The Last Ten Seconds of Life : 貫禄見せつけるダウンテンポ傑作! ニューアルバム『The Last Ten Seconds of Life』リリース!

 

The Last Ten Seconds of Life : ペンシルバニア州マンスフィールドのデスコアバンド、The Last Ten Seconds of Lifeがニューアルバム『The Last Ten Seconds of Life』をUnique Leader Recordsからリリースしました。

 

昨年10月にUnique Leader Recordsとの契約を発表、ブルータルに磨きをかけ、ひたすらにダウンテンポを追求していくのだろうと勝手に予想してましたが、想像の上をいく、これまでバンドが鳴らしてきたニューメタル/メタルコア・サウンドとクロスオーバーした新時代のダウンテンポを聴かせてくれます。

 

いくつもピックアップしたいタイトルはありますが、「Glory be 2 Misery」は、The Last Ten Seconds of Lifeにしか作れないアメリカン・アンダーグラウンド・メタルコア/デスコアのプライド溢れる仕上がり。非常に面白いですし、普通にメタルとして新しい面白さがあります。いくつもピースをランダムに組み合わせながら一曲になっているというか、とにかく新鮮。

 

「Zapffe Isn’t Invited to the Party」はシンプルにダウンテンポな切れ味鋭い一曲、チューニングもボーカルもローすぎてアガります。

 

 

 

現在行われているCattle Decapitationとのツアーでも新曲披露してますが、相当かましてますね。ミュージックビデオも最高なのでチェックしてみてください。とにかく聞き込むほどに味わい深くなっていくダウンテンポ・超傑作です。

 

 

The Algorithm : フューチャリスティックなアレンジ光る新曲「Object Resurrection」リリース!

 

The Algorithm : Djentとエレクトロニックをクロスオーバーさせた元祖、The Algorithmが新曲「Object Resurrection」をリリースしました。コンスタントにリリースを続けてきたシングルを組み込んだアルバム形式でSpotifyなどでまとめて視聴することも可能です。

 

作品によって、メタル側に振り切るか、エレクトロニック側に振り切るかを変えてくるThe Algorithmですが、本作はエレクトロニックな割合が高め。ですが、しっかりとデジタル処理されたリフもあり、エレクトロニックを普段聞かない方も楽しめる作品になっていると感じます。

 

 

ENOX : 微細にエディットされたリフが炸裂するメタルコア ニューアルバム『Euphoria』リリース!

 

ENOX : ニュージャージー州ジャージーシティを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコアバンド、ENOXがデビューアルバム『Euphoria』をリリースしました。ボーカリストMichael Guevarez、ギタリストのErnesto GrassiとMikey Luna、ベーシストRoy Beatty、ドラマーJohn Capparelliの5人体制を取るENOXが2018年にシングル「Convulsions」でデビュー。これまで実直にシングルリリースを続け、いよいよアルバムデビューとなりました。

 

 

微細にエディットされたリフ、エッジの効いたサウンドスケープ、それでいて耳の残る華麗なクリーン・パートが心地良いENOXサウンド。Notionsのようなニューメタルコア/ラップメタルっぽさもあるので、そういうサウンドが好きな方にもオススメです。

 

Pridelands : オーストラリアからメタルコア・ダークホース デビュー作『Light Bends』リリース!

 

Pridelands : オーストラリア/メルボルンを拠点に活動するオルタナティヴ・メタルバンド、Pridelandsがデビューアルバム『Light Bends』をSharpTone Recordsからリリースしました。バンドは2018年にEP『Any Colour You Desire』をリリース。2012年から活動を続け、本格始動から10周年を迎えた今年、インターナショナル・リリースをSharpTone Records、国内リリースをオーストラリアの名門Resist Recordsから行った。

 

ボーカリストのMason BuntとJoshua Cory、ギタリストLiam Fowler、ベーシストDaniel Lohrey、ドラマーJoe Lipshamの5人体制で活動するPridelandsの鳴らすサウンドはプログレッシヴ・メタルコアをベースにしながら、ポストハードコアやオルタナティヴ・メタルを飲み込みながらダイナミックに鳴らされる。NorthlaneやThornhillを彷彿とさせるメロディワークは「これぞオーストラリア」とリスナーを唸らせる一級品のクオリティだ。

 

2021年8月10日にリリースされた「The Walls」はPridelandsのサウンドを象徴するアルバムのリードトラックで、ミュージックビデオにもなっている。同郷のBelle Haven他、やはりオーストラリアはアメリカ、ヨーロッパに次ぐメタルコア/ポストハードコア大国であり、ハイレベルなバンドが次から次へと出てくるので面白い。Pridelandsはそんなオーストラリア勢の中でもUnderoathやThe Devil Wear Pradaといった唯一無二の独創性を持つバンドの世界観に近いものをもっているように感じます。

 

 

間違いなくメタルコアシーンで輝く日が近いと感じるPridelands。しっかりデビューアルバムを聴き込んで彼ららしさを耳に染み込ませておいてほしい。ここから始まる快進撃に注目だ。

Underoath : キャリアを通じ培ったオリジナリティを現代的にアップデートした快作『Voyeurist』リリース!

