Hatebreed、新作『Fatal Paradox』タイトル曲のビジュアライザー公開 6年ぶり9thアルバムを11月6日にBLKIIBLKからリリース

アメリカ・コネチカット州出身のハードコア/メタル・バンド Hatebreedが、ニューシングル「Fatal Paradox」のビジュアライザーを公開した。同曲は11月6日にBLKIIBLK Recordsからリリースされる9thスタジオアルバム『Fatal Paradox』のタイトル曲となる。

「Fatal Paradox」は3分に満たない楽曲で、グルーヴを前面に押し出したリフとブレイクダウンを軸に構成されている。新作ではHatebreedが長年培ってきたメタリック・ハードコアを中心に、スラッシュ、Dビートなどの要素も取り込み、作品全体を通して攻撃的なサウンドを展開する。

『Fatal Paradox』は2020年の『Weight Of The False Self』以来、約6年ぶりとなるフルアルバムで、HatebreedにとってBLKIIBLK Records移籍後初の作品。長年のコラボレーターであるChris “Zeuss” Harrisがプロデュースを担当しており、バンドとZeussが再びタッグを組んで制作された。

アルバムからは先行して「Kill Count Increase」も公開されている。同曲では加速するスピード感、強烈なギターリフ、Jamey Jastaのボーカルを組み合わせており、新作の中でもスラッシュ色の強い楽曲として位置づけられている。一方、「The Carrion Choir」「Truth Is A Lion」ではHatebreedのハードコア色をより前面に押し出している。

『Fatal Paradox』には全11曲を収録。「Sacrifice Season」にはObituaryのJohn Tardyがゲスト参加するほか、最終曲にはCorrosion Of Conformityの「Poison Planet」のカバーが収められる。

Hatebreedは『Under The Knife』『Satisfaction Is The Death Of Desire』『Perseverance』『The Rise Of Brutality』『Supremacy』などを通じ、ハードコアとメタルを融合させたスタイルを長年展開してきた。近年では2016年の『The Concrete Confessional』、2020年の『Weight Of The False Self』を発表しており、『Fatal Paradox』で新たな活動期へと進む。

現在のラインナップはJamey Jasta、Wayne Lozinak、Frank Novinec、Matt Byrne、Carl Schwartzの5人。バンドは夏から秋にかけて北米でライブ活動を続け、9月4日にはSlayerのサポート、9月19日にはTurnstileとの公演、10月10日にはFurnace Festへの出演も予定されている。

『Fatal Paradox』収録曲

1. Kill Count Increase
2. The Carrion Choir
3. Decisions Become Destinies
4. Total Invincible
5. Fatal Paradox
6. Still A Threat
7. Sacrifice Season feat. John Tardy
8. Truth Is A Lion
9. Make The Demons Obey
10. None Left To Save
11. Poison Planet (Corrosion Of Conformity cover)

『Fatal Paradox』
2026年11月6日リリース
BLKIIBLK Records

Official Website

https://www.hatebreed.com/

Polyphia、4年ぶり5thアルバム『BE NOT AFRAID』を10月23日リリース決定! リオの教会で撮影した新曲「POWER IN THE BLOOD」MV公開

PHOTO: CALEB YOUNG

アメリカ・テキサス出身のインストゥルメンタル・ロック・バンド Polyphiaが、5thスタジオアルバム『BE NOT AFRAID』を10月23日にRise Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、ニューシングル「POWER IN THE BLOOD」のミュージックビデオを公開している。

「POWER IN THE BLOOD」のミュージックビデオはCaleb Youngが監督を担当し、ブラジル・リオデジャネイロにあるSão Francisco da Penitência Churchで撮影された。豪華な金箔装飾が施されたバロック様式の教会を背景にメンバーが演奏する映像となっており、『BE NOT AFRAID』で展開される新たな世界観を視覚面から提示している。

『BE NOT AFRAID』は2022年の『Remember That You Will Die』以来、約4年ぶりとなるフルアルバム。Polyphiaは2024年から2025年にかけ、マイアミ、ロサンゼルス、ダラスなど複数の場所で制作を進め、共同プロデューサーのRJ Pasin、ギタリストのSpiro Dussiasとともに新作を完成させた。

今回の制作では、Tim Hensonがこれまでとは異なる作曲方法を採用。最初にメロディを声で歌い、それをギターへ置き換えていくことで楽曲の骨格を作り、そこからメンバー全員が同じ空間でアイデアを発展させていったという。これまでの作品では各自がアイデアを持ち寄ることが多かったが、新作では最初の段階から全員で制作する、より共同作業を重視した方法が取られた。

Hensonは『BE NOT AFRAID』について、幅広い方向へ手を伸ばすのではなく、一つひとつの要素を可能な限り深く掘り下げた作品だと説明。何度聴いても新しい要素を発見できるほど多くのレイヤーがあり、テーマ面でも「これまでで最も意味のある作品」になったと語っている。

Scott LePageも、Polyphiaには同じアルバムを二度作ることができないほど進化を求める感覚があるとコメント。今作では全員で集まった状態から曲を書き始めたことで、これまで以上に制作そのものを楽しむことができ、その楽しさが作品の中に記録されたと振り返っている。

サウンド面では、異世界的なメタル、未来的なプログレッシブ・ミュージック、脈打つハウス・ミュージックを組み合わせ、サンプリングやビートメイキング、Tim HensonとScott LePageのギターワークを融合。作品全体では“善と悪”という両極端な概念を大きな軸にしている。

Hensonはアルバムについて、非常に高揚感のある勝利的な世界と、背筋が凍るほど恐ろしい世界という2つの極端なムードを行き来すると説明。「自分で聴いていて本当に怖くなる瞬間もある」と明かしている。

また、制作期間中には社会の暗い側面について深く調べていたといい、現実に公開された資料の中に、それまで話していたほど極端な内容が実際に現れる経験もあったという。Hensonは『BE NOT AFRAID』を、そうした世界の醜さによって無力になるのではなく、それに対して美しいものを作ることで応答した作品だと説明している。

アルバムからは今年、約4年ぶりのニューシングルとして「CAN YOU FEEL IT」も先行公開されている。同曲ではメタルとダンス・ミュージックを融合し、Polyphiaの新たな方向性を提示していた。「POWER IN THE BLOOD」はそれに続く新曲となる。

『BE NOT AFRAID』には全12曲を収録。公式ストアでは「Let There Be Light」「With Eyes To See」「Screwtape」「They Know Not What They Do」「Mark Of The Beast」「Near Death」「Deny The Flesh」「Fear God」などのタイトルが公開されている。

Polyphiaはアルバムを納得できる形で完成させることを優先した結果、2026年に予定していた北米ツアーを2027年へ延期。一方、11月から12月にかけて行われるUK/ヨーロッパツアーは予定通り開催され、PerturbatorとRJ Pasinが同行する。

『BE NOT AFRAID』収録曲

1. Let There Be Light
2. With Eyes To See
3. Screwtape
4. Power In The Blood
5. They Know Not What They Do
6. Mark Of The Beast
7. Can You Feel It
8. Near Death
9. J-Bomb
10. Deny The Flesh
11. Devil Get Behind Me
12. Fear God

『BE NOT AFRAID』
2026年10月23日リリース
Rise Records

Pre-order

https://polyphia.lnk.to/BENOTAFRAID

Official Website

https://polyphia.com/

moreru、「詩人に口無し」ミュージックビデオ公開! 7inchアナログ盤を10月31日にリリース

moreruの新曲「詩人に口無し」のミュージックビデオが、YouTubeで公開された。

「詩人に口無し」は、8月28日に配信リリースされたシングルの表題曲。ロックンロールパンクを軸に、モッシュパートやシンガロングパートを取り入れた楽曲として発表されている。ミュージックビデオの監督は、夢咲みちる(Vo)が務めた。

また、「詩人に口無し」は10月31日にカラーヴァイナル仕様の7inchアナログ盤としてリリースされることも決定。アナログ盤には、SIDE Aに「詩人に口無し」、SIDE Bに「思弁的射聖障害残尿論」「死の逆(生ではない)」が収録される。

【リリース情報】

moreru
Single「詩人に口無し」
2026年8月28日配信リリース

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales

【7inchアナログ盤】

moreru
『詩人に口無し』
2026年10月31日リリース
カラーヴァイナル仕様

収録曲:

SIDE A

詩人に口無し

SIDE B

思弁的射聖障害残尿論
死の逆(生ではない)

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales_7inch

大阪デスコア・バンド Dreadmeld、Remaster EP『CISTUS』配信リリース!

