyard、グルーヴィな魅力放つニュー・シングル「Warriors」リリース

“TOKYO EXTREME MUSIC”を掲げ活動するバンド、An Iced Graveyard が、セカンド・シングル「Warriors」を配信リリースしました。この楽曲は、Spotifyほかバンドの公式YouTubeチャンネルにて視聴することが出来る。2023年3月にリリースしたファースト・シングル「Tragedy」から一転、モダンかつニューメタルのエレメンツを忍ばせた一曲に仕上がっている。

▶︎配信URL : https://linkco.re/FmrXyFgN

 

Sable Hills、新メンバーWataruのクリーン・ヴォーカルが冴えわたるニュー・シングル「A New Chapter」のミュージックビデオを公開!

2年連続出演となった世界最大のメタルフェス『Wacken Open Air 2023』にて、世界中のメタラーを完全掌握。今週は、Like Moths To Flames(USA)、Knosisを従えての凱旋ヘッドライン・ツアー『Chaos J.P. 2023』にて、日本のファンに一回りも二回りも成長した姿を見せつけたSABLE HILLS。

日本のメタルシーンの革命児と言っても過言ではない彼らが、同ツアーにおいて初披露され、SNSで大きな話題を集めてた新曲『A New Chapter』をリリース。併せてMusic Videoを公開した。

曲名の通り、新メンバー「Wataru」のクリーンヴォーカルが冴えわたる、新章の始まりを告げる本作は、彼らがより大きな舞台へと駆け上がっていくことを確信できるアンセミックな仕上がりに。是非ともライブ会場にて、新たなスタートを切った彼らの勇姿を見届けてもらいたい。

 

SABLE HILLS 最新シングル「A New Chapter」配信リンク
https://lnk.to/ANewChapter

元Killswitch EngageのHowardとAdam、新プロジェクトを始動

元Killswitch Engage (キルスウィッチ・エンゲージ)のヴォーカリスト、Howard Jones (ハワード・ジョーンズ)が、自身のインスタグラムで、元バンドメイトのAdam Dutkiewicz (アダム・デュツキェヴィッツ) との今後のコラボレーションの進捗状況について、いくつかの情報を共有している。

まだ名前の決まっていない新プロジェクトのために、彼とAdamはすでに13曲の新曲のデモを作ったという。このうち10曲はすでにレコーディング済みで、Howardは残りの曲もまもなく完成させる予定だと述べている。

さらに、ジョーンズは現在、YouTubeでの活躍で知られるミュージシャンのJared Dines (ジャレッド・ダインズ)とともに、自身のプロジェクトSIONのセカンド・アルバムのための作曲とデモ制作に携わっているとも語った。

Born of Osiris、ニュー・シングル「Torchbearer」をリリース

北米ツアーを開始したばかりのプログレッシヴ・メタルコア・バンド、Born Of Osiris (ボーン・オブ・オシリス) が、ニュー・シングル「Torchbearer」を発表しました。2023年の初頭、バンドは来たる7枚目のアルバムからいくつかの詳細を明らかにしたが、この曲がアルバム収録曲なのかは明らかにされていない。

Buy / Stream: http://sumerian.lnk.to/torchbearer

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Erra、1年振りの新曲「Pale Iris」のミュージックビデオを公開

プログレッシブ・メタルコア・バンド、Erra (エラ) が、新曲「Pale Iris」のミュージックビデオを公開しました。バンドにとって1年ぶりの新曲となる「Pale Iris」は、ヴォーカリスト、J.T. Cavey (ジェイ・ティ・ケイヴィー)の爆発的な咆哮で始まり、そのダイナミクス、プログレッシヴにうねるギターリフ、緊迫感のあるトーンがスリル満点だ。

Stream at http://erra.lnk.to/PaleIris

ギター/ボーカルのJesse Cash (ジェシー・キャッシュ)は「Pale Iris」について次のように語っている:

「曲の前半は、ブリッジに入るための長いクレッシェンドで、そこで曲はよりダークな展開になっていき、最後までそこに留まる。ブリッジではチューニングを半音下げていて、それはインパクトとエネルギーの変化をより高める為なんだ。本当は8弦ギターを使って書かれた曲だが、現代のピッチシフトの利便性のおかげで7弦で演奏することが出来るんだ。

そして楽曲のテーマなんだけど、2017年に『The Endless』というを観たのだが、主人公が空に2つ目の月が現れたことに気づくシーンがあったんだ。そのシーンがいつも私の心に引っかかっていたんだよ。月がクトゥルフの目であることが暗示されていたのか、それとも直接示唆されていたのかは思い出せないが、そのコンセプトは私にとってとても興味深いものだった。そこから私は、死体の目の上にある2つのコインが、宇宙を見つめる生命のない地球の上にある2つの月に似ているというアイデアを想像した。そうして”Pale Iris”という曲が生まれたんだ」。

 

Heaven Shall Burn、『VETO』10周年を記念し「Valhalla」のミュージックビデオを公開

ドイツのメタル・バンド、Heaven Shall Burn (ヘヴン・シャル・バーン)が、アルバム『VETO』の10周年を記念し、Blind Guardiansの「Valhalla」のクラシック・カヴァー・ヴァージョンのオフィシャル・ビデオを公開しました。このビデオは、彼らの長年のパートナーであるPhilipp Hirsch (フィリップ・ヒルシュ)とギタリストのAlexander Dietz (アレクサンダー・ディーツ)が監督している。

ギタリストのMaik Weichert (マイク・ヴァイヒェルト)は次のように語っている:

「”Valhalla”のビデオを作らなかったことをずっと後悔していたんだ。そして今、アルバム『VETO』の10周年を記念して、ついにそれを完成させた。ビデオに登場するゲストを特に誇りに思っている。彼を玉座に座らせるしかなかったんだよ!」

The Plot In You、怒りに満ちた新曲「Forgotten」をリリース

オハイオ州ハンコックシティを拠点に活動するオルタナティヴ・メタルコアバンド、The Plot In You (ザ・プロット・イン・ユー) が、新曲「Forgotten」のミュージックビデオを公開しました。バンドはこの楽曲について「この曲は、プレートシフトするブレイクダウンのあるグニャグニャしたアンセムで、Tewersが腹の底から怒りに満ちたカタルシスのある歌詞を吐き出しているんだよ」とコメントしている。

「Forgotten」は、「Divide」と「Left Behind」に続く、バンドが最近リリースした3曲目のシングルである。

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Falling In Reverse、大盛況のThe Popular Monstourから「Watch The World Burn」のライブ映像を公開

アメリカ・ラスベガス出身のメタルコア・バンド、Falling In Reverse (フォーリング・イン・リヴァース) が、カリフォルニア州サクラメントで開催された「The Popular Monstour」から「Watch The World Burn」のライブ映像をCaliverTVから公開しました。この映像は、AshToneAudioのマット・トーマスによるプロフェッショナルなミックスとマスタリングが施されたオーディオと、CaliberTVチームによって撮影されたビジュアルが特徴。

Ronnie Radke (ロニー・ラドキー)率いるFalling In Reverseは、先日、カリフォルニア州サクラメントのハート・ヘルス・パークでのソールドアウト公演で、22日間の夏のヘッドライナーを終えたばかりだ。

 

Norma Jean、元Still Remainsによる新バンド”dead.me.”がデビュー

Still Remainsのオリジナル・ギタリストであるJordan Gilliam、Norma JeanのドラマーMatt Marquez、ボーカリストT.J. Millerによる新しいバンド、Dead.Me.が結成され、デビュー・シングル「Empty Now」をリリースしました。バンドは2023年の終わりまでに作品をリリースすること発表している。

【ライブレポート】日本を代表するメタル・バンド、SABLE HILLS。 2年連続出演となった世界最大のメタルフェス 『Wacken Open Air 2023』にて、 現地のメタラーを完全掌握!