 

Underoath : 1997年からフロリダ州タンパを拠点に活動するメタルコア/ポストハードコアバンド、Underoathが前作『Erase Me』からおよそ3年10ヶ月振りとなる通算9枚目のスタジオ・アルバム『Voyeurist』をFearless Recordsからリリースしました。

 

2015年に再結成。そこからメンバーチェンジもなくドラム/ボーカリストAaron Gillespie、キーボーディスト/プログラマーChristopher Dudley、ギタリストのTimothy McTagueとSpencer Chamberlain、ベーシストGrant Brandell、リード・ボーカリストSpencer Chamberlainの6人で活動を続けている。

 

 

本作はプロデューサーにThe AlmostのドラマーであるJJ Revellを起用。ギタリストのTimothy、キーボーディストChristopher、ドラマーAaronと共にプロダクション、エンジニアリングを行い、ミックスはChad Howatが担当した。

 

第1弾先行シングルとして発表された「Damn Excuses」は2021年7月14日に公開された。ファンからはこれまでのUnderoathのキャリアを全て詰め込んだ傑作と称され、既に2021年時点で本作が「2022年のベスト・メタルコア/ポストハードコアアルバムだ」との声も上がった。ダイナミックかつヘヴィなリフが独特な空気感の中を漂うように刻まれていく展開美は芸術的と言えるだろう。

 

第2弾先行シングルとして発表された「Hallelujah」は、2021年8月4日に公開された。彼らの名作『Define the Great Line』を彷彿とさせるという声も多く、個人的にはそれら彼らの代表作で見せたカオスが時を経て整理され、『Erase Me』、『Voyeurist』として形になってきているようにも感じる。現在のメタルコアシーンのひとつの潮流とも言えるオルタナティヴな香りは元々Underoathがもっていてシーンの中で育んできたものであったように思うし、なんだかんだ初期から大きなスタイルチェンジをしないままその時代の音を鳴らしてきたというのは凄いことだと思う。

 

2021年9月22日に公開された第3弾先行シングル「Pneumonia」は、アルバムの中でも異彩を放つ7分超えの大作で、ギタリストTimothyが父を亡くしたことにインスパイアされ、制作が行われたという。ポストロック、シューゲイズ、オルタナティヴロック、メロディック・ハードコアなど様々な音楽からの影響を感じながらもUnderoathのサウンドデザインで仕上げられた崇高なサウンドは、アルバムのエンディングにふさわしい一曲。ダークでありながら深みのある歌詞も素晴らしい。

 

2021年10月27日に公開された第4弾先行シングル「Cycle」はミュージックビデオにもなっており、トラップメタル/オルタナティヴラッパーとして活躍するGhostemaneとのコラボ曲。それだけでもキャッチとしては成立してますが、普通に曲が良すぎます。前作『Erase Me』と比べると、こちらの方が古参ファンは嬉しい仕上がりかもしれませんね。

 

2021年12月9日に最後の先行シングルとして発表された「Numb」は、名作『They’re Only Chasing Safety』のアップデート・バージョンとバンドは話す。ここまで公開されたシングルを聴き返してみれば分かるように、バンドがキャリアを通じて培ったヘヴィネスを再構築したような作品になっている。アルバムリリースと同時に公開された「I’m Pretty Sure I’m Out Of Luck And Have No Friends」をはじめとする他の楽曲も現代的でありながら、どこか懐かしさを感じる。

 

 

タイムズスクエアをジャックした気合の入ったプロモーションもあり、再びシーンにおけるUnderoathの存在感が強まることが期待できる作品だ。ぜひじっくりと聴き込んでもらいたい。

 

 

DIVINITIST : 漆黒の闇を更に黒く染め上げる新曲「IMITATOR OV DEITIES IN FALSE GENESIS」公開!

 

DIVINITIST : 日本を拠点に活動するデスコアバンド、DIVINITISTが新曲「IMITATOR OV DEITIES IN FALSE GENESIS」のリリックビデオをSlam Worldwideから公開しました。自身のサウンドを「Divinity Deathcore」と自称するDIVINITIST、ドゥーミーなガテラルが漆黒のブラッケンド・サウンドを更に黒く染め上げ、緩急の効いた楽曲展開で楽曲をドラマティックに仕立てていきます。

 

Fit For An Autopsy : オルタナティヴ・デスコアの可能性を示す意欲作『Oh What the Future Holds』リリース!