大阪のデスコアバンド Dreadmeldが、Remaster EP『CISTUS』を配信リリースした。

本作は、各種ストリーミングサービスで配信中。Spotify、Apple Musicのほか、配信リンクから各サービスで聴くことができる。

クレジットには、Composer / ArrangerとしてこまちだとDreadmeld、またSupport Vocalとしてイツキ/PartyPeakが参加。Mixing / Masteringはたいへーが担当した。

YouTubeでは、『CISTUS』のOfficial Audio Streamも公開されている。

 

【リリース情報】

Dreadmeld
Remaster EP『CISTUS』
配信中

Spotify
https://open.spotify.com/intl-ja/album/61tSxjavn7LUYf0G9hWsWG

Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/cistus-2026-remaster-single/6802917714?at=10l7qr

Streaming
https://linkco.re/2G8fNdFG

Signs Of The Swarm、Rob Zombieの名曲「Dragula」をカバー Will Ramos、Bam Margeraら参加のカオスなMV公開

Photo Credit: Alberto Villalobos

アメリカ・ピッツバーグのデスコア・バンド Signs Of The Swarmが、Rob Zombieの代表曲「Dragula」のカバーをCentury Media Recordsからリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。最新アルバム『To Rid Myself Of Truth』のリリース1周年を記念して発表された単独シングルとなる。

今回のカバーには、Signs Of The Swarmらしい重量感とデスコアのアプローチを大胆に投入。ドラマーのBobby Crowによると、バンドは以前からカバーに適した楽曲を探しており、The Prodigy、Slayer、Static-Xなどさまざまな候補を検討していたという。長距離ツアー中にはRob Zombieの『Hellbilly Deluxe』を繰り返し聴いて眠気を飛ばしており、「Living Dead Girl」「Superbeast」「Spookshow Baby」などもお気に入りだった。

その中で、ある日メンバーが「Dragula」をSigns Of The Swarm流に演奏したらどうなるかを口ずさみながら試したことがきっかけになった。全員がすぐに手応えを感じ、プロデューサー/エンジニアのJosh Schroederへアイデアを持ち込んだところ、ビートループや大幅に低くしたギターチューニングを取り入れながら、わずか1日ほどで形になったという。

ミュージックビデオもRob Zombieのオリジナル映像を意識しながら制作された。当初は原作をできるだけ忠実に再現する構想だったものの、適切な車を用意できず、代わりにPolaris Slingshotを使用するアイデアが浮上。David Simonichは、楽曲を現代的にアップデートするなら映像も同じように刷新しようと考え、普段のシリアスな映像とは異なる自由な方向へ進んだと説明している。

映像には多数のゲストがカメオ出演。Lorna ShoreのWill Ramos、156/SilenceのJack Murray、The Last Ten Seconds Of LifeのTyler Beam、Dying FetusのTrey Williams、August Burns RedのMatt Greinerらが登場している。Galactic EmpireのKevin Corkranもドラム隊に加わった。

さらに、プロスケーターのBam Margeraも出演した。Signs Of The Swarm側の映像スタッフを通じて声をかけたところ、Margeraがちょうどウェストチェスター周辺へ戻るタイミングと重なり参加が実現。友人のプロスケーターDalton Dernも同行し、撮影現場では倉庫内の屋根からオーリーするアイデアまで持ち込まれたという。Simonichは、撮影当日が「とりあえずやってみよう」という言葉で象徴されるような一日だったと振り返っている。

Signs Of The Swarmは2025年8月22日に6thアルバム『To Rid Myself Of Truth』をリリース。同作もJosh Schroederがプロデュースを担当し、Lorna ShoreのWill Ramos、WhitechapelのPhil Bozeman、156/SilenceのJack Murray、PrisonのJohnny Crowderらがゲスト参加している。公式ストアでは全11曲の収録内容も確認できる。

バンドは今後、Nekrogoblikon、Aborted、Party Cannon、The Last Ten Seconds Of Lifeらとともに北米ツアーを開催。10月13日のシカゴ公演からスタートし、トロント、デトロイト、デンバー、シアトル、ロサンゼルスなどを巡った後、11月21日に地元ピッツバーグでツアーを締めくくる予定となっている。

『To Rid Myself Of Truth』ストリーミング/購入

https://SignsOfTheSwarm.lnk.to/ToRidMyselfOfTruth-AlbumPR

Official Website

https://signsoftheswarm.com/

テクニカル・デスメタル・バンド Allegaeon、「Dark Matter Dynamics」MV公開 アコースティック名手Adrian Bellue参加で“ダークマター”を描く

Photo by Stephanie Cabral

アメリカ・コロラド州を拠点とするテクニカル・デスメタル・バンド Allegaeonが、「Dark Matter Dynamics」のオフィシャル・パフォーマンスビデオを公開した。同曲にはギタリスト/マルチインストゥルメンタリストのAdrian Bellueがゲスト参加しており、2025年4月4日にMetal Blade Recordsからリリースされた7thアルバム『The Ossuary Lens』に収録されている。

「Dark Matter Dynamics」では、Allegaeonが得意とするテクニカルで重量感のあるデスメタルと、スティール弦アコースティック・ギターによる繊細なサウンドを融合。Greg Burgessは、自身が愛するスティール弦アコースティックの音楽をAllegaeonへ持ち込み、さらにそのスタイルをAdrian Bellueとともに掘り下げられたことを「永遠に誇りに思う」と振り返っている。

ボーカルのEzra Haynesも、Bellueとは近年親交を深めてきたと説明。楽曲については、Allegaeonらしい科学を題材としたテーマを持ちながら、激しいギターリフの間にソウルフルでアトモスフェリックなインストゥルメンタル・パートを配置することで、アルバムの幅広さを示す一曲になったと語っている。さらにコーラス部分を、これまでのAllegaeonで「最もジャンプしたくなるリフ」と表現した。

タイトルが示す通り、歌詞ではダークマターや宇宙物理学を題材にしている。原始ブラックホール、重力レンズ、赤方偏移、暗黒エネルギー、時空の歪みなどの科学用語を盛り込みながら、直接観測することのできないダークマターを“光の亡霊”“重力の幽霊”のような存在として描いている。

今回の映像はKyle Lamarが撮影したパフォーマンスビデオ。公開時には、デンバーで開催されたFlatline FestでBellue本人を迎えて「Dark Matter Dynamics」を演奏することも発表され、同フェスにはCattle Decapitation、The Zenith Passageらも出演した。

『The Ossuary Lens』はAllegaeon通算7作目のフルアルバムで、2015年に脱退したオリジナル・ボーカリストEzra Haynesが復帰後初めて参加したフルアルバムでもある。HaynesがAllegaeonのアルバムでボーカルを務めるのは、2014年の『Elements Of The Infinite』以来となった。

アルバムはデンバーのFlatline AudioでDave Oteroとレコーディングされ、AllegaeonにとってOteroと制作した6作目のアルバムとなった。作品全体では“死”を大きなテーマに設定し、それぞれの楽曲で異なる角度から死という概念を見つめている。