TEXT:荒金良介

毎年ドイツで開催されている世界最大級のメタルフェス「Wacken Open Air」に、SABLE HILLSが2年連続で出場を果たした。しかも今年はメインアクト枠ということで、本場のメタラーたちに彼らはどんな風に受け入れられるのか。その様子をこの目でどうしても見届けたく、現地まで足を運んだ。

これまでの流れを説明しておくと、彼らは昨年の「Wacken Open Air」内の「Metal Battle」にて日本人初の優勝を勝ち取った。今年は「Wacken Open Air」のメインアクト枠として、初日(8月2日)の「HEADBANGERS STAGE」に登場。ただ、ドイツは連日に渡って雨が続いており、この日も地面はぐちゃぐちゃの田んぼ状態であった。しかし、SABLE HILLSはそんな悪条件を跳ね返してドイツのメタラーたちを大暴れさせたのだ。

14時45分、SEと共にTakuya(Vo)、Rict(G)、Wataru(G)、UEDA(B)、Keita(Dr)のメンバー5人が揃うと、ショウは今年5月に配信リリースされた「BAD KING」でスタート。ド頭から新曲を振り下ろすところにバンドの自信がうかがえる。足元は劣悪な環境にもかかわらず、気づけば後方までぎっしりと観客で埋まっているではないか。やはり去年の評判を聞きつけ、このステージに駆けつけた人が多いのだろう。バンドもその期待に全力で応え、気迫漲る演奏を叩きつける。

そして、昨年出た2ndアルバム『DUALITY』収録の冒頭曲「The Envy」へ。哀愁を帯びたギターが曇天に響き渡り、Takuyaがクラップを煽ると、観客もそれに追随する形で一体感が生まれていく。後半には落差激しいブレイクダウンをかまし、Takuya、Rict、Wataru、UEDAのフロント4人がヘッドバンギングを決めて演奏に没頭。プレイだけではなく、視覚面からも観客の心を揺さぶり続ける。疾走感溢れる「Crisis」に入ると、観客によるサークル・モッシュは激しさを増し、膝まで泥だらけになって騒ぐ有様だ。曲終わりにはSABLE HILLSコールも起きるほどである。「カモン!」と歓喜の雄叫びを上げる男性もいて、現地の興奮ぶりを肌でひしひしと感じずにいられなかった。

その様子にTakuyaも「ダンケシェーン、ジャーマニー!」と感謝の言葉を述べ、次は「Recapture」をプレイ。濁声シャウト連発のヴォーカル、また、天に突き抜ける爽快なギターフレーズも相まって、サークルモッシュは過激になる一方だ。筆者の顔にも泥が飛んできて、思わず笑みが溢れてしまった。図太いヘヴィリフで畳み掛ける「Messiah」に移ると、今年正式メンバーになったWataru(G)も歌で援護し、楽曲に新たな彩りを添えていた。Rictのクリーン・ヴォーカルもバンドの大きな魅力になっているものの、もう一人「歌えるギタリスト」が加わったことで、楽曲により一層の厚みを感じられる。ほかの楽曲でも積極的にWataruは歌っており、今後は彼が歌うパートがさらに増えるのではないか。

「On My Own」においてはUEDAの邪悪コーラスが楽曲の熱量を押し上げ、Rictによる泣きのギターフレーズもメタラーの琴線を刺激してやまない。凶暴性と叙情性をハイブリッドに昇華したサウンドは、SABLE HILLSの真骨頂と言えるだろう。「Snake In The Grass」の演奏が始まると、「サークルピット!」と煽り、今日イチの巨大なサークルモッシュが勃発。男女入り乱れて笑顔で走り回る様は壮観だ。ここでRictはMCを挟み、去年20分だったものの、今年は60分のショウを届けられることに感謝を告げ、ショウは後半戦へ。「No Love Lost」ではTakuyaとRictの掛け合いヴォーカルが冴え渡り、続いて1stアルバム『EMBERS』の冒頭2曲に繋ぐ流れも最高。ステージ中央にRictは立ち、インスト曲「Path」では哀切の頂点を極めたギターを披露。それから「Embers」へとシームレスに繋ぎ、巨大なサークルモッシュに加えて、観客同士が体をぶつけ合ったりと、凄まじい盛り上がりを記録した。