 

Fit For An Autopsy : ニュージャージー州ジャージーシティを拠点に活動するデスコアバンド、Fit For An Autopsyが、2019年にリリースしたアルバム『The Sea of Tragic Beasts』からおよそ2年2ヶ月振りとなる通算6枚目のニューアルバム『Oh What the Future Holds』をNuclear Blastからリリースしました。

 

 

本作もギタリストWill Putneyによってプロデュースされている。前作からメンバーラインナップに変更はなく、Willは制作メンバーとしてのみバンドに在籍している。こうしてコンポーザーがツアーやライブ活動に帯同しないケースは珍しいが、Willは数多くのレコーディング・エンジニアリングをこなしており、物理的にライブ活動に参加することが出来ないのかもしれませんね。それでも柔軟にFit For An Autopsyを動かし、ここまで成長させたのは素晴らしい偉業だと思います。

 

2021年9月25日に公開された第1弾先行シングル/ミュージックビデオは、アルバムの3曲目に収録されている「Far From Heaven」だ。オルタナティヴなクリーンパートはSlipknotやTriviumといったメインストリームのメタルバンドからの影響が強く感じられ、バンドとしてネクストレベルへ進む為に必要だった要素と言える。それでありながら、キャッチーかつドゥーミーなリフを共存させているところにFit For An Autopsyのセンスを感じます。

 

第2弾先行シングル/ミュージックビデオとして2021年10月30日に公開された「Pandora」は、高いテンションで繰り広げられるアップテンポなナンバーだ。オルタナティヴ・デスコアとも形容できる彼らのサウンドのベースになっている部分は他の楽曲にも共通しているが、こうして楽曲毎に緩急をつけながらアルバムにフックをつけているところはさすが。

 

2021年12月4日に公開された第3弾先行シングル/ミュージックビデオ「In Shadows」は、これまでのFit For An Autopsyらしいアプローチで仕上げられたナンバー。ギター、ベースのリフ、ドラミング、ボーカルそれぞれに独創的なフック感が仕込まれているのがなんともFit For An Autopsyらしい。芸術的なサウンドデザインに圧倒されるだろう。

 

2022年1月7日に公開された第4弾先行シングル/ミュージックビデオ「Two Towers」は、ニューメタルのどろどろとした雰囲気を内包しながらも、しっかりとFit For An Autopsyらしいゴージャスでヘヴィなグルーヴをまとった一曲に仕上がっている。この楽曲の一番の聴きどころはやはりリフで重々しさに中にも繊細さがあり、ドゥーミーな響きが強烈な個性を放っている。

 

アルバムリリースから公開となった「A Higher Level of Hate」、「Savages」などの楽曲も先行公開された楽曲に引けを取らず一級品の仕上がりとなっており、アルバム後半を彩る内容となっている。ラストを飾る7分近い長尺のエンディング・チューン「The Man That I Was Not」は今のFit For An Autopsyをたっぷりと味わえるドラマティックな楽曲になっている。

 

オルタナティヴな響き、特にクリーンパートは現行デスコアの中でも洗練されており、後続に強い影響を与えること間違いなしだ。こうしたスタイルで他のメタルシーンで活躍するバンドらと共に世界中のフェスティバルに出演していく流れが出来てほしいと思える。

 

年間ベスト : 2021年のメタルコア作品 TOP100 (前編)

年間ベスト : 毎年、メタルコアの年間ベストリストを作成するのは非常に時間がかかる。というのも、10枚、20枚だけでその年のメタルコアをまとめることが不可能なほど、現在世界のメタルコアシーンはアクティヴで毎日のように素晴らしいバンドが登場するからだ。今年は少し趣向を変え、100枚のアルバム/EPを選出し、1位から100位までをピックアップしてみた。全てをレビューすることは出来ないが、このリストを全てチェックすれば、2021年がメタルコアにとってどんな年であったかが、分かるだろう。

 

No.100 : Bloodshot – Mono Pneuma

 

No.99 : Asleep At The Helm – The Wire

 

No.98 : Zao – The Crimson Corridor

 

No.97 : Settle The Sky – Year of Ruin

 

No.96 : For Giants – There, There

 

No.95 : Dead/Awake – Melancholia

 

No.94 : Earth Groans – The Body

 

No.93 : VCTMS – Vol IV. Numb The Ache

 