「Dark Matter Dynamics」ミュージックビデオ

『The Ossuary Lens』
2025年4月4日リリース
Metal Blade Records

ストリーミング/購入

https://allegaeon.bandcamp.com/album/the-ossuary-lens

Official

https://www.metalblade.com/allegaeon/

プログレッシブ・メタルコア・バンド FERVENCE、Metal Blade Records移籍後初アルバム『Constructs』10月16日リリース決定! 新曲「Zenith」MV公開

Photo by Benjamin Zietlow

アメリカ・テキサス州オースティンを拠点とするプログレッシブ・メタルコア・バンド FERVENCEが、ニューアルバム『Constructs』を10月16日にMetal Blade Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、先行シングル「Zenith」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開している。『Constructs』は、2025年にMetal Blade Recordsと契約したFERVENCEにとって同レーベルから初のフルアルバムとなる。

『Constructs』には全11曲を収録し、人生、死、感情、人間関係をめぐる個人的な経験を、音楽と歌詞の両面から掘り下げている。ギタリストのTrent OdnealとAustin Bentleyがプロデュースを担当し、ミックスとマスタリングはZack Ohrenが手掛けた。

Odnealは2020年のデビューアルバム『Ghost』以降の作曲について、ボーカルがメロディをより自由に展開できるスペースを意識的に増やし、構成、ムード、曲の流れ、大きなコーラスへどう到達するかに重点を置くようになったと説明している。『Constructs』には『Ghost』への直接的、間接的なつながりも組み込まれているという。

Odnealは新作について、メンバーが個人としてもバンドとしても成長する中で、存在や人生に対する考え方も変化してきたと説明。『Constructs』では、これまで扱ってきたテーマをより多くの人が共有できる形で表現しながら、そこから派生する新たな題材にも踏み込んでいる。

今回公開された「Zenith」は、長期にわたる健康上の問題と、それに伴う絶望や抑うつを題材にした楽曲だ。ボーカルのStevie B.は、自分自身が健康問題と向き合うことや、愛する人が苦しんでいる姿を見る中で、「自分の身体の囚人になったように感じる」状態や、状況が決して良くならないように思える感覚から歌詞が生まれたと説明している。

FERVENCEはDeftones、Architects、Silent Planetなどから影響を受け、攻撃的なヘヴィネスと浮遊感のあるメロディを行き来するサウンドを展開している。『Constructs』では、Stevie B.のボーカルを軸に、Trent OdnealとAustin Bentleyのギター/プログラミング、Jon Danielsのベース、Chris Tufinoのドラムによる現在の5人編成で制作された。

バンドは2019年にネバダ州リノでOdnealのソロプロジェクトとして始動し、2020年に『Ghost』を発表。その後ラインナップ変更を経て、2023年にStevie B.をボーカルに迎えて再始動した。2024年にはEP『Realm//One』を発表し、同年夏にはリノからテキサス州オースティンへ拠点を移している。

アルバムのアートワークはBillelisが制作した3D作品。Bentleyによると、人間のアイデンティティ、関係性、野心、経験といったものは美しい一方で、最終的には崩壊し得る“constructs=構築物”であるという考えをビジュアルにも反映しているという。

FERVENCEは9月からアメリカ各地を巡るツアーを開催し、アルバム発売日の10月16日からはEnthronementとのツアーもスタート。ダラス、ラファイエット、シャーロット、リッチモンド、ブルックリン、ボストンなどを巡る予定となっている。

『Constructs』収録曲

1. Pathways
2. Oculum
3. Interwoven
4. Miasma
5. Maelstrom
6. The Things We Can’t See
7. Zenith
8. Ghost II
9. Ascension
10. Providence
11. Constructs

『Constructs』
2026年10月16日リリース
Metal Blade Records

Pre-order

https://www.metalblade.com/fervence/

Official Website

https://www.fervence.net/

ロサンゼルスのメタリック・ハードコア・バンド Lockslip、ディストピア小説『The Giver』に着想を得た新曲「Gray World」公開 Bleakhouseからデビューアルバム発売へ

アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするメタリック・ハードコア・バンド Lockslipが、デビューアルバム『The Conversation』を11月6日にBleakhouseからリリースすることを発表した。あわせて、King Yosefをゲストボーカルに迎えた先行シングル「Gray World」のミュージックビデオを公開している。BleakhouseはKing Yosefが設立したレーベルとなる。

Lockslipは自身のサウンドについて、mathcore、metalcore、hardcoreを混ぜ合わせたものだと説明しつつ、それらのジャンル名だけに限定されたくはないとコメント。Convergeの感情的な激しさやCar Bombの複雑なリズムから影響を受けながら、独自のヘヴィ・サウンドを構築している。

『The Conversation』では、Noah Baxterによる高速かつ激しいドラムを軸に、TJ JaegerとNick Pinderのギター、Enrique Isla-Eisenacherのベースが重なり、大規模なブレイクダウンへと展開。一方でメロディックなパートも随所に取り入れ、Sara Gのスクリームを前面に押し出している。

Sara Gはアルバムについて、現在の世界が複雑で暗く予測不可能な状態にあるからこそ、自分たちもそうした不安を反映した音楽を書きたいと説明している。新曲「Gray World」はLois Lowryによるディストピア小説『The Giver』からインスピレーションを受けて制作された。

『The Giver』では、苦しみや痛みが排除された一見完璧な社会が描かれるが、その代わりに人間が多くの感情や自由も失っている。Sara Gは、現代では痛みから完全に逃れることができず、楽しい時間を過ごしていても世界で起きている出来事を思うと罪悪感を覚えることがあると説明。その感覚から、良いものと悪いものの両方を捨てて、どちらでもない状態を選びたいと思う瞬間があるという考えを「Gray World」に重ねている。

アルバムにはKing Yosef以外にもゲストが参加。NailsのTodd Jonesが「Iconoclast」、ThirdfaceのKathryn Edwardsが「Paradise Is Not for Us」でボーカルを担当している。

Lockslipは2022年に結成され、これまでに自主制作のセルフタイトルEPを発表してきた。『The Conversation』はバンド初のフルアルバムで、ドラマーのNoah Baxterがイースト・ロサンゼルスに構えるDichotic Studiosでレコーディングとミックスを担当。マスタリングはNailsやAngel Du$tなどを手掛けてきたNick Townsendが担当した。

今後は10月24日にフロリダ州ゲインズビルで開催されるThe Festへの出演も予定されている。

『The Conversation』収録曲

1. Gray World feat. King Yosef
2. Vengeance (You’ll Be Seen By Your God)
3. Rattle of Death
4. I’m the Same
5. Speak Without Words
6. Inglorious
7. Paradise Is Not for Us feat. Kathryn Edwards
8. Cut Out the Odds
9. Young
10. Iconoclast feat. Todd Jones
11. End the Conversation

『The Conversation』
2026年11月6日リリース
Bleakhouse

「Gray World」ストリーミング

https://bleakhouse.vyd.co/GrayWorldFtKingYosef

『The Conversation』予約

https://bleakhouse.co/pages/lockslip

Official Website

https://lockslip.band

ArchitectsのSam Carterが語るMetallica、Linkin Parkとのツアー、Kornへの期待、そしてライブにおける観客との関係

世界各地の大型フェスティバルやアリーナへ活動規模を広げてきたArchitects。フロントマンSam Carterが、Sonic Temple Festival 2026でThe Jesea Lee Showのインタビューに登場し、アメリカでのフェスティバル出演、MetallicaやLinkin Parkとのツアー経験、これから始まるKornとのツアー、ライブでスマートフォンを使用する観客についての考え、楽曲のリミックス、そして自身が愛するニューメタルについて語った。

インタビューが公開されたのは2026年5月26日。番組ではArchitectsが巨大なUSフェスティバルについて語るほか、MetallicaやLinkin Parkとのツアーから学んだこと、ライブにおける「雰囲気」の重要性、ファンとの関係などが主要なテーマとなっている。