ラストは2ndアルバム収録の「Interlude」~「The Eternal」で締め括る。Keitaの切れ味鋭いドラミングが楽曲の火力を高めて、メタルコアの攻撃力を突きつける一方、歌やコーラスでスケール豊かに聴かせる曲調は野外フェスで映え渡る。とりわけ「ウォー!ウォー!」のシンガロング・パートを現地の観客が大声で歌う光景は感動的であった。
ライヴ終了後、現地の観客がメロイックサインを掲げ、特大のSABLE HILLSコールが巻き起こり、60分のショウでも物足りない!と言わんばかりの大熱狂ぶり。間違いなく、彼らは今年の「Wacken Open Air」に深い爪痕を残した。

昨年と比べてもバンドは腕力とスキルに磨きをかけているし、ステージの立ち姿からは揺るぎない貫禄を感じるほどだった。ドイツをSABLE HILLSのホームに変える日は遠くない。そう思わせる圧巻のパフォーマンスを魅せてくれた。

今月日本では、アメリカから初来日となる「Like Moths To Flames」、元Crystal Lakeのヴォーカリスト「Ryo Kinoshita」率いる「Knosis」を従えての主催ヘッドラインツアー「Chaos J.P. 2023」も控えている彼ら。凱旋公演とも言える同ツアーにて、世界を舞台に戦う「漢」たちの姿を目に焼き付けてほしい。

 

Sable Hills、ヘッドラインツアー「Chaos J.P. 2023」のスペシャルゲストを発表!

新ドラマーBrodyが加入したInvent Animate、「False Meridian」のミュージックビデオを公開

プログレッシヴ・メタルコア・シーンのトップを走るバンド、Invent Animate (インヴェント・アニメイト)が、「False Meridian」の公式ミュージックビデオを公開しました。バンドは2023年8月、ドラマーのBrody Taylor Smith (ブロディ・テイラー・スミス)を正式メンバーとして迎え入れたことをアナウンスしている。

この曲自体は、今年3月にリリースされたバンドの最新作『Heavener』の収録曲で、バンド初の北米ヘッドライナー・ツアーの計画もすでに発表され、これから何倍にもその存在感を拡大して行くことが決まっている。ツアーは、Void Of Vision、throw、Avianaをオープニングに迎えて今秋にスタート。Brodyのプレイにも注目だ。

ニューメタルコア・バンド、Creakが新曲「Hare In The Woods」をリリース

2023年初めにProsthetic Recordsと契約したニューメタルコア・バンド、Creak (クリーク)が、新曲「Hare In The Woods」をリリースしました。この曲は、2023年8月18日にリリースされるデビュー・アルバム『Depth Perception』の発表に先立ち公開された。

ヴォーカルのJack Dunn (ジャック・ダン)は、この曲について次のようにコメントしている:

「この曲は、アルバムのために書いた最初の曲で、この曲が出来上がったのを聴いて興奮したことが、より大きなアルバム・プロジェクトをやることに決めたきっかけになったんだ。僕らにとって、この曲はCreakという名前を思い浮かべた時に僕らの頭の中にある音に最も近づいたようなものなんだ。アルバムの中で1曲、僕らをこう思ってもらいたい曲があるとしたら、それはこの曲だろうね。

この曲を作ったとき、私は穴から抜け出せないような感覚に陥っていたし、そういう感覚に慣れてしまっていて、それが当時の私の普通になっていた。今思えば、この曲は物事を前向きにとらえ、人生を見通すようになったフィルターを破るための方法だったと思うよ」。

 

ギタリストのPatrick Morton (パトリック・モートン)はこの曲について、「自分たちが影響を受けた、よりヘヴィでカオティックな要素を取り入れて、自分たちのサウンドをどこまで進化させられるか試してみたかったんだ 」と付け加えた。