No.92 : VENUES – Solace

 

No.91 : UNITYTX – HELLWAY

 

No.90 : God Complex – To Decay in a Deathless World

 

No.89 : D-Mad Devil – One With the Darkness

 

No.88 : 156/Silence – Don’t Hold Your Breath

 

No.87 : If I Were You – A Decade Gone By

 

No.86 : Earth Caller – There Are Things Worse Than Death

 

No.85 : Rising Insane – Afterglow

 

No.84 : Unsolicited – Unsolicited

 

No.83 : MIRE – A New Found Rain

 

No.82 : Orbit Culture – Shaman

 

No.81 : Drown This City – Colours We Won7t Know

 

No.80 : Everyone Dies in Utah – Infra

 

No.79 : Petroglyphs – Into the Aether

 

No.78 : Arcaeon – Cascadence

 

No.77 : SION – SION

 

No.76 : City State – Violent Bodies

 

No.75 : Resist The Thought – Renaissance

 

No.74 : Make My Day – Babylon

 

No.73 : Spirit Breaker – Cura Nata

 

No.72 : Antagonist A.D – All Things

 

No.71 : From the Abyss – CURES

 

No.70 : Famous Last Words – The Negative

 

No.69 : ExitWounds – Heaven is Empty (Hell is in My Mind)

 

No.68 : dEMOTIONAL – Scandinavian Aftermath

 

No.67 : Attila – Closure

 

No.66 : Employed To Serve – Conquering

 

No.65 : Invent Animate – The Sun Sleeps, As If It Never Was

 

No.64 : FRCTRD – Somehow // Somewhere

 

No.63 : Dead Soma – Faces Which No Mask Could Ever Conceal

 

No.62 : Annalynn – A Conversation with Evil

 

No.61 : Bullet For My Valentine – Bullet For My Valentine

 

No.60 : The Browning – End Of Existence

 

No.59 : The Northern – Cloudburst

 

No.58 : Blood Youth – Visions Of Another Hell

 

No.57 : Our Hollow, Our Home – Burn in the Flood

 

No.56 : Wristmeetrazor – Replica of a Strange Love

 

No.55 : No Bragging Rights – No Bragging Rights

 

No.54 : Blanket – Modern Escapism

 

No.53 : Void Of Vision – CHRONICLES I: LUST

 

No.52 : Until I Wake – Until I Wake

 

No.51 : Eyes Set To Kill – DAMNA

 

No.50 : Sailing Before The Wind – Immemorial

Beyond Deviation : ギネス記録を持つデスコアバンド 新曲「10,000」リリース!

 

Beyond Deviation : 400人のボーカル・パートが入った楽曲「Beyond Deviation 400」でギネス記録を持つデスコアバンド、Beyond Deviationが新曲「10,000」をリリースしました。本楽曲は決して1万人ボーカルが参加しているわけではなく、純粋にBeyond Deviationの新曲としてリリースされました。鼓膜を切り裂くようなハイピッチ・シャウトがヘヴィなダウンテンポ・デスコアに食い込みます。

 

 

 

IMMINENCE : 瑞々しく滑らかなメロディ光る新作『Heaven In Hiding』リリース!

 

IMMINENCE : スウェーデンを拠点に活動するポストハードコア/メタルコアバンド、IMMINENCEが前作『Turn The Light On』から2年振りとなる通算4枚目のスタジオ・アルバム『Heaven In Hiding』をArising Empireからリリースしました。

 

荘厳なサウンド・スケープによって透明感を増すボーカル、メロディ……。ポストハードコア/メタルコアの美的感覚に長けたIMMINENCEらしい一枚に仕上がっています。ミュージックビデオも必見!

 

Mirrors : オーストラリアのポストハードコア新世代! ニューアルバム『The Ego’s Weight』リリース!

 

Mirrors : オーストラリアを拠点に活動するポストハードコア/メタルコアバンド、Mirrorsがニューアルバム『The Ego’s Weight』をResist Recordsからリリースしました。既にPolarisやMake Them Sufferといった母国のメタルコア・ヒーロー達とのツアーを経験しており、自国ではネクスト・ブレイク候補としてその名前がさまざまなメディアで取り上げられている。

 

オーストラリアのメタルコア/ポストハードコアといえば、NorthlaneやThornhillに代表されるメロディライン。Mirrorsはその血を引き継ぎ、次の世代で新しい感覚を持って鳴らしている。そのヴィジュアルなどにも注目しながら、彼らがこれからどんな存在になっていくのかを創造して聴いてみてほしい。

 

 

 

Archspire : テクニカルデスメタルの歴史を変える注目作『Bleed the Future』リリース!