現在のArchitectsは、自分たちが憧れてきたバンドと同じステージへ立つだけではなく、その先輩たちから「大きなバンドがどのように振る舞うべきか」まで学ぶ立場になっている。なかでもSamがMetallicaとのツアーを振り返る場面からは、世界最大級のバンドがサポート・アクトへ向ける姿勢がArchitects自身にも大きな影響を与えていることが分かる。

 

アメリカの巨大フェスティバルで感じたArchitectsの成長

インタビューの冒頭では、その前週に出演したWelcome to Rockvilleについて話している。Samは同公演を「アメリカでやった中でもお気に入りのショーの一つ」と振り返り、集まった観客の大きさについても驚きを語っている。

特に印象的だったのは、アメリカでありながらヨーロッパでライブをしているような感覚があったことだった。Architectsは長年ヨーロッパの大型フェスティバルへ出演してきたが、近年のアメリカで開催される大規模なロック/メタル・フェスティバルにも、それに匹敵する巨大な観客が集まるようになっている。

Samはアメリカのフェスティバルについて、ヨーロッパでは3日間に分散していそうなほど豪華なラインナップが、一日に集まっているような感覚だとも話している。アメリカ国内で活動するバンドにとっては、週末だけフェスティバルへ飛んで出演し、その後帰宅するような動きも可能であり、それが強力なラインナップを作りやすくしているのではないかと分析している。

Welcome to Rockvilleでは悪天候によってArchitectsの出演時間が数時間後ろ倒しになったものの、結果的には暗くなってから演奏できたことで、むしろバンドの雰囲気には合っていたという。SamはArchitectsの音楽について非常にムーディーな側面があると話し、Sleep Tokenを例に挙げながら、明るい昼間よりも暗い時間帯の方が似合うタイプの音楽ではないかと語っている。

 

Bring Me The Horizon、Parkway Drive、Bad Omens――巨大化するライブ演出

現代の大型ロック/メタル公演では、音楽だけではなくステージ演出も年々巨大になっている。

インタビューでは巨大ビデオウォールなどの演出についても話題になり、SamはBring Me The Horizon、Parkway Drive、Bad Omensなどのプロダクションを高く評価している。

Architects自身はその公演でパイロを使用せず、大型のビデオウォールを中心とした演出を行っていた。一方で、大型フェスティバルでは多くのバンドが炎を使用するため、一日中見ていると次第に珍しさがなくなってしまうという冗談も飛び出した。

その中でもParkway Driveについては、ドラムセットそのものを炎に包みながら回転させるほど徹底しており、やるのであればそのくらいまで突き抜けるべきだという話になる。

Samは長年Parkway Driveと同じフェスティバルへ出演してきたなかで印象的だった光景として、Winston McCallが巨大なサークルピットの中心に立ち、その周囲を何千人もの観客が回っていた場面も振り返っている。自分だったら絶対にやりたくないと笑いながら話すほど、強烈な光景だったという。

 

次はKornと5週間――「ずっと大好きだったバンド」

Sonic Templeを終えたArchitectsは、短い休暇を挟んでヨーロッパでの活動へ入り、その後Kornと約5週間にわたるツアーを行う予定だと話している。

SamにとってKornは特別な存在だ。フェスティバルで同じラインナップになった経験はあるものの、本格的なツアーを一緒に行うのは初めてであり、オファーが届いた際には即座に喜んだという。

Architectsの友人でもあるSpiritboxがすでにKornとのツアーを経験しており、素晴らしい時間を過ごしたと聞いていることも安心材料になっている。数週間にわたって同じバンドと行動する以上、音楽的な憧れだけではなく、実際にどのような環境でツアーをすることになるのかは重要な問題だからだ。

近年のArchitectsはLinkin Park、Metallicaといった巨大なバンドのサポートも経験しており、Samはそれらのツアーで非常によく扱ってもらったと振り返っている。

 

Metallicaから届いた花とJames Hetfieldのケーキ

このインタビューで特に印象的なのが、Metallicaとのツアーについてのエピソードだ。

Samによれば、Metallicaはサポート・バンドへの接し方を非常によく理解していた。ツアー初日にはArchitectsへ花が届き、さらにJames Hetfieldからケーキまで贈られたという。Lars Ulrichは多くの日にArchitectsのメンバーと過ごし、Hetfield自身も彼らのもとへ顔を出していた。

さらにライブ終了後にはMetallicaから毎晩のように夕食へ招待され、貸し切られたレストランなどで一緒に食事をしたという。重要なのは、こうした行動が撮影やプロモーション目的ではなかったことだとSamは強調している。周囲にカメラがいるわけでもなく、SNSへ投稿するための演出でもない。ただ純粋にツアーへ参加したバンドを歓迎していた。

このエピソードはインタビュー公開後にも取り上げられ、SamはMetallicaがArchitectsを「100万ドルの気分」にさせてくれたと語っている。

Architects自身も以前からサポート・バンドに対してきちんと接することを心掛けていたという。しかしMetallicaの姿を見たことで、単に問題がないか確認するだけではなく、「本当に歓迎されていると感じてもらうこと」の重要性を学んだ。

世界最大級のバンドでありながら、自分たちより下の出演順にいるアーティストへ時間と気遣いを使う。それがSamにとって、今後自分たちがさらに大きなバンドになっていくうえでの一つの手本になったようだ。

 

Linkin ParkもArchitectsをすぐに仲間として迎えた

Linkin Parkとのツアーでも似た経験があった。

Samによれば、初日からLinkin ParkはArchitectsを楽屋へ招き入れ、Mike Shinodaから直接メッセージが届き、一緒に歌おうと誘われるような関係になった。

MetallicaとLinkin Parkはどちらも世界最大級のバンドであり、Architectsに対して特別な気遣いをする義務があるわけではない。それでも自然にコミュニケーションを取り、サポート・アクトをツアーの仲間として受け入れていた。

だからこそSamは、これから始まるKornとのツアーにも大きな期待を寄せている。

もしKornのステージで一曲歌えるとしたら何を選ぶかという質問には、「Blind」や「Here to Stay」を候補として挙げている。「Freak on a Leash」ももちろん好きだが、観客としてJonathan Davis本人のパフォーマンスを見たいというファン心理も語っており、SamにとってKornが単なるツアー相手ではなく、長年聴き続けてきた憧れのバンドであることがうかがえる。

 

観客にマイクを向ける理由――「自分たちの曲を歌ってくれるのが嬉しい」

話題はライブにおける観客との関係へ移っていく。

Samは「Animals」などの大きなシンガロングが生まれる曲で、頻繁にマイクを観客へ向ける。しかし妻から、観客は自分たちだけで歌いたいのではなくSam本人の歌も聴きに来ているのだから、少なくとも何度かは自分で歌った方がいいと指摘されたという。

Sam自身もその意見を理解している。それでもマイクを観客へ向けたくなる理由は、自分たちが作った曲が大勢の人々へ届き、その人々が一斉に歌っている光景を聴くことが純粋に嬉しいからだ。

楽曲を制作していた時点では存在しなかった何千人もの声が、ライブ会場で突然自分たちへ返ってくる。そこにはアーティストにしか経験できない特別な喜びがある。

一方で、観客側からすれば、その曲を作った本人のボーカルを聴くためにチケットを購入している。Samは両方の気持ちを理解し、「Animals」ではどこを観客に任せ、どこを自分で歌うかを意識するようになったと話している。

 

ライブ中のスマートフォンを禁止するつもりはない

現在のライブでは避けることのできないテーマとなったスマートフォンについてもSamは率直に語っている。

ステージへ出た瞬間、客席に大量のスマートフォンが掲げられている光景には、今でも不思議な感覚があるという。また、もし自分がスクリームを失敗すれば、それがすぐInstagramやTikTokへ投稿される可能性もあり、演奏者側には以前とは違ったプレッシャーも存在する。

