カリフォルニア州ベイエリアを拠点に活動するテクニカル/プログレッシヴ・デスメタル/デスコア・バンド、Rings of Saturn (リングス・オブ・サターン) が、新作『Rings of Saturn』をリリースしました。どこかPolyphiaを彷彿とさせる流麗なプログレッシヴ・サウンドをベースに、随所でソリッドなデスコア・エレメンツを散りばめる、Rings of Saturnの新たなチャプターを予感させる仕上がりとなっている。
バンドは今週末からExtortionist、Distinguisher、Voraath&Matt Millerと共に「Cyber Shred Tour 2022」を開催する。
Jason Richardson : Born of OsirisやChelsea Grin、All That Remainsなどでプレイするなど、メタルコア・デスコア・シーンで確固たる知名度を誇るギタリストJason Richardson (ジェイソン・リチャードソン) が、ドラマーLuke Hollandをフィーチャーした新曲「p00mbachu」のミュージックビデオを公開しました。
Composed, Performed + Produced by Al Mu’min (UK)
Drums + Percussion by Travis Orbin (USA)
Mixed + Mastered by Jeff Dunne (USA)
Album Art by Parin Choensawat (Singapore)
Jason Richardson & Luke Holland : Born of Osiris、Chelsea Grin、All That Remains、Polyphiaなどでギターをプレイ担当してきたJason Richardsonが、ドラマーLuke Hollandとコラボし新曲「Ishimura」のミュージックビデオを公開しました。
肝心の曲ですが、ここ数日の間でリリースされたプログレッシヴ・メタルの優れた名曲 (Meshuggahの先行シングル、Animals As Leadersのニューアルバム)などに匹敵するブルータルなフレーズを隠し味にしたプログレッシヴ・サウンドを披露してくれています。ゲームのサウンドトラックのようであると感じる瞬間もありますね。聴きごたえかなりあります!
A Sense of Purpose : オハイオ州クリーブランドを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコアバンド、A Scense of Purposeが、新作EP『All the Grief was Gone』をリリースしました。先行公開していたシングル「Labyrinth」から彼らの事をチェックし始めた方も多いはず。しかし、先行公開されたシングルよりもEP発売から公開されている別の楽曲の方が、めちゃくちゃ良いです。
Erra : アラバマ州バーミングハムを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコアバンド、Erraが2021年にリリースしたアルバム『Erra』のデラックス・エディションをUNFDからリリースしました。この作品にはオリジナルの収録曲に加え、Museの「Stockholm Syndrome」、Audioslaveの「Light My Way」、Nine Inch Nailsの「Heresy」のカバーが収録された全19曲収録という内容になっている。
前作『Time Will Die and Love Will Bury It』から4年振り、通算6枚目のスタジオ・アルバムは、ドラマーAl Pott加入後、最初のアルバムとなる。2015年の『Grievances』に始まり、2018年の『Time Will Die And Love Will Bury It』と続く意図しない3部作の最終章として、バンド自身本作は過去最高傑作だと話している。
2000年代後半からRolo Tomassiを追いかけている、またはなんとなく知っているリスナーにとって、彼/彼女らは間違いなく「マスコア/カオティック・ハードコア」として認識しているはずだ。芸術性の高いサウンドはフック、グルーヴとは違った美的感覚を持ち、長年それをRolo Tomassiらしさとして維持してきた。前作辺りからそのサウンドに大きな変化が現れ、いわゆる現代ヨーロッパのメタルコア/ポストハードコア、言ってしまえばBring Me The Horizonのオルタナティヴな感覚を取り込み、「メタルコア」としてもカテゴライズできるようなサウンドをプレイし始めた。もちろんベースにあるのはマスコアであるのだが、静と動、そして緩急を操りながら新しいサウンドを聴かせてくれる。
And it's out. Thanks everyone thats listened and tagged us so far. We're really thrilled to be able to finally share this with you. Love to @lewjohns@devilmatt and all at @MNRKHeavy for helping us bring it to life. Enjoy x pic.twitter.com/6VstoUEdYA
アルバム冒頭の「FBX」、続く「Malevolent」と大きな変化を覚悟していたファンには良い意味で拍子抜けするようなクラシックなVolumesサウンドを聴くことが出来る。先行シングルとして公開された「Bend」、「Get Enough」の流れはクリーン・ボーカルのパートを導入し、自身のプログレッシヴ・メタルコアの世界観を拡大していく姿勢を見せ、「Let Me Down」、「Man On Fire」と古き良きVolumesサウンドと挑戦の両方を楽しむことが出来るトラックへと続く。エンディングを飾る表題曲「Happier?」からは、活動を始めた当初の仲間達、Structuresなどへのリスペクトを感じるサウンドスタイルをベースにしながら、現代のプログレッシヴ・メタルコアシーンでVolumesがどんな存在であるべきなのかをファンへ伝えるような思いを感じる一曲に感じる。
Silent Planet : カリフォルニア州アズサを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコア、Silent Planetが通算4枚目となるスタジオ・アルバム『Iridescent』をSolid State Records / UNFDからリリースしました。前作『When the End Began』からおよそ3年振りとなる本作は、Drew FulkとDaniel Braunsteinが担当し、ギタリストでありプロダクション制作の軸になっているMitchell StarkもDrew、Danielと共にプロデュースを行なっている。
前作『When the End Began』は、Will PutneyとSpencer Keeneによってプロデュースされていたが、今回はIce Nine KillsやFit For a Kingを手掛けるDrewにスウィッチしている。
VILDHJARTA : スウェーデンを拠点に活動するプログレッシヴ・メタル/Thallバンド、Vildhjartaが10年振りとなるセカンド・アルバム『måsstaden under vatten』をCentury Media Recordsから10月15日にリリースしました。2013年に発表されたEP『Thousands Of Evils』以降、主要メンバーはHumanity’s Last Breathを立ち上げ活躍していましたが、2020年中頃からVildhjartaが再び動き出したとSNSなどで話題となり、遂に本作がリリースされました。この作品、どんなところが凄いのか、聴きどころはどこなのか、解説していきたいと思います。彼らのバイオグラフィは、今年3月に出版した自著『Djentガイドブック』に書いていますので、ぜひそちらも購入してみて下さいね!
ポイントその① : 最高級の芸術性
これに尽きます。自身の音楽スタイルをThallと表現し、独自のリフ、グルーヴを追求してきた彼らにしか鳴らせないプログレッシヴ・サウンドは、Djentだけでなく、メタルが好きな人全員に体感して欲しい。6曲目の「den helige anden – under vatten」は、アルバムの中でも特に高い芸術性とドラマ性を持った楽曲。プログレとは何か、Thallとは何かとか、そういう難しいことは置いておいて、とにかくこの芸術に身を委ねて聴いてみるといいでしょう。
när de du älskar kommer tillbaka från de döda = 愛する人が死から戻ってきたとき
den helige anden (under vatten) = 聖霊(水中)
måsstadens nationalsång (under vatten) = カモメ市の国歌(水中)
mitt trötta hjarta = 私の疲れた心
detta drömmars sköte en slöja till ormars näste = この夢の子宮はヘビの巣へのベール