2019年にリリースした『All Hail』以来3年振り、通算9枚目となる本作は、長年鳴らし続けてきたマスコア/カオティックをゴージャスにメタルコアに落とし込み、多くの楽曲がドラマ性を持つ。先行公開されたシングル「Call for the Blood」、「Spearmint Revolt」、「Sleep Explosion」とリードトラック級のキラーチューンが続々と公開され、Norma Jeanファンはさぞこのアルバムを楽しみにしてきたことだろう。今年からベーシストにMichael Palmquistが加入し5人体制となった彼ら。再びシーンにおける存在感を強めていくことだろう。
Hollywood Undeadの待望の8枚目のスタジオ・アルバム、『Hotel Kalifornia』がついにリリースされた。
先行配信シングルの「Trap God」、「City Of The Dead」、「Wild In These Streets」を収録した『Hotel Kalifornia』は、Hollywood Undeadの魅力を最大限に引き出したアクション満載の14曲入りアルバムで、リリースと併せて公開されるリリックビデオ付きの「Hourglass」(日本時間8月13日1:00AM公開)がその証拠となる。この曲は、ジャンルにとらわれず、LAのストリートの精神があふれ、アンセミックなフック、ウィットに富んだ歌詞、ユニークな構成を重ね、Hollywood Undeadの真骨頂といえる名曲に仕上がっている。『Hotel Kalifornia』は、各配信プラットフォームで数々の主要プレイリストに選曲され、US Rock & Active Rock Radioではトップ40入りを果たすなど、絶大な支持を得ている。
2021年、バンドはナッシュビルとロサンゼルスで、プロデューサーにErik Ron(I Prevail, Godsmack)、Andrew Migliore(Sueco, Zero 9:36 Papa Roach)、Drew Fulk(Ice Nine Kills, Lil Wayne, Lil Peep)を迎えレコーディングを行った。対面での作業により、Hollywood Undeadは、彼らの原型となる作品の抑えきれない激しさを、長年のツアーで磨きをかけることにより、再燃させた。
『Hotel Kalifornia』トラックリスト
1. CHAOS
2. World War Me
3. Ruin My Life
4. Hourglass
5. Go To War
6. Alone At The Top
7. Wild In These Streets
8. Dangerous
9. Lion Eyes
10. Trap God
11. Happy When I Die
12. Reclaim
13. City Of The Dead
14. Alright
<Hollywood Undead>
2005年に結成されたHollywood Undeadは、現代のバンドとしては前例のない成功を収め、水面下でメインストリームへの道を歩み続けている。現代のプレイリストを飛び回るジャンルレスなブームに先駆け、彼らは初日からスタイルの境界線を超えた活動を展開。ラップ、ロック、エレクトロニックを融合させた2008年のデビュー作『Swan Songs』はプラチナ認定となった。2011年のゴールド・セラー『American Tragedy』はビルボードトップ200で4位にランクインし、2013年には『Notes from the Underground』が2位を記録。『Day of the Dead』(2015年)と『Five』(2017年)でグループの総ストリーミング数は10億を超え、『New Empire Vol 1』と『New Empire Vol 2』はSpotifyとYouTubeでの合計再生回数が20億という驚異的な数字を叩き出した。
Brandon Brown: Vocals/Lyrics
Ryan Brumlic: Lead Guitar, Keyboard/Synth and Backing Vocals
Nick Weyers: Rhythm Guitar
Andrew Kim: Session Bass
Kevin Paradis: Drums
2010年代初頭、メタルコア/ポストハードコア・シーンの重要バンドとして、Woe, Is Meの存在感は抜群だった。Rise Recordsに所属していたことで知られるこのバンドは、結局10年近く前にラインナップの入れ替わりを繰り返しながら解散してしまった。バンドは解散を経てIssuesを結成し、両バンドはその後のスタジオリリースで互いに軋轢を生んだ。Woe, Is Meは結局、2013年の『American Dream EP』リリース直後に消滅してしまった。
Woe, Is Meは2010年にVelocity Recordsから『Number[s]』をリリースし、デビューを果たした。『Number[s]』の成功を経て、メンバーラインナップをバタバタと変えながら、Woe, Is Meから脱退したメンバーによるIssuesが大ブレイク。その影でリリースされた『Genesi[s]』は、素晴らしいアルバムであったものの、かつての勢いはなくなってしまった。そしてWoe,Is Meは解散の一途を辿ったのだ。
2022年7月25日、Woe, Is Meの元メンバーが30秒のティーザーをTwitterなどのSNSにアップロード。新世代のWoe, Is Meは、HanceとMichelがボーカルを担当し、バンドの両時代を衝突させたようなものになりそうだ。このティーザー以外には、彼らの復帰に関する情報はない。タグ付けされたメンバー全員がソーシャルメディアのバイオグラフィーにWoe, Is Meを追加しているので、明らかに何かが進行中であることが伺える。続く情報を楽しみに待とう。
ルイジアナ州ニューオーリンズを拠点に活動するブラック/デス/スラッシュ・メタル・ベテラン、Goatwhoreが、新作フルアルバム『Angels Hung From The Arches Of Heaven』をMetal Blade Recordsから2022年10月7日にリリースすることを発表、アルバムの収録曲「Born Of Satan’s Flesh」のミュージックビデオを公開しました。
「このレコードは非常に生々しいが、混沌の中で明瞭さが形作られていると表現したい」とボーカルのLouis Ben Falgoust IIは述べている。「このアルバムは、私たちがこれまでやってきたことの旅であり、私たちが前進するための新しいアプローチでもあります。作曲するときは、主に音楽と、それを演奏することの楽しさに焦点を当てるんだ。他人を喜ばせるために書くのではありません。特に毎晩のツアーでは、ライブで演奏することを楽しみたいんだ。
USブラッケンド・デスコア、Lorna Shoreがニューシングル「Cursed to Die」をCentury Media Recordsからリリースしました。これぞ「Lorna Shore」というべき美しきオーケストレーション、そして全てが弾けるようにして打ち鳴らされるブレイクダウンの威力。必聴です。
ジョージア州アトランタのクリスチャン・メタル・バンド、Becoming The Archetype が新曲「The Remnant」のミュージックビデオを公開しました。この楽曲は、Solid State Recordsから2022年8月26日にリリースされるニューアルバム『CHILDREN OF THE GREAT EXTINCTION』の収録曲。
Jason Wisdom (ボーカル/ベース)、Seth Hecox (ギター/キーボード/ボーカル)、Brent “Duck” Duckett (ドラムス) という変わらぬ3ピースで復活を果たした彼ら。プログレッシヴ・メタルコアの影響色濃く感じるリフワーク、うねるベースライン、ずっしりとグルーヴ生み出すドラミングが醸し出す強烈なサウンドは必聴だ。
USデスコア・バンド、BLIGHTが、Dead/AwakeのDillon Hareをフィーチャーした新曲「Circle of Bones」をリリースしました。ビートダウンすることに命を懸ける彼ら、ダウンテンポ・スタイルの楽曲で銃声サンプリングを組み込みまくりながら展開。Dead/AwakeのDillonもファックと叫びまくります。
アメリカン・デスコア・バンド、Retualist が、新曲「Teeth and Concrete」をリリースしました。Chelsea Grinを彷彿とさせるミッドテンポでキャッチーなデスコアに怪しげなクリーン・パートをぶち込んだダークな仕上がり。プログレッシヴな刻みもありつつ、ブルータルなドラミングもえぐいです。