それでもSamは、ライブ中のスマートフォンを否定する立場ではない。

Toolなどが採用しているような、スマートフォンを専用ケースへ入れて使用できなくする公演を経験した際には、ライブそのものへ完全に集中できて素晴らしかったと認めている。しかしArchitectsの観客に対して同じことを強制する考えはないという。

チケットを購入してライブへ来た人が、映像を撮りたい、写真を残したい、後で見返したいと考えるのであれば、それもその人なりの楽しみ方だと受け入れている。

そしてスマートフォンを持っているからといって、現在のArchitectsの観客がライブへ参加していないとも感じていない。スマートフォンを掲げながら歌う人もおり、シンガロングの大きさも失われていない。

Samにとってライブで最も重要なのは、観客から返ってくるエネルギーだという。

Architectsは観客から少しでも大きな反応が返ってくれば、それ以上のエネルギーをステージから返そうとする。Samは観客をライブの「心臓」のような存在として捉えており、観客が興味を示さなければ、そのライブ自体が成立しないと話している。

 

リミックスでArchitectsの楽曲に新しい生命を与える

近年Architectsは楽曲のリミックスも発表している。

きっかけは、ライブ映像などSNS用コンテンツに毎回同じ楽曲を使用することへメンバー自身が飽きを感じ始めたことだった。Dan Searleが楽曲のリミックスを制作するようになり、ライブ終了後のBGMなどとして使用したところ、ファンからフルバージョンやEPを求める反応が寄せられた。

「Everything Ends」のリミックスが好評だったことから、「Broken Mirror」でも別バージョンを制作し、オリジナルとは違った側面を楽しめる形で公開することになったという。

Samはこうしたリミックスについて、既存の楽曲へ新しい生命を与え、ファンが再びその曲を好きになるきっかけにもなると考えている。

バンドが同じ楽曲を別の文脈へ置き直すことで、作品そのものを長く生かすことができる。Architectsが現在もヘヴィ・ミュージックの枠内だけで自分たちを固定せず、新しい表現を試していることが分かるエピソードでもある。

 

DeftonesかLinkin Parkか――Sam Carterのニューメタル愛

インタビューの最後には、複数のバンドから一組を選び続けるゲームが行われ、Samはニューメタルを選択する。

最初に強烈な支持を見せたのがDeftonesだった。

Limp Bizkit、Slipknot、Korn、Mudvayne、Drowning Pool、Disturbedなどが次々と候補に登場するものの、Samはほとんど迷うことなくDeftonesを選び続ける。「Deftonesは自分にとってエリート」と表現し、ツアーが終われば『White Pony』のタトゥーを入れる予定だと話すほど強い思い入れを明らかにしている。

しかし、最後にDeftonesとLinkin Parkの二択になると大きく迷う。

両方を非常に愛していると話しながら、最終的にはLinkin Parkを選択。その後はEvanescence、Papa Roach、P.O.D.、Staind、Sevendust、Kittie、System Of A Downなどを相手にしてもLinkin Parkを選び続け、最終勝者となった。

特にLinkin ParkはArchitectsが実際にツアーをともにし、Sam自身がステージで共演したバンドでもある。幼少期から愛してきた音楽が、現在では自分自身のキャリアと直接つながっていることも、このインタビューを象徴する部分の一つだろう。

 

巨大なバンドからArchitectsが受け継いでいるもの

今回のインタビューから見えてくるのは、単にArchitectsがMetallica、Linkin Park、Kornのような巨大なバンドとツアーできるまで成長したという事実だけではない。

Sam Carter自身は現在もKornやDeftones、Linkin Parkについて、一人のファンとして興奮しながら話している。一方でArchitectsもまた、次の世代から見ればすでに大きな影響力を持ったバンドになっている。

だからこそ、Metallicaから受けた扱いが強く心に残ったのだろう。

サポート・バンドへ花やケーキを送り、楽屋へ顔を出し、ライブ後には一緒に食事をする。それを誰かに見せるためではなく、ごく自然に行う。

Samはその経験から、自分たちもサポートするバンドへより意識的に気を配り、本当に歓迎されていると感じてもらうことの大切さを学んだ。

音楽そのものだけではなく、ツアーでの振る舞い方や、後輩のバンドとの接し方まで次の世代へ引き継がれていく。

Welcome to Rockvilleでヨーロッパと同じほど巨大な観客を前にし、MetallicaやLinkin Parkとのツアーを経験し、次は少年時代から愛してきたKornと長期ツアーへ向かうArchitects。その現在地は、長年メタルコアの中で歩んできた彼らが、新たな段階へ入っていることを感じさせる。

参照元動画

The Jesea Lee Show「Architects Interview – Touring With Korn, Linkin Park & Metallica (Sonic Temple Festival 2026)」

 

Cenobia、Fearless Records加入を発表 数百万再生を記録し“AIではないか”との憶測も呼んだ謎多きアーティストが新EPへ

オーストラリア・シドニーを拠点とするCenobiaが、Fearless Recordsとの契約を発表した。あわせてニューシングル「Swallowed By The World」のミュージックビデオを公開し、6曲入りEP『Lethal Devotion』を9月18日にリリースすることも明らかにしている。

Cenobiaは2025年にデビューシングル「Devour Me」を自主リリース。その数か月後には「Throne Of Want」「Make Us Whole Again」を続けて発表し、暗号を散りばめた演出や物語性を持つミュージックビデオを通して独自の世界を構築してきた。短期間で楽曲と映像は数百万回規模の再生を集め、その謎めいた存在感から、実在するアーティストなのか、それともAIによって作られた存在なのかという憶測まで広がったという。

自身が好むビデオゲームから強い影響を受けているCenobiaは、楽曲だけでなく、暗号やストーリーを組み込んだ映像を連続する“チャプター”として展開している。その世界観を追うファン・コミュニティは「Her Collective」と呼ばれており、今回の新曲もこれまでの物語に続く作品となった。

「Swallowed By The World」はCenobiaにとって“第4章”に位置づけられる楽曲。徐々に緊張感を高めていくリフ、陰りを帯びたメロディ、大規模なブレイクダウンを組み合わせたモダン・メタルで、内面的な葛藤、執着、そしてそれを乗り越えることをテーマにしている。繊細な感情表現とヘヴィなサウンドを対比させながら、これまで続いてきた物語を次の段階へ進めている。

Cenobiaは新曲について、これが自身から届ける「第4章」であり、「終わり」であると同時に「始まり」でもあると説明。トラウマによって壊れた存在が再び形作られ、自分自身を完全なものにするために続けてきた旅が終わりへ近づく一方、新たな覚醒が始まろうとしているという物語を提示している。

9月18日発売の『Lethal Devotion』には、これまでに発表された「Devour Me」「Throne Of Want」「Make Us Whole」「Swallowed By The World」に加え、「Hypoxia」「Constellation」を収録。全6曲を通して、Cenobiaがデビュー以降展開してきた一連の世界観をまとめる作品となる。

さらにCenobiaは9月から、PRESIDENTの北米ヘッドラインツアーにサポートとして参加する予定。一部公演にはShowing Teethも出演し、Cenobiaは9月20日のシャーロット公演などに登場することが発表されている。PRESIDENTにとって初のアメリカ・ヘッドラインツアーとなるこの公演は、すでに全日程ソールドアウトとなっている。

『Lethal Devotion』収録曲

1. Devour Me
2. Throne Of Want
3. Make Us Whole
4. Swallowed By The World
5. Hypoxia
6. Constellation

『Lethal Devotion』
2026年9月18日リリース
Fearless Records

Official

https://fearlessrecords.com/

オーストラリアのWindwaker、「do or die」のミュージックビデオ公開 よりギター主体となった新作『smile, you’re on camera.』へ

オーストラリアのオルタナティブ・メタル・バンド Windwakerが、ニューシングル「do or die」をリリースし、ミュージックビデオを公開した。同曲は10月23日にCivilians/Fearless Recordsからリリースされる3rdアルバム『smile, you’re on camera.』の4曲目に収録される。

「do or die」は、世界各地で広がる政治的、社会的な分断や、インターネット上で続くイデオロギーをめぐる対立をテーマにした楽曲だ。Windwakerは、国家間の戦争だけでなく、国内政治やオンライン上での議論によって、人々の「正しい/間違っている」という考え方そのものが集団のアイデンティティとなり、互いを敵視する状況が生まれていると説明している。

さらにバンドは、こうした状況がしばしば“カルチャーウォー”と呼ばれる一方、その対立によって長年続いてきた階級間の問題から目を逸らされているという見方を示した。「do or die」では、現在起きている分断を指摘すると同時に、人々が異なるグループへ分かれるのではなく、自分たちの利益を代表しない指導者に対して共通点を見つけ、連帯することを訴えている。

ミュージックビデオはHeadstrong Films Productionが制作した。楽曲では重いギター・グルーヴ、ヒップホップから影響を受けたボーカル、エレクトロニックな要素、ファルセット、Liam Guinaneによるハーシュボーカルなどを組み合わせ、Windwakerがこれまで展開してきたジャンル横断的なサウンドをさらに押し広げている。

『smile, you’re on camera.』は、2024年の『HYPERVIOLENCE』に続くスタジオアルバム。全12曲を収録し、成長、アイデンティティ、成功、自分らしさといったテーマを通して、バンドが現在の場所へたどり着くまでに得たものと、その裏側にあった犠牲の両方を描いている。

サウンド面では『HYPERVIOLENCE』よりもギターを前面に出し、より荒々しくアナログ志向のアプローチを採用。一方で、これまでのWindwakerを特徴づけてきた多様なスタイルは維持されている。アルバムは一本の物語を描くのではなく、現在のバンドの内面を切り取った複数の楽曲によって構成され、成功を祝う側面と、人から見られ続けることによるプレッシャーの両方が扱われている。

アルバムからはこれまでに「closer」「click.」「victory lap」などが公開されており、「do or die」は新作の世界観をさらに広げる楽曲として発表された。Windwakerはアルバム発売に合わせ、10月から11月にかけて自身最大規模となるオーストラリア・ヘッドラインツアーも開催する予定となっている。

『smile, you’re on camera.』収録曲

1. low
2. closer
3. click.
4. do or die
5. dna
6. burn
7. victory lap
8. lie to me
9. wait for me
10. loser
11. overlord
12. some days

「do or die」ストリーミング

https://windwaker.ffm.to/dod

『smile, you’re on camera.』予約

https://windwaker.ffm.to/syoc

Official Website

https://windwakerband.com/

ArchspireのOliver Rae Aleronが教える「インヘイル・スクリーム」――高速デスボイスを支える呼吸、舌の使い方、リラックスの重要性

テクニカル・デスメタル・バンドArchspireで、驚異的なスピードのボーカルを披露するOliver Rae Aleron。その特徴の一つが、息を吐きながら発声する一般的なエクストリーム・ボーカルだけでなく、息を吸いながら声を出す「インヘイル (吸い込む)」を組み合わせていることだ。

YouTube動画「Archspire’s vocalist teaches me his insane inhale technique」では、Oliverが実際にインヘイルの発声方法を実演しながら、呼吸、喉の状態、舌の位置、高音と低音の作り分けなどを解説している。

Oliverはディジュリドゥ (オーストラリア先住民アボリジニの伝統的な管楽器で、世界最古の金管楽器の一つ)の演奏からサーキュラー・ブリージング (*循環呼吸。息を吐きながら同時に鼻から息を吸い、音や演奏を途切れさせずに出し続ける管楽器などの特殊な奏法)を身につけ、それをボーカルにも取り入れているという。

エクスヘイル (吐き出す)とインヘイル (吸い込む)を切り替えることで、ほとんど途切れることなくボーカルを続けられることが、Archspireの異常なまでに高速なボーカル・スタイルを成立させる要素の一つになっている。

ただし、動画の中でOliverが繰り返し強調しているのは「強く吸い込むこと」ではない。

むしろ重要なのは、その反対にある「リラックス」だった。

 

まずは声を出す前に「呼吸」を整える

Oliverが最初に行うのは、いきなりインヘイル・スクリームを出すことではない。

ウォームアップとして紹介しているのが、一般的なボックス・ブリージングに近い呼吸だ。

鼻から息を吸い、腹部や横隔膜周辺まで十分に膨らませる。その状態を少し保ったあと、口からゆっくり息を吐き切る。

本人は横隔膜周辺を意識的に膨らませることで、そこから発声するための力を得やすくなると説明している。

しかし、それ以上に重要なのが上半身を硬くしないことだという。

インヘイルでは喉周辺を力ませず、身体をリラックスさせることが重要になる。Oliverは「呼吸はあらゆることに役立つ」と話し、まず身体全体を落ち着いた状態へ持っていくところから練習を始めている。

 

インヘイルは「大量の空気を一気に吸う」ものではない

「息を吸いながら叫ぶ」と聞けば、大きく空気を吸い込むような発声を想像するかもしれない。

しかしOliverの説明は逆だ。

強く息を吸い込む必要はなく、身体をリラックスさせながら、非常に細い空気の流れを喉の中で共鳴させる。

Oliverは、完全な吸気と呼気のどちらかへ大きく振り切るのではなく、その中間に浮いているような感覚として説明している。

その小さな空気の流れを維持できるようになると、そこから力を加えたり、高音や低音へ変化させたりできる。

最初から最大音量を出そうとするのではなく、まず空気が共鳴する場所を探すことが基本になるという。

 

基本形は「O」の口と、後ろへ引いた舌

Oliverが最初に実演する基本的なインヘイルでは、口を「O」のような形にする。

舌は後方へ引き、その両側を通すような感覚で非常にゆっくり空気を取り込む。

ここでもポイントになるのは、一度に大量の空気を入れないことだ。

Oliverは、最初から高音も低音も完璧に出そうとする必要はないと説明する。まず自分が自然に出しやすい音域を見つけ、口と舌の形を確認しながら、力まず安定した音を作る。

動画内で実際に挑戦した側も、最初は高めの音が出やすい状態だった。そのためOliverは、空気量を制限したまま、もう少し低い共鳴位置を探すよう指導している。

 

低音と高音では「舌の形」が大きく変わる

Oliverのインヘイル解説で特に興味深いのが、音程を変える際の舌の使い方だ。

低い音を作る場合、胸を広げる感覚を持ちながら、舌をトンネルやチューブのような形にする。

一方、高い音では舌の両側を歯へ押し当て、舌先と歯の間に非常に小さな隙間を作る。

この隙間によって、笛のような高い音程を発生させるという。

実際、Oliverは身体側の発声を大きく変えなくても、舌の位置だけを変化させることで音程を上下させている。

インヘイルの高音について本人は、かなり「口笛」に近い仕組みとして説明している。

 

高音と低音を同時に鳴らすこともできる

さらにOliverは、高い笛のような音と低い共鳴音を組み合わせることで、二つの音程が同時に鳴っているようなサウンドも実演している。

口の前方では舌と歯の小さな隙間から高音を作りながら、身体側では低い共鳴を維持する。

結果として、一つの声でありながら高音と低音が重なったような異様な響きになる。

Archspireのボーカルが単純な低音ガテラルや高音スクリームだけでは説明しにくい理由の一つは、こうした細かな音色の操作にあるのかもしれない。

Oliver自身も、身体全体を大きく変えるというより、舌を動かすことでさまざまな響きを作り分けている。

 