 

カナダ/バンクーバーを拠点に活動するテクニカルデスメタルバンドArchspireが、ニューアルバム『Bleed the Future』をSeason of Mistからリリースしました。前作『Relentless Mutation』から4年振り通算4枚目となるスタジオ・アルバムは、ギタリストDave Oteroがプロデュース、レコーディング、ミックス、マスタリングまでを手掛けている。聴いた人たちを唖然とさせる、新世代テクニカル・デスメタル・サウンドを完成させた彼らの最新作、聴きどころをまとめてみたいと思います。

 

 

ポイントその① : 唯一無二!超人的テクニカル・ボーカル

 

なんといってもArchspire最大の特徴はボーカルでしょう。ラップするかのようにグロウルで歌い上げるOliver Rae Aleronのスタイルは、”ショットガン・ボーカル”と呼ばれているそうです。先行公開された「Golden Mouth of Ruin」では、ドラミングのグルーヴと絶妙にクロスしながら、さらに強固なグルーヴを生み出しており、これはArchspire以外では聴くことが出来ないサウンドです。

 

 

ポイントその② : ボーカルだけじゃない! 全員驚愕のテクニックを披露

 

凄いのはOliverのボーカルだけではありません。アルバム中盤を盛り立てる「Drain of Incarnation」では、終始メロディアスに且つテクニカルにDean LambとTobi Morelliが爪弾くギターのメロディ、Jared Smithが操るうねり狂うベースライン、そしてなんといっても人間とは思えないマシーンぷりを見せるSpencer Prewettのドラム。楽曲の素晴らしさはもちろんですが、とにかく彼らのテクニックに空いた口が塞がらない状況のまま、何度もアルバムをスピンしてしまいます。凄すぎます。

 

 

ポイントその③ : 笑顔が素敵

 

メタルバンドは基本的にアーティスト写真で笑ったりしないですが、彼らは表情豊かでファニーな一面もよく見せてくれます。これだけ超人的なサウンドをプレイしていても、そういう一面をしっかり見せてくれるというのはファンとしては嬉しいですね。アルバムリリースに際して公開されたメンバーのお母さんたちによるリアクション動画も面白く、良いプロモーションになっていると思います。

 

 

間違いなく今年のテクニカル・デスメタルベストアルバムと言えるArchspireの『Bleed the Future』。今すぐチェックしてみて下さいね!

Frontierer 、驚愕のカオスを閉じ込めた新作『Oxidized』をリリース!

 

Frontierer : フランスを拠点に活動するマス・メタルバンド、Frontiererが、ニューアルバム『Oxidized』をリリースしました。アルバムからは先行シングルとして「Glasial Prasma」、「Opaque Horizon」のミュージックビデオが公開されており、メタルリスナーを驚愕させました。

 

マス・メタルと言えば、Car Bomb、The Dillinger Escape Plan他、ある程度キャリアのあるバンドがトップを走り続けており、後続があまり出てきていない印象がありましたが、Frontiererは正真正銘、未来のマス・メタルを牽引していく存在になります。実力は十分なので、あとはそれをフックアップするレーベルなどがつけば最強になりそうです。

 

 

Emarosa、A Scent Like Wolvesからなる新バンドThe Difference Betweenがデビュー曲「Envenom」のMVを公開!

Emarosaの前身Corsets are CagesやA Scent Like Wolves、Softspokenのメンバーからなるポストハードコアバンド、The Difference Betweenが、A Scent Like WolvesのCodyが設立した新レーベルTheoria Recordsからデビュー曲「Envenom」のミュージックビデオを公開しました。

 

オールドスクールなポストハードコアを鳴らし、いかにもアメリカン・アンダーグラウンドなバンド名、そしてビジュアルが素晴らしいです。

 

https://www.facebook.com/tdbband

 

New Old Post-Hardcore. Featuring current/former members of Corsets are Cages (aka Emarosa), Softspoken, and A Scent Like Wolves.
Chris Roberts
Chris Wethington
Cody Frain
Garrett Harper

Galleonsがニューアルバム『Galleons』をリリース!

 

オーストラリアのポストハードコアバンド、Galleonsが、セルフタイトルアルバム『Galleons』をFamined Recordsからリリースしました。マスロック、R&Bを飲み込んだDance Gavin Dance直系サウンドはハイレベル。地味ながら、2021年聴いておくべき作品だと思います。

 

The Color MoraleのGarretや、Novelists FR、ex.ALAZKAのTobiasらがゲストボーカルとして参加しており、彼らの歌声も上手くGalleonsサウンドに馴染んでいますね!

 

https://www.facebook.com/galleonsofficial