「喉で作ろうとしすぎない」

動画での練習中、挑戦者はインヘイルの振動を強く喉に感じていた。

それに対してOliverは、エクスヘイル・ボーカルを覚え始めた頃と似ていると説明している。

初心者はどうしても「喉から音を出している」感覚が強くなる。しかし慣れるにつれて、口や胸など別の場所に共鳴を移していくことができる。

Oliverはインヘイルでも同様に、喉の一点だけへ集中するのではなく、胸側から音が出ているようなイメージを持つことを勧めている。

さらに「もっと強い音を出そう」と大量の空気を取り込むのではなく、吸う量そのものを減らすことも指摘している。

大きな音=大量の空気ではないという考え方が、この動画では何度も登場する。

 

「Red Goliath」ではコーラス部分をインヘイルで歌っている

単純な音を出せるようになった後、次の課題になるのが「言葉」だ。

Oliverによれば、インヘイルで言葉を発音することはさらに難しい。

一方で、既に発音を知っている単語を使うことで、口の中をどう変化させればよいのか理解しやすくなる可能性もあるという。例として使われるのが、Archspireの「Red Goliath」である。

Oliverは同曲のコーラスにあたる部分で、多くのインヘイルを使用していることを説明し、実際のフレーズを使って練習を行っている。

発音を明確にするためには、舌だけでなく口や頬を使って子音や母音を強調することも必要になる。つまり、インヘイルの音を出せるだけではArchspireのようなボーカルにはならない。その状態を維持しながら言葉を発音し、さらに高速な楽曲の中で使えるようにする必要がある。

 

「引っかき傷」のような感覚があれば問題かもしれない

実演の中でOliverは、自分がインヘイルを行っている際、「喉にスクラッチ感がない」と説明している。

もし引っかくような違和感があれば、それは良くない状態かもしれないという認識を示している。

また本人は蒸気を吸うことも好んでおり、痰などがあるとインヘイルの空気の流れを邪魔して、喉がざらつくような状態になることがあると話している。

ただし、これはOliver自身の経験と発声方法についての説明であり、医学的な安全基準を示しているものではない。

インヘイルを含むエクストリーム・ボーカルは身体を楽器として使うため、痛みや強い違和感が出た状態で無理に続けるべきではないだろう。

 

横隔膜が震えるほど頑張るより、まず「楽に出せる状態」を探す

練習を続けると、挑戦者は次第に高いスクリーチのような音を安定して出せるようになっていく。一方で、横隔膜が震えるほど身体を使っている場面もある。

Oliverは、まだ新しい発声を覚えているため身体に緊張が残っていると分析する。

同じ動作を繰り返し、構造を理解していけば、徐々に余計な力が抜けて安定したピッチを維持できるようになるという。ある音域へ入ることができれば、その後は舌を動かして音色を変化させる。

最終的にはギターで音を出すときのように、毎回「正しい場所に入れるだろうか」と考えなくても、身体がその感覚を覚えることを目指す。

 

Oliverが何度も繰り返した最大のポイントは「リラックス」

動画全体を通して、最も繰り返されている考えは技術名ではない。

「リラックスすること」だ。

Oliverは、緊張や不安がボーカルへ直接影響すると話している。身体そのものが楽器である以上、精神的な状態から完全に切り離すことは難しい。自宅では完璧にできることでも、ステージで緊張すれば同じように再現できないこともある。

そのため、自宅で練習するときから可能な限りリラックスした状態を作り、その感覚を身体に覚えさせることが重要になる。

 

ライブ中は「歌詞を覚える」のではなく、頭の中で映像にする

動画後半では発声技術から、ライブでのメンタルコントロールへ話が広がる。

Oliverが自身の歌詞を覚える際に使っている方法も興味深い。単語を順番に暗記するのではなく、歌詞から頭の中に風景や物語を作る。

本を読んでいるときに場面を想像するように、自分が歌っている内容を映画のような映像として頭の中で再生するという。そうすることで、「次の単語は何だ」「観客からどう見られている」と考える必要が少なくなり、歌詞の世界そのものへ集中できる。

結果的に緊張からも距離を置き、ボーカルをリラックスさせやすくなるという。

Oliverはこれを、俳優が台詞を単なる単語の羅列として覚えるのではなく、その場面で実際に起きている出来事として理解する方法に近いものとして説明している。歌詞を「記憶」ではなく、架空の経験として頭の中に作る。

Archspireほど情報量の多い高速ボーカルをライブで再現するうえでは、発声だけでなく、こうした記憶と集中の方法も重要になっているようだ。

 

Archspireの異常なボーカルは「力」だけで作られているわけではない

Archspireの音楽を初めて聴けば、Oliver Rae Aleronのボーカルはとにかく速く、激しく、身体へ大きな負荷をかけているように聞こえる。

しかし今回の解説から見えてくる考え方は、それとは少し違う。

強く吸い込まない。

喉を固めない。

必要以上の空気を使わない。

舌の位置によって音程を変える。

そして何よりリラックスする。

もちろん、数分の解説を見ただけでArchspireのボーカルを再現できるわけではない。Oliver自身も、練習によって身体が音の場所を覚えていく必要があると説明している。

エクスヘイルとインヘイル、サーキュラー・ブリージング、口腔内での細かな音色操作、そして高速な歌詞を処理するためのメンタル・イメージ。

一見すると力任せに聞こえるArchspireのボーカルは、実際には「どれだけ無駄な力を抜けるか」という考え方によって支えられていることが分かる映像となっている。

 

※本記事は動画内でOliver Rae Aleron本人が紹介した発声方法と経験を整理したものです。インヘイルを含むエクストリーム・ボーカルの安全性を医学的に保証するものではありません。発声時に痛みや強い違和感がある場合は無理に続けないよう注意してください。

 

参照元動画

「Archspire’s vocalist teaches me his insane inhale technique」

Haywire、Roadrunner Records移籍後初アルバム『I Don’t Wanna Say Goodbye』を10月2日リリースへ 新曲「Interstate Love Affair」ミュージックビデオ公開

アメリカ・ボストンのハードコア・バンド Haywireが、ニューアルバム『I Don’t Wanna Say Goodbye』を10月2日にRoadrunner Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、アルバムから最初のシングルとなる「Interstate Love Affair」をリリースし、Luis Hernandezが監督を務めたオフィシャル・ミュージックビデオを公開している。

『I Don’t Wanna Say Goodbye』は、2024年に発表されたフルアルバム『Conditioned For Demolition』に続く作品で、HaywireにとってRoadrunner Records移籍後初のフルアルバムとなる。バンドは先日ロサンゼルスで開催されたSound And Fury Festivalのステージで新たなレーベルとの契約を示唆しており、今回アルバム発表とともに正式な加入が明らかになった。

アルバムのプロデュースはCitizenのMat Kerekesが担当し、ミックスはThe Pit StudioのTaylor Youngが手掛けた。レコーディングはイギリス・リーズとアメリカ・オハイオ州トレドのスタジオで約3か月にわたって行われ、NOTHING、The Aggrolitesのメンバーに加え、Aaron、BruceをはじめとするHaywireの友人たちも参加している。

先行曲「Interstate Love Affair」のミュージックビデオには、Sound And Fury Festivalでのパフォーマンス映像に加え、バンドがツアーを続ける日々を切り取った映像も使用されている。2023年末の結成以来、継続的なツアー活動をバンドの核としてきたHaywireの現在地を映し出す内容となった。

Haywireは結成後短期間で『Conditioned For Demolition』を発表し、2025年にはEP『For Better Or For Worse』、No Guardとのスプリット『Shirts Vs. Skins』をリリース。2026年にはDropkick Murphysとのスプリット『New England Forever』も発表しており、ライブ活動と並行してハイペースで作品を送り出してきた。

『I Don’t Wanna Say Goodbye』のリリースに向けて、Haywireは9月からアメリカ各地でライブを開催する。Turnstile、Circle Jerksの公演でサポートを務めるほか、Louder Than Life、Riot Fest、Four Chord Music Festival、CBGB Fest、Aftershock、Furnace Fest、Sick New World、Vans Warped Tourなど複数の大型フェスティバルへの出演も予定されている。

『I Don’t Wanna Say Goodbye』
2026年10月2日リリース
Roadrunner Records

Pre-order/Pre-save

https://bio.to/Haywire617

Official Website

https://bhcaded.com/

北ヴァージニアのソリッド・メタルコア・バンド DREAMBREAKER、デビューEP『The Unbearable Weight of Heaven』をリリース! Thin the Herd VAが参加した収録曲「Entropy」MV公開

アメリカ・北ヴァージニアを拠点とするメタルコア・バンド DREAMBREAKERが、デビューEP『The Unbearable Weight of Heaven』をリリースした。あわせて、Thin the Herd VAをフィーチャーした収録曲「Entropy」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開している。

『The Unbearable Weight of Heaven』は全5曲、約16分の作品で、「Bloom」「Impure」「Sol」「Totoro」「Entropy」を収録。「Sol」と「Totoro」はEPに先駆けて2026年3月、5月にそれぞれシングルとして発表されていた。

「Entropy」はEPの最終曲に配置され、Thin the Herd VAがゲスト参加している。楽曲では重量感のあるインストゥルメンタルとメロディックなパート、感情的な空気感を組み合わせ、ヘヴィなセクションと旋律的な展開を行き来するDREAMBREAKERのスタイルを提示している。Thin the Herd VAの参加によってボーカル面にも新たな対比が加えられた。

同時公開されたミュージックビデオも、「Entropy」が持つ緊張感や感情的な雰囲気を視覚面から補完する内容となった。デビューEPのリリースと同時に公開されたことで、DREAMBREAKERにとって今後の方向性を示す最初の大きな作品のひとつとなる。

DREAMBREAKERはSpotifyでも「Northern Virginia Metalcore」と紹介されており、2026年に「Sol」「Totoro」と段階的に楽曲を発表してきた。今回の『The Unbearable Weight of Heaven』によって、それまでのシングルを含めた最初のまとまった作品を完成させた。

『The Unbearable Weight of Heaven』収録曲

1. Bloom
2. Impure
3. Sol
4. Totoro
5. Entropy feat. Thin the Herd VA

『The Unbearable Weight of Heaven』
2026年8月14日リリース

ストリーミング/Official

https://linktr.ee/dreambreakerva

From Ashes To New、「Die For You」にNeoniを迎えた新バージョン公開 いじめへの反対姿勢でも話題となった楽曲

アメリカ・ペンシルベニア州を拠点とするロック・バンド From Ashes To Newが、オルタナティブ・ポップ・デュオ Neoniをゲストに迎えた「Die For You」の新バージョンをリリースし、公式ビジュアライザーを公開した。同曲のオリジナル・バージョンは、4月17日にBetter Noise Musicからリリースされた最新アルバム『REFLECTIONS』に収録されている。

今回の新バージョンでは、姉妹デュオとして活動するNeoniがゲストボーカルとして参加。From Ashes To Newのヘヴィなロック・サウンドと、Neoniが持つオルタナティブ・ポップの要素を組み合わせ、オリジナルとは異なるアプローチで楽曲を再構築している。

Matt BrandyberryはNeoniについて、独自のアイデンティティとエネルギーを持つアーティストだとコメント。「Die For You」は両者が持つ異なるオルタナティブ・ミュージックの世界をひとつにし、新鮮で感情的、そして両者ならではの作品を作るのに適した楽曲だったと説明している。

Neoniも今回のコラボレーションについて、From Ashes To Newとともに楽曲へ自分たちの視点を加えられたことを喜び、制作を楽しんだとコメントしている。

「Die For You」は、コントロールや欲望、罪悪感によって築かれた関係の崩壊をテーマにした楽曲。Brandyberryは、相手のために自分を与え続けても決して十分ではなく、どこまで自分自身を失うことを許すのか問い直す瞬間を描いた曲だと説明している。ボーカルのDanny Caseも、誰かを満足させるためにできる限りのことをしても、決して十分だと感じてもらえない関係について歌ったものだと語っていた。

同曲はその後、ライブで歌うファンの映像に対して中傷コメントが寄せられた際、バンドがそのファンを公に擁護したことでも話題となった。From Ashes To Newはこの出来事をきっかけに、いじめに反対する姿勢を改めて示し、August Burns RedのJake Luhrsが設立したHeartSupportとの取り組みにも参加している。

「Die For You」はActive Rockチャートで15位まで上昇しており、From Ashes To Newにとって初のロック・ラジオ1位を記録した前シングル「Drag Me」に続く楽曲となる。

『REFLECTIONS』は2023年の『BLACKOUT』に続く5thスタジオアルバム。制作初期には16曲分のデモを完成させていたものの、バンドはその大部分を破棄し、最終的に2曲のみを残して作品をほぼゼロから作り直した。Brandyberryは、自分たちが得意としてきたサウンドを維持しながら、それをさらに押し広げることをアルバム制作の目標にしていたと振り返っている。

From Ashes To Newは今後もライブ活動を継続し、9月にはLouder Than Life、10月にはAftershockへの出演を予定。さらに10月にはシドニー、メルボルン、アデレード、ブリスベンを巡るオーストラリア公演も行う。

「Die For You feat. Neoni」ストリーミング

https://fatn.lnk.to/DieForYou-Neoni

『REFLECTIONS』ストリーミング/購入

https://fatn.lnk.to/reflections

Official Website

https://www.fromashestonew.com/

STARSET、ニューシングル「p a r a d 0 x 1 c」をリリース ロック、エレクトロニック、シネマティックな要素を融合した新たなサウンド

アメリカのシネマティック・ロック・バンド STARSETが、ニューシングル「p a r a d 0 x 1 c」をリリースし、ビジュアライザーを公開した。楽曲では重厚なロック・サウンド、エレクトロニックなテクスチャー、映画音楽的なスケール感を融合し、バンドがこれまで築いてきた世界観をさらに押し広げている。

「p a r a d 0 x 1 c」は、広がりのあるメロディ、細かな電子音、ダイナミックな展開を重ねながら進行する楽曲だ。一般的なロックの構成へ収まるのではなく、ひとつの映画的なシークエンスのように徐々に音像を変化させ、新たなテクスチャーを提示していく。

同時公開されたビジュアライザーでは、未来的な映像表現を通して楽曲の世界を拡張。テクノロジー、孤立、発見といったSTARSETの作品で繰り返し扱われてきたモチーフとも結びつき、音楽と映像を組み合わせた没入型の表現が展開されている。

今回の楽曲では、Joe Rickardが再びプロデュースを担当した。STARSETは2025年に5thアルバム『SILOS』をリリースしており、その後も「WE ARE EMPIRE」など新たな楽曲を発表している。Fearless Recordsの公式プロフィールでも、Dustin Bates率いるSTARSETは音楽、映像、ARを取り入れたライブ、グラフィックノベルなど複数のメディアを横断しながら、科学とフィクションを組み合わせた独自の物語を展開してきたバンドとして紹介されている。

また、STARSETは9月から北米ツアーに参加する予定。Breaking Benjamin、Chevelle、Kami Kehoeとともに9月2日のカムデン公演からスタートし、トロント、デンバー、ラスベガス、アナハイム、フェニックス、タンパなどを巡り、10月24日のブリストウ公演まで日程が組まれている。

「p a r a d 0 x 1 c」ストリーミング

https://starset.ffm.to/parad0x1c

Official